今週のスクール質問箱 — Ask Roger — Vol.2
❓ 今週の質問
「うちの子、伸びてますか?」
この一言に、うまく答えられなかった経験はありませんか?
少し笑顔でごまかしながら、
「楽しそうにやっていますよ」と答える。
でもそのあと、なんとなく残る違和感。
——本当に、これでよかったのか。
実はこの相談、スクールの先生やオーナーの方から、本当によく聞きます。
そして多くの方が、同じことを言います。
「子どもたちは楽しそうなんです。でも、それをどう伝えればいいのか分からなくて…」
💡 Rogerより
「楽しそう」なのは、とても大切です。
ただ、保護者が本当に知りたいのは、そこではありません。
「この子は、ちゃんと変わっていますか?」
ここなんですよね。
私がスクールに入ると、ほぼ必ず聞く質問があります。
「生徒の成長って、どうやって記録していますか?」
これに、すぐ答えられるスクールは、正直ほとんどありません。
テストの点数や出席記録はある。
でも——
「3ヶ月前と比べて、何ができるようになったのか」
これを説明できる仕組みがない。
そして、保護者にそれを“見せる”機会もない。
あるスクールで、こんなことがありました。
保護者の方が、少し不安そうにこう聞きました。
「正直、あまり成長している感じがしなくて…」
でもその子は、実際にはちゃんと伸びていたんです。
◉ 自分から英語で挨拶ができるようになっていた
◉ 先生の指示を聞いて動けるようになっていた
ただ、それが誰にも「見えていなかった」だけなんです。
これは感覚的な話ではありません。
実際に、英会話教室を検討する保護者111名への調査でも、
入会前の不安で最も多いのは「成果が出るのか」「子どもは成長するのか」という点でした。
また、オンライン英会話では「効果を感じるまでに3ヶ月以上かかる」と考える保護者が多い一方で、
成長を実感できないまま短期間でやめてしまうケースも少なくありません。
つまり保護者は、最初から「成長の証拠」を探しているんです。
ただ、ここで一つ見落とされがちなポイントがあります。
多くのスクールでは、テストやワークシートを使って「できているか」を確認しています。
もちろん、それ自体は大切な取り組みです。
ただ、少しだけ視点を変えてみてください。
もし自分が保護者の立場だったら——
「スクールの中での評価だけで、本当に安心できるのだろうか?」
スクールで「よくできました」と言われた内容を、
ある日ふと家で同じように聞いてみたとき、子どもが答えられなかったら。
その瞬間、保護者は何を感じるでしょうか。
評価が間違っていた、という話ではありません。
「スクールの中ではできている」ことと、
「どこでもできるようになっている」ことは、少し違う。
このギャップが、見えない不安につながっていきます。
では、どうすればいいのか。
🔑 現場で私が必ず入れるのは、この3つです。
① 成長の“見える化”
テストの点数ではなく、「できるようになったこと」を記録する。
「自分から話せた」
「指示を理解して動けた」
こういう変化こそ、本当の成長です。
② 保護者へのシンプルな共有
月に一度、3行で十分です。
▶ 今月できるようになったこと
▶ 来月に向けての目標
▶ 先生からのひとこと
これだけで、保護者の安心感は大きく変わります。
③ 小さな“見せる場”をつくる
学期に一度でいい。
保護者の前で、「今できること」を見せる機会をつくる。
人は、自分の目で変化を見たときに初めて納得します。
🏫 同じ悩みを感じている方へ
「うまく説明できない」のは、先生の問題ではありません。
仕組みの問題です。
逆に言えば、この仕組みを整えるだけで、
継続率も、口コミも、大きく変わります。
実際、習い事全体の調査でも、
保護者が「やってよかった」と感じる理由の多くは、
「日常の中で成長が見えたこと」でした。
もし今、
保護者対応や継続率に少しでも不安があるなら、
一度だけ、立ち止まって考えてみてください。
「うちのスクールは、成長を“見せられているか”?」
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✏️ 編集後記
子どもの成長は、ちゃんと起きています。
ただ、それが見えていないだけです。
見えなければ、伝わらない。
伝わらなければ、信頼にはつながらない。
保護者が最初から「成果」を求めている今、
ここはもう、避けて通れないポイントだと思っています。
参考データ出典:
コトスタkids「英会話教室利用保護者111名アンケート」2025年 / マイホームマガジン「子どもの習い事調査」2022年
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