【インタビュー#2 代表・佐藤弘規 -後編- 】10年後が全く読めないくらいの会社に。面白い方へ、変わり続ける組織でありたい。
NoteでありのままのCHASEを発信したい。まずは、客観的な視点でCHASEを知ってもらいたい。そんなことを考え、普段はチームを組んで仕事をしている外部パートナーさんに、改めてCHASEについて知ってもらい、それを表現してもらうことを考えました。
まずは社長の佐藤をはじめ、社員のインタビューを実施。1人あたり1時間半ほどお話する、力の入ったものになりました。ソトからCHASEを見てみたら。私たちがどんな人、どんな会社に映るのでしょうか。
CHASEの社員インタビュー、1本目は代表・佐藤弘規(後編)です。
(前編はこちらから)
インタビューの後半は、佐藤の考えるCHASEのプロデューサー像について。「何者にもなれなかった者がなれる、究極のジェネラリスト」だと佐藤はいいます。
佐藤弘規
CHASE株式会社CEO。学生時代は剣道部。博報堂では営業職として、トヨタ自動車やLIONを担当。イベントプロダクションでのプロデューサー経験を経て、2020年にCHASEを立ち上げ。
提言し、実行まで。
どんな課題でも応えられるプロデューサーに。
――ビジネスでは、いつも相反する2つのことがあれば、どちらかを選ばなければならない。それが「選択と集中」と呼ばれるもの。でも佐藤さんは、その相反するものから「選択」するのではなく、2つともを「成立」させるやり方を模索したいと思った。そのためのアイデアやアプローチを出していくのがCHASEってことですよね。
CHASEであり、今で言うと、CHASEのプロデューサーですね。どちらかを選ぶのではなく、どちらも成立させる。そのためにあらゆる手段を検討するので、CHASEのプロデューサーはジェネラリストでなければなりません。
――何でもできるプロデューサーであれ。
そうですね。まずは何でもできる。お客様に「これできる?」と聞かれたら「できます」と即答できること。CHASEは映像プロダクションでもイベントプロダクションでもない。手段は問わず、何にでも応えるチームです。ただ、それだけでもまだ足りない。
――まだ足りない、とは? CHASEのプロデューサーには、もう一段階求められることがあるんですね。
お客様からの要望に応えるだけじゃダメなんです。課題に対し、「もっとこうした方がいい」まで言える。そしてそれも実現できる。もちろん、どんな課題でも全て。うちのプロデューサーはそういった、究極のジェネラリスト集団であってほしいです。
――課題に対して「もっとこう」と提言できる、かつその実行まで「できます」と言える。これまでの佐藤さんのご経験ともつながりますね。
それを積み重ねていくと、「あの人に相談すればなんとかなるかも」という信頼が生まれるんですよね。自分自身を頼ってもらえるようになる。究極のジェネラリストであるプロデューサーは、人間としての魅力にもつながっているのかなと。
まずは見よう見まねで面白がってみると、
人生に面白がれることが増える。
――となると、究極のジェネラリストになろうとするには終わりがないですね。何か特定のスキルを身につければ完成ではないから。
そうですね。選択肢・引き出しを多く持っていなければならないし、それを増やしていかないといけない。難しく聞こえるかもしれませんが、見よう見まねからでもいいんですよ。できそうなところから、手を動かしてみる。
――身の丈にあったことよりも、少し背伸びしたことをやった方が、成長できる。
まさにそう。そのためには様々なことに興味を持つこと、考えること、専門的なことを知っている仲間と関わること、そしてやってみること。たとえば、この会議室ってCHASEメンバーと自分たちでつくってるんです。もちろん空間デザインもインテリアも施工も、僕らは全然知らない。でも調べたり人に聞いたりしながらやってみました。
――この会議室の照明も、こだわりの照明なんですよね。
覚えてるなぁ。盲腸で入院してるときに、病室からネットでめっちゃ照明見て選んだんですよ(笑)。やってみると、面白いポイントがちょっとずつわかってくるんです。空間デザインってこういうところが大事なんだな。こだわりはこのあたりに表れるものなんだな。とかね。そうすると、人生で面白がれることも増える。
――普通はプロに任せるのがいいと思ってしまいそうだけれど、自分でやるからこそ、プロが何を見ているのかが自分の視点として見えてくるってことですね! 人生で面白がれることが増える、とは具体的にどんなことですか?
