結婚や出産など、ライフステージの変化を見据えキャリアを模索する人は多いのではないでしょうか。「家族との生活は大事にしたい、でも仕事ももっと頑張りたくて。」と話す多居さんもその1人。そんな彼女から見るTOMOIKI VENTURESや、仕事に対する想いをインタビューしました。

多居 梨菜 / キャリアアドバイザー

京都ホテル観光ブライダル専門学校を卒業後、約2年間ブライダルジュエリーの販売職を経験。’21年11月に業務委託でTOMOIKI VENTURESにジョインし、総務事務に携わる。現在は正社員のキャリアアドバイザーとして従事。

「目の前の人に寄り添いたい」という原動力からブライダル業界に

ーーファーストキャリアではブライダル業界に。どのような理由で決められたのですか？

昔から人のために何かをすることが好きだったんです。たとえば、駅で困っている人がいたらつい手を差し伸べてしまうこともあったり。自分にできそうなことがあると、サポートせずにはいられない性格で。そんな自分の性格もあって、目の前の人に向き合ってお手伝いするような仕事がしたいと思いブライダルジュエリーの販売職に就きました。

ーー前職の会社への決め手は何だったのでしょう？

何よりも“想い”を大切にする会社だったことが印象的で。社員さんとお話させていただいて、商品を売るために頑張るというよりも一番にお客様の気持ちに寄り添うことを大事にしていることをひしひしと感じました。会社のValueの1つめに「顧客志向」があったくらいです。ここなら、お客様に寄り添って大切な瞬間をサポートできる。そう思って、入社を決めました。

ーー目の前の人に寄り添いたいという多居さんにとってピッタリな職場だったのですね。

そうですね。1対1で、予算感や要望をすり合わせながら指輪のご提案するのですが、長いと3時間ぐらいかけてお話することもありました。人生の節目でもある婚約指輪や結婚指輪の検討に寄り添えることや、「多居さんに紹介してもらえて良かったです」とお客様に喜んでもらえることがやりがいでしたね。

ーーそんな中、転職を考えるきっかけは何だったのでしょう？

一番大きなきっかけはライフステージの変化ですね。前職は接客業だったため、土日はほとんど仕事の生活をしていました。結婚するタイミングで今後の働き方や生活についてパートナーと話し合い、土日休みの働き方ができればと思い転職を決意しました。

ーー仕事と生活。ライフステージによって求めるバランスも変わりますよね。TOMOIKI VENTURESにはどういった経緯で入社することになったのでしょうか？

専門学生時代と前職をともにした友人がTOMOIKI VENTURESのグループ会社で働いていて、「事務を募集しているらしい」と教えてくれたのがきっかけです。話を聞きにいって、働きやすそうな雰囲気だなと思いました。

未経験で事務職を考えていたので「私にもできるのか」と不安な気持ちも正直あって。そんな中、TOMOIKI VENTURESでは人柄の部分や社風に合いそうかを見ていただけたことが印象的でした。たくさんグループ会社があるからこそ、しっかりコミュニケーションを取っていけるかが一番大切で。あなたのコミュニケーション力なら大丈夫だと言っていただけたことが嬉しくて、ここなら私も頑張れそうだ！と入社を決めました。

未経験からの挑戦が当たり前の雰囲気。だからこそ心強い。

ーー事務として業務をしてみていかがでしたか？

業務としては、かなり色々任せていただきました。請求書作成や振り込みの手配、保険の手続き、労務関係、備品の手配や発注作業など。総務経理と言いつつ、基本的には何でもやっていましたね。まさに、“ベンチャー企業の事務”と言いますか。分からないことでも調べながらやるからこそ、いろいろ触れていくことで成長していった実感があります。

グループ会社の総務代行もしていたので、グループ会社からも日々さまざまな依頼がくるんですよね。その分、感謝されることも多く、それが自分のやりがいにもつながっていました。

ーーまさに「人のために」という想いともマッチしていたのですね。グループ会社との付き合いをする中で感じた魅力などがあれば教えてください。

会社を横断した経験やチャレンジができるのは他にはない魅力かもしれません。グループ会社の中にはコミュニティ形成が得意な会社もあれば、eスポーツ関連の事業をしている会社もあったり。本当にいろいろな会社があり、職種も多種多様。それを活かしてグループ会社同士で協力して企画に取り組むこともありますし、本人の意思や適性に合わせて会社間で異動・移籍している人もいます。

会社によって得意分野や展開する事業がそれぞれ違って幅広いからこそ、自分に合ったチャレンジやキャリアチェンジができると感じています。

ーー多居さんも、事務からキャリアアドバイザーにキャリアチェンジされた1人ですよね。これはどういった経緯があったのでしょう？

新規事業として立ち上げるタイミングで、代表から「やってみないか」と直接お声がけいただいて。前職では幅広い年齢層の方とお話してきたということもあり、キャリアアドバイザーもできるのではないか？と。

私自身、新しい生活にも慣れてきて、仕事の面でまた新たなチャレンジをすることにも興味がありました。もともと仕事を頑張りたい！という気持ちは強いタイプなので、スキルアップのためにもチャレンジしてみようと思いましたね。目の前の人と向き合うこと、大切な節目で役に立てることがまた仕事を通してできると思うと、とても嬉しかったです。

ーー未経験の挑戦に不安はありませんでしたか？

社内では、未経験や若手から新しい職種にチャレンジする人が多いんですよね。むしろ未経験での挑戦が当たり前という雰囲気があるので、新しい挑戦をするには心強いです。

自分で考えながら進めつつ、周りの人にも相談できる環境なので、未経験から挑戦してスキルアップしていきやすい環境なのもありがたいと感じています。

TOMOIKI VENTURESだからこそできるキャリアアドバイザー像とは

ーーTOMOIKI VENTURESが掲げている「コミュニティ文化に再び火を灯す。」について。多居さんはどのような思いを抱かれていますか？

現在、弊社ではTOMOSUBAという大学生コミュニティラウンジを運営しています。今後は人材事業を展開していくことで、TOMOSUBAのようなコミュニケーションの「場所作り」に加えて、人と企業のコミュニケーションを「つなげる」役割も果たしていけるようになると考えています。

そういった意味で、会社のテーマと近いキャリアアドバイザーの仕事にはワクワクしていますね。

ーー具体的に人材事業をどういうものにしていきたいか、現時点でのイメージはいかがですか？

売り上げを先行してガンガン決めていくというより、しっかり目の前の求職者と向き合える仕組み作りをしていきたいですね。1人ひとりと寄り添ってこそだと思いますし、今までの経験や想いを踏まえ、それが私たちだからできるやり方だと思っています。

やっていく中で、どんどん形が作られていくと思います。代表も「次はこれをやってみよう！」と突然意見をくれて形にしていくことが多いんです。そんな環境なのでスピード感は早いですし、まだまだ可能性を秘めているというか。

事業や組織が成長していくフェーズだからこそ、チャンスはいくらでもある会社だと思います。あなたが今までやってきてワクワクしたこと、もっとしてみたいと思ったこと、ぜひ聞かせてください。その経験や想いが、あなた自身やTOMOIKI VENTURESの可能性をさらに広げることになるかもしれません。