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「突き詰めるとできないことの方が少ない」大手人材会社で営業賞を総なめにした山根がアンカーでの変化を振り返る。

山根 魁/Kai Yamane(29)
山口県下関市出身 2021年2月入社
グロースマーケティング事業部 クライアントグロース課
趣味:サッカー、服

冷静沈着、淡々とした第一印象とは裏腹に、人一倍勝ちへのこだわりを持つ山根。小学校からサッカーを始め、中学で県内トップクラスのクラブチームに所属、高校は全国でも有名な強豪校に特待生として入学。新卒で入社した大手人材会社では新人賞、プレイヤー賞、マネージャー賞を受賞し、入社後わずか2年半で課長昇進を果たした実績をもつ。アンカーに入社して丸3年。「前職の4年間よりも圧倒的に早かった」と、語る山根に3年間の変化を聞いた。

上だけを見る

強豪チームでのサッカー経験、前職での数々の営業賞受賞。なぜ、そこまで成果を残すことができたのか。

当時は誰よりも売りたいという気持ちはもちろんのこと、売れてないとダサいと思っていて。それに受賞すると、給料や社内ステータスが上がるため、かなり意識していました。入社1年目は800人近くの同期が賞を目指すのですが、大半は途中で諦めてしまっていましたね。

閑散期も含めて成果を出し続けるためには、自らを律することが不可欠で。ランキング最上位をベンチマークして、とにかく上だけを見て成果を上げ続ける。そうすると、自ずとやるべきことや課題がどんどん見つかるんです。

その中でも行動量と効率性はやっぱり大事だと思います。たとえばテレアポって架電数をKPIに置く会社が多いのですが、むやみにかけても僕はあまり意味がないと思っていて。大事なのはリストの前準備と、つながってからのトークの質。寝る前にリストを作ったり、売れてる営業の方の商談に同行して自分仕様に落とし込んで、ひたすら営業力を磨いていました。

何事も本気で取り組む習慣は両親の影響かもしれません。「やるなら本気で」「勝者であれ」という価値観が強かった。サッカーの試合後に数時間、録画を振り返りながら説教されることなんて、ざらでしたね。僕自身もやるならレベルの高い環境で上を目指したかったので、サッカーに本気で打ち込んだ経験がいまに繋がっているんだと思います。

成長実感を求めて

前職ではその実績の高さから、順調にキャリアを駆け上がっていた山根。一転してデジタルマーケティング業界に転職した理由とは。

辞める半年ほど前から、徐々に自己成長を感じる機会が少なくなっていました。ここでキャリアアップしてもマネジメント比率が増える一方で専門的なスキルや知識を身に付けるのは難しい。それに既存顧客が定着していたので継続的な成果は見込めるけど、現状に甘んじていることに危機感を覚えるようになったんです。

営業の次は専門スキルの習得。と思って、営業スキルを生かしつつ専門スキルも身に付けられるデジタルマーケティング業界に目をつけることに。誰もが知る業界大手の会社に転職した友人から「給与は高いけどマーケ全体から切り取った一部分の業務しかできないから、スキルの幅が広がるわけではない」と聞いていたので、ベンチャーに絞っていました。

施策に制限がなくて、未経験でも関西の業界中で一番給与が高かったことがアンカーの決め手です。それに以前、部下の営業同行でアンカーに来たことがあって。人が良さそうだと感じていたこともありますね。

できないことはない

アンカーに入社して丸三年。自身に感じた変化とは。

2021年の入社当時はいまほど体制が整っていなくて。でも案件はいまと同じように溢れていたので、とにかく自ら掴みに行く毎日でしたね。その場しのぎでなんとかなることもある営業とは違って、マーケティングは数字ありきで話が進む。専門知識がないとクライアントから信頼を得ることはできないので、インプットする姿勢は格段に強くなりました。

それに入社後、わりと早い段階でマインドにも変化がありました。無理難題でも「どうやったらできるか」と、考えられるようになった。経営陣から無茶なリクエストがあったとき、現実思考が強くて「無理やろ…」って内心思うこともあったけど、結局形になることを何度も目の当たりにして。

突き詰めると、できないことの方が少ないことに気づいたんです。無茶ぶりも前例のないことにも、できる方法を考え続けられるようになったことは、アンカーで得た一番の財産だと思っています。

新たな武器をつくる

入社半年で予算の大きい顧客を担当することになった山根。当時を振り返りつつ、今後について聞いた。

川上から川下まで一貫して携われることが、アンカーの醍醐味ですよね。入社半年で月の最大予算が数千万円にのぼる大きなクライアントを担当させていただいて。関係構築に注力して、担当の方から電話で「事業をこうしていきたい」と相談を受け、夜な夜な話し込むことも珍しくありませんでした。

施策では効果がシュリンクしていた比較サイトを構築し直したことは、一つ大きな出来事でしたね。全キーワードを開放して、すべてのデータを一から検証して再構築するという大掛かりな提案。クライアントに納得いただけるように毎日レポートを提出したり、PDCAを高速回転させたり、「数値がこの基準に達したら、こういう意思決定をする」と細かくシュミレーションを設定したりして。結果、成果を3倍に伸ばすことができました。

今後はアンカーの可能性を広げられるような新たな領域で実績を作って、サービスとして横展開できるレベルまでもっていきたい。その布石としていま、アンカー初の試みとなるオフライン施策に挑戦しています。新たな武器を作れば、会社の提供価値も拡充されるし、自分の経験値も上がる。天井のないアンカーで、自己成長をするべく新たな領域にチャレンジし続けたいと思います。


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