仕事で他の会社のオフィスやイベント会場に行くでしょう。オフィスの改装を自分たちで経験して以降、ちょっと見ちゃうんですよ。この施工どうやってやってるんだろう? ここのデザイン面白いな。とか。そういうのを意識的に面白がれるようになる。たとえばこのモニター、壁に直接くっついているように見える。配線どうなってるんだろう、と思いませんか。普通の人は思わないですよね。でも僕らは、自分でやったから考えちゃうんです。考えるのが面白くなるんです。
専門性はすぐに身につかない。
でも、「興味を持つ」ならすぐできる
――意識的に面白がることの大切さってありますよね。何にでも興味を持つことの大切さ。
ジェネラリストになるために重要なことかもしれません。いきなり何でもできる人にはなれない。でも、何でも興味を持つ人ならすぐなれるんです。
――「究極の」というと難しく思えますが、本当は誰でもいつからでも目指せるのがジェネラリストなのかもしれませんね。
本当にそう。ジェネラリストは何でもできる人を目指すべきだけれど、「完璧主義者」とは違う。JOYとかFUNとか、そういった気持ちが根底にはあるのかな。あるいは究極のジェネラリストは、何者にもなれなかった人がなれるものです。
――もちろん意識的に面白がったり、実際に手を動かしてみたりを徹底的にやるからこそなれるものではあるのでしょうけれど。そこが「究極の」ってことですよね。「面白がる」といった、ある種ポジティブな姿勢を崩さないことも必要なのかなと感じます。
前向きさは必要ですね。僕はよく「だとしたら」と言うんです。仕事って順調に行くことばかりじゃないでしょう。そのときに、「だとしたら」という考え方はとても大事。いろんな事情で企画が却下になった。だとしたら、こう修正すればみんなWin-Winだ。トラブルが発生した。だとしたら、こういう対応で早く解決しよう。色んなものに興味を持っていれば、次へ、次へ、と多くの選択肢をとることができるようになるはずです。
「変わる」は褒め言葉。
変わり続ける人の集まる会社に。
――究極のジェネラリストになろうとするには、終わりがない。でも終わりがないからこそ、佐藤さんやCHASEメンバーにとっては楽しいのかなと感じました。
むしろ終わりなく、変わり続けたいです。CHASEという社名は、「カーチェイス」からとったものですから。
――走り続けろ、ってことですね。
そのとおり。クライアントの全てに応えるために、変わり続ける人でありたいし、そういう人の集まる会社にしたい。
――「あの人変わったね」というと、ネガティブな印象に響くこともあります。しかし佐藤さんにとっては、変わることはいいことなんですね。
もちろんどんなふうに変わっていくか次第ではありますが。もちろん行き当たりばったりに変わるんじゃなくてね。そのあたり、自分のあり方まで含めてプロデュースするのが、CHASEのプロデューサーなのかもしれません。
――CHASEは今後、どう変わっていくんでしょうね?
どうなるんでしょうね? 変わり続けて、予想もできないもっとわけわかんないことができていたら面白いなと思います。「早く行きたいならひとりで行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」って、聞いたことありますか?
――アフリカの諺だと聞きました。
そうそう。まさにその言葉通りで。CHASEの一人ひとりが変わり続けながら、みんなで進んで行ったら、どこに行き着くんだろう。どこまで遠くに行けるんだろうって。数年後に振り返ったとき、あのときの自分からは思いもよらないところまで来たなと思えたら、その人生ってすごく豊かな人生だと、僕は思いますね。
次の社員インタビュー#3の記事はこちらから