【Stock創業ストーリー#1】共同創業者との出会い | 株式会社Stock
はじめまして、Stockの採用担当者です!Stock社は、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションとする、SaaSのスタートアップ企業です。世界中のほとんどの...
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順調に見えた最初のサービス「鬼ツッコミ」でしたが、澤村たちはあえてその事業に終止符を打ちます。
理由はただ一つ。
「このまま続けても、“世の中に大きなインパクト”を与える存在にはなれない」と、創業時の原点に、もう一度立ち返ったからでした。
「鬼ツッコミ」というサービスを辞めることを決意した澤村たちですが、熱意だけはあったものの、次に何をやるべきかはまったく決まっていませんでした。
そこで3人は、「まずは手を動かそう」と、事業アイデアを100本出す「事業アイデア100本ノック」に取り組むことにします。
そこから、毎日、ひたすらアイデアを出し続け、100本を超える事業案が集まりました。しかし、実際に様々分野の事業アイデア100以上出してみても、「これだ!」と思えるものには出会えなかったのです。
「情熱はあるのに、やるべきことが見つからない」
焦りや不安が積もり、当時はかなり辛い日々が続きました。
やるべきことが見つからない...。そんな辛い状況が続いていたとき、そんな中、ある小さな“困りごと”がきっかけで、現在の主力事業「Stock」は誕生します
当時の3人は、アイデア出しや議論をLINEやSlackなどのチャットツールでやり取りしていました。アイデアが100本もあったため、時には「これは良いかも」と手ごたえを感じる議論もありました。
しかし、ある日ふとその話を振り返ろうとしたとき、「あの話、どこだっけ?」と、情報が見つからない問題に直面したのです。
「チャットだと流れるし、ファイル共有だと面倒くさい」
「チームで情報を、簡単に・確実に残せるツールはないのか?」
国内外のツールをいくつも探してみましたが、驚くほど、“ちょうどいいもの”が世の中に存在していませんでした。
そこで澤村は、大道にこう依頼します。
「とにかく、事業アイデアや議論を簡単に整理して残せるツールが欲しい。ただ、アイデア出しを止めるわけにはいかないから、最大で3日以内でできる範囲でお願いできないか?」
その依頼に応えて、大道がつくり上げたのが、のちに「Stock」という名でリリースされる、情報共有ツールの原型でした。
それは、何かを狙って生まれたプロダクトではなく、“自分たち自身が本当に困っていたこと”を、解決するために作られたものだったのです。
「自分たちと同じように、情報共有に悩みを持つ人がほかにもいる!」と思い立った澤村は、30社ほどの企業にヒヤリングをおこないます。しかし、その結果は散々なものでした...。