自分を出せなかった私が、教育の未来をつくりに行く
自分を出さなくなった子ども時代
私が生まれた家はお寺でした。小さい頃からお寺に訪れる人の対応をし、自然と、「さすがお寺の子だ」と言われるような振る舞いをしなければいけないと思うようになり、自分を出さないことを覚えました。
それでも、学校の定期テスト期間や受験勉強の時期は、勉強したいという思いがありました。しかし、お寺の行事や来客があれば、家を手伝いなさいと言われ、それでも成績は下げてはいけないという状況で、昼間は家の手伝いを、勉強は寝る時間を削ってという18年間を過ごしました。
奇妙だった。だからこそ見に行った。
大学進学後、私は一人暮らしを始め、自分の時間が増えました。家庭の事情を気にせず、自分の好きなことを勉強できる環境が本当に嬉しく、専門の数学と教職課程の勉強に打ち込みました。
そこで知ったのが、「フリースクール」という言葉でした。 “さすがお寺の子” “親の言う通りに”といったことを身に着けて育った私には、学校に行かないという選択肢が、非常に奇妙に感じました。「これは言葉だけで知った気になってはいけない、自分の目で見たい」という思いと、これまでとは違い、どんな学びにも自分から向かっていける環境が私を後押しし、地域のフリースクールに「通わせてください」とメールを送りました。
私の大学4年間
フリースクール、家庭教師、集団塾、通信制高校、中学校研究発表会、夜間中学校・・・
授業やアルバイトで忙しい中、ある時間を限りなく使って、様々な学び場を経験しに向かいました。それぞれの場所で多様な人に出会い、ある時は幼稚園生から、ある時は90歳近いおばあさんから、“先生”と呼ばれました。
どこに行っても、自分の知らなかった景色が次々に見えました。
新しい場所への挑戦はいつも少し怖かったけど、その挑戦に後悔したことはありませんでした。そうして私は、少しずつ自分を出せるようになってきました。
なりたい自分
私は教育の世界に、新しい価値を創る人になりたいと思っています。
具体的にどんな価値か、何をするのか決まっていませんが、全ての人が多様な選択肢を持てる世界を、学ぶ人が未来をあきらめない世界を、つくりたいです。
そして、困難なことに直面しても、以前のように自分を押さえつけることをせず、これからはもっと、自分らしさを出せる人になっていこうと決めています。
株式会社NIJIN インターンの挑戦
NIJINは確実に、教育に変革を起こしています。私はそこに惹かれました。
インターン生が経験できることも、学校の中で企画をするのではなく、学校自体をつくっていくわけです。常識を超えた経験ができるインターンです。
その分、楽な仕事はありません。
それでも、私は挑戦をやめません。
つい4年前までは自分をまったく出せなかった私が、教育の未来をつくります。
「何でもできる」「何にだってなれる」
これを私自身が体現したいし、誰だってこう思える日が来るよう、NIJINで頑張っていきたいと思っています。