【取締役インタビュー】”あったらいいな”をカタチにする、ブルームテクノロジー創業秘話
こんにちは。
ブルームテクノロジー採用担当です。
今回は、取締役の中川さんにブルームテクノロジーの創業秘話や今後の展望について伺いました。
中川貴裕
1987年生まれ。東京都出身。幼少期の6年間を海外で過ごす。美容業界に進むが髪を切ることが嫌いなことに気が付き飲食企業へ。新規業態の立ち上げを経験後、広告代理店でWeb広告運用を経て、ブルームテクノロジーに中途入社。同社を退職後、リユース業界で新規サービス事業の立ち上げを経験し、ブルームテクノロジーに復職。事業設立→事業解散→転職→結婚→離婚と怒涛の1年間を経験したのち現在に落ち着く。
事業部の立ち上げを牽引、それでももっと成長したかった
ーー中川さんは、出戻り社員と聞いたのですが本当ですか?
そうなんです。ブルームテクノロジーの前身となる同社に中途で入社をして、データ分析とWebマーケティングを担当していました。
その中で、Web広告や分析の事業部の立ち上げも任されましたが、自分の成長に限界を感じて一度退職しています。
ーーそこから戻ってくるまでには、どのような経緯があったのでしょうか?
退職後は、経営を学びながら広告代理店で働いていました。新規サービス事業立ち上げのお手伝いをしていました。
この時も前身の同社メンバーとはずっと交流があって、ありがたいことに「いつも戻ってくるの?」と声をかけてもらっていたんです。
ただ、当時は経営を学びたい気持ちが強くてお断りしていました。
そんな時に、突然出資元の都合で勤めていた会社が空中分解して、ニートになったんです(笑)
退職後も交流を持ってくれていたメンバーと「また一緒に仕事がしたい」と思い、出戻りすることを決意しました。
前職の都合でアルバイトとして勤務した期間もあったので、出戻り前を知らない社員からは、不思議な目で見られながら働いた思い出もあります(笑)
新規サービスを提案する日々が、ブルームテクノロジー誕生のキッカケに
ーー同僚からの熱烈オファーがあって戻ってきたんですね。
そこからどのようにブルームテクノロジーが誕生したのでしょうか?
経営を学んでから、ますます「経営に携わりたい」という思いが強くなり、その第一歩として新規サービスの提案を積極的にしていました。
ビッグデータを活用した、地域福祉の推進に貢献できるサービスの提案をしたこともありましたが、あっけなく撃沈しましたね(笑)
正直少しへこみましたが…今となっては、めげずに進んでよかったです。
そんな中でも、AIを専門に取り扱う部署を立ち上げたいという提案をしたことが、ブルームテクノロジー創業のキッカケです。
ーーなるほど。中川さんの積極的な提案からブルームテクノロジーが誕生したんですね!
そこから設立10年を迎えた2021年10月に、正式に取締役に就任しました。
ビッグデータを用いたデータ分析の重要性とAIの可能性を見出すため、社名変更と組織再編を行ったタイミングでしたね。
より専門性を出すために、データ分析・AI開発・システムを専門に行っている部署以外は他法人に転籍し、従業員数が1/3に減少してのスタートでした。
いよいよ経営側として始動するときに、会社の存在意義やビジョンを自分自身が語れない。というよりは、会社に理念がないことに気が付きました。
一枚岩の組織をつくるため、全社員を巻き込んでMVVを策定
ーー(噂の)企業理念がなかった時代ですね。どのように策定を進めたのでしょうか?
まずは、ブルームテクノロジーの伝統と文化、ビジョンを言語化することをファーストミッションにしました。
当初は個人的に、
・すべての人に新たな日常をシェアしたい
・”わからない”の格差をなくし、社会・業界の発展に貢献する
・従来の伝統や文化を尊重し、すべての人がAIを活用する新たな日常を提供したい
という想いを持っていましたが「一つの組織を作りたい」と思い、全社員を巻き込んでMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)をつくることにしました。
ひとりで考えても社員に浸透しないと意味がないですからね。
少し先の未来をもう少しだけ便利にする
ーーブルームテクノロジーのMVVは、全社員で決めたものなんですね。
そうなんです。
社員一人一人の言葉を紡ぎだし、まず最初に定まったのがビジョンでした。
それが現在のビジョンでもある「少し先の未来の日常を、今よりもう少し便利で心地よい社会にする」です。
その後、ミッション「デジタルとサイエンスのチカラで、これまでのフカを新しいフカにかえていく」が策定されました。
現在は、このミッションを実現するために、AIやデータサイエンスを使った事業を展開しています。
問題は山積み。それでも、ひとつずつ解決して組織も事業も拡大していく
ーートントン拍子で組織として形になっていったんですね!
それが、そうでもないんです(笑)たくさん問題もありましたし、今でも山積みです。
まず最初の問題が、管理部がないことでした。
(管理部のメンバーも他法人に転籍して0人の状態に…)
当時は、グループ企業へ業務を委託していましたが、リソースに限りがあり、思うように人材を増やすことができなかったんです。
ありがたいことに、創業当時からたくさんのお仕事をもらえていましたが、比例して増加する残業。
やりたいこともたくさんあるのに、人手が足りない。
このままではいけないと判断し、創業半年後に管理部を設立しました。
人事の協力もあり、そこからは順調に人材の確保ができるようになっています。
(現在、管理部は6名体制まで拡張しました!)
グループ全体のビッグデータを扱う、中枢企業になる
ーー最後に、今後のブルームテクノロジーについて教えてください。
当社は、2023年で創業3年目を迎えます。
グループ企業全体のデータ中枢企業として、アドバイザーの役割を担うために、データサイエンスに加え、データマネジメントにも本格的に着手していきます。
また、成果を出している人を正しく評価するために、人事評価制度の再構築もスタートしました。
ちゃんとみんなが稼げるように設計します!(笑)
さらに、当社のビジョンでもある「あったらいいなという感覚を大切にし、日常の業務に溶け込む」ようなサービスも展開していきます。
まだまだ成長途中で、現在進行で進めていることややりたいことがたくさんあります。
「社員のやりたいこと」と「会社のやるべきこと」のいいところをとりつつ、これまでのフカを新しいフカにかえていく仲間が増えるのが楽しみです!
ーー中川さん、ありがとうございました!
今回は、取締役の中川さんにブルームテクノロジーの創業秘話と今後について、お聞きしました。
ブルームテクノロジーでは、一緒に会社を成長させていく仲間を募集しています。
これまでの経験を活かしてキャリアアップしたい!という方はもちろん、未経験でIT業界にチャレンジしたい!という方も大歓迎です。
ぜひ一度お話してみませんか?