「何回サーバ落とせば気が済むの?」——新人研修の終盤で起きた、忘れられない一日
新人研修もいよいよクライマックス。
30人・6チームが同時に動かしたその瞬間、サーバは静かに落ちました。
これは“事故”ではなく、現場が教えてくれたリアルな学びの話です。
https://aontechblog.blogspot.com/2026/02/30.html
新人研修、最後の山場
30人の新人が、6チームに分かれて作り上げたプログラム。
研修も大詰めを迎え、「実際に動かしてみる」フェーズに入りました。
ここまでは、順調に見えていました。
Cosminexusという選択と、制約
今回は日立のCosminexusを使用。
企業向けミドルウェアとして信頼感は抜群です。
しかし、ライセンスの都合で全員分は配れない。
手元にあるのは、1台のPCに入れるCDが1枚だけ。
——そう、まだソフトウェアはCDからインストールする時代でした。
苦渋の決断
選んだ構成は、自分の開発PCにサーバを立て、
1サーバで6グループ分のインスタンスを動かすというもの。
30人全員が、同じPCにアクセスする構成です。
「少し画面を確認するだけ」「画像も少ない」
正直、ここまで影響が出るとは思っていませんでした。
想定外は、現場で起きる
3チーム、4チームまでは耐えました。
しかし5チーム目から挙動が怪しくなり、
6チームが同時に触れた瞬間、サーバは一気にダウン。
PCは無事。落ちたのはサーバのインスタンスだけ。
性能問題を、目の前で体験することになりました。
仕様にない出来事から学ぶ
対応仕様はありませんでした。
なぜなら、想定していなかったから。
でも、この失敗で強く実感しました。
設計は、紙の上では完成しない。
人が触り、負荷がかかった瞬間に、本当の姿が現れるのだと。
失敗を共有できる現場こそ、成長の土壌になる
サーバを落とした経験は、痛い。
でもそれ以上に、チーム全体の理解と視野を広げてくれました。
この現場で得た学びは、次の挑戦に必ずつながります。
私ならできる!明日から踏み出す