今年で創業10周年を迎えた株式会社shabell。代表の守岡へのインタビュー記事もついに最終回。 第3回では、これまでの10年間の中で起きた「人や組織に対する守岡自身の変化」と、これからの10年に向けた野望について語ってもらいました。
(全3回連載/第3回)
※本人希望により顔出しNGです。ミステリアスで居たいらしいw
第1回記事はコチラ。第2回記事はコチラ。
昔は余裕がなかった。「待てる会社」になれた理由
ーーこの10年で、会社の中の人(メンバー)に対する守岡さんの関わり方や考え方もすごく変わったよね。昔は「辞めるなら仕方ない」って思っている節もあったけど、最近は一人ひとりとすごく丁寧に接しているなって思うことが多いなあ。
守岡: 昔は単純に、会社にも俺にも「精神的・資金的な余裕」がなかったんだと思う(笑)。 売上や資金繰りに追われていて、メンバーが力を発揮できるまで「待つ」という選択肢を持てなかった。
でも、会社としての基礎体力が備わってきた今、メンバーが伸び悩んでいたり壁にぶつかっていても、じっくり待てるようになった。 最初は全然成果が出せなかったメンバーが、逃げずに耐えた結果、人間として一回り強くなって、結果を出すようになっていく姿をこの何年かで何度も見てきたんだよね。
ーー「真面目に向き合っていれば、人は必ず変われる」という実感が持てるようになったんだね。
守岡: そう。「成果を出せずに辞める」のが、一番もったいないと思う。 どうせ卒業して次のステップに行くなら、うちの会社でしっかり成果を出して、自信をつけてから次に行ってほしい。 だから今は、メンバーが壁にぶつかっていたら話を聞きたいし、もう一歩踏み越えるためのサポートをしたいと思うようになっているね。
「20代でリーダー職、年収1000万円超え」を当たり前に。
ーー次の10年に向けて、守岡さん自身が会社や組織で達成したい「未来」は?
守岡: まず近い未来に必ず実現させたいのは「20代のリーダー職のメンバーでも年収が1000万円超えるようにすること」だね。
一発ドカンのインセンティブで一時的に稼げるような状態ではなく、組織としてしっかり成果を出し続け、それに見合う報酬(1000万円)を恒常的に支払える会社にしたい。 そのためにも、ただアクセルを踏みまくって失敗を繰り返す経営ではなく、ちゃんと準備をして、足元を固めながら確実に組織を強くしていきたいね。
ーー新卒や若いメンバーに対する想いも、昔と比べて強くなっているよね。
守岡: 社会に出て一番最初に入る会社って、その後の人生にめちゃくちゃ大きな影響を与えるじゃない? 特に人材のビジネスって、企業の経営者やあらゆる業種の人たちと対峙するから、ビジネスパーソンとしての最強の「基礎(土台)」が身につくと思っていて。
うちに入ってきてくれた若手には、ここで泥臭く揉まれて、どこに行っても通用する人間になってほしい。将来経営者になりたい人や、新しい拠点立ち上げを任されたいと願うような勢いのある若手にもっと入ってきてほしいよね。
何度失敗してもまた挑戦できる、今は土台がちゃんとあるから
ーー最後の質問。これからの10年、shabellはどんな会社を目指していきますか?
守岡: 余裕ができたら、俺はまた新しいプロダクトや新規事業に挑戦したい。 昔みたいに「これは絶対当たる!」なんて過信はもうしないけど(笑)。10回挑戦して1回当たればいいし、極端な話、20回挑戦して1回当たるでもいいと思ってる。
失敗することを恐れずにチャレンジして、ダメなら地に足をつけてまた戻り、体力を蓄えてまた挑戦する。そうやって泥臭く挑み続ける10年にしたいね。
📝 ヘレンの編集後記
10年かけて私たちが手に入れたのは「メンバーの可能性を信じて待ち続ける覚悟」だった。
完璧でスマートなリーダーなんて、shabellにはたぶんマッチしない。 成果が出せずにのたうち回ったり、足をもつれさせながらも、逃げずに前へ進もうとする若手の背中を、守岡は今、温かく、そして力強く見守っている。
10年で築いた頑丈な土台の上で、私たちは次の10年も何度だって失敗し、何度だって泥臭く挑戦し続けていくんだろうな。
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