人物紹介|集出荷管理/ 南アルプス農園 須玉農場 石井 優香(いしい ゆうか)
サラダボウルには、異業種からキャリアチェンジをし、それぞれの経験を活かして活躍しているメンバーが多くいます。今回インタビューした石井優香さんもその一人。山梨県北杜市にある南アルプス農園 須玉農場でトマトの集出荷業務を担当し、フォークリフトをかっこよく乗りこなす若手社員です。「知らないことを全部知りたい」――その好奇心と学習力を武器に、現場に新しい風を吹き込んでいる彼女。今回は、そんな石井さんのこれまでと、サラダボウルでの“今”を伺いました。
食を通じて人の命と健康を守る仕事がしたい
―サラダボウルに入社するまでの経歴を教えてください
山梨の農林高校で食品科学を学んだのち、短大に進学し、栄養学を専攻しました。
「食を通じて人の命と健康を守る仕事がしたい」という思いから、栄養士の道を選び、総合病院に勤務しました。ちょうどコロナ禍の非常に忙しい時期だったこともあり、「自分にできることは何でもやる」という気持ちで、調理現場での作業や人材育成、事務業務にも積極的に参加し、がむしゃらに日々の業務に向き合っていました。その経験は確かに自分の成長につながっていたと思います。一方で、深夜に家を出て、夜に帰宅するような生活が続き、「仕事で人生の大半を使うのに、体を壊してしまう働き方は違うのではないか」と、次第に働き方そのものを見直すようになりました。
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原点は、中学生時代のお弁当コンクールだった
―転職を考えたとき、なぜ「農業」を選んだのですか?
実は、農業や「食」に興味を持つようになった原点は、中学生の頃にあります。
中学2年生のとき、地産地消をテーマにした全国のお弁当コンクールに出場しました。
山梨の食材を使ってお弁当を考える中で、「この食材はどこで、どんな人が作っているんだろう」と、食材の背景に自然と目が向くようになったんです。
この経験をきっかけに、食品や農業への関心が高まり、農林高校への進学を決めました。高校では農業クラブの活動にも参加し、農家の方と関わる中で、高齢化や核家族化による担い手不足といった農業の課題を知りました。
「このままだと、続けたくても続けられない農家さんが増えてしまう」
——そんな現実を目の当たりにしたことが、今も強く心に残っています。
こうした経験を重ねる中で、“食べる”だけでなく、“つくる”現場に立つことで、
農業が続いていくための力になりたい。そう思うようになり、農業への道を選びました。
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良いところだけでなく、現場のリアルを見せてくれた
― なぜサラダボウルへの入社を決めたのですか?
転職先を検討する中で、「まずは自分の目で見てみよう」と、いくつかの農業法人を訪問し、現場を見学しました。そんな中、サラダボウルでは、インターンとして農場での作業を体験させてもらうことになりました。
サラダボウルの農場に入ってまず驚いたのは、自分が想像していた農業とはまったく違う、技術的な世界が広がっていたことです。「農業って、まだまだ進化できるんだ」と衝撃を受け、好奇心をくすぐられました。
また、多くの企業が良い面を中心に見せる中で、サラダボウルは厳しい部分も含めて、現場のリアルを見せてくれました。そのオープンさに、自然と安心感を覚えました。
作業に真剣に向き合うパートさんのいきいきとした眼差しや、改善業務に前向きに取り組む若手社員の姿を見て、「自分次第で、青天井で成長できそう」と思えたことが、サラダボウルへの入社を決めた理由です。
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現場と外部をつなぐ“最後の砦”
― 現在の仕事とやりがいは?
現在は、トマトの集出荷業務を中心に担当しています。選果担当・営業担当・運送会社と連携しながら、トマトを最適な状態で安定的に出荷することが主な役割です。栽培状況を見ながら「今出すべきか」「もう少し待つべきか」を判断し、現場と外部をつなぐ“最後の砦”のようなポジションを担っています。栄養士時代の経験を通じて身に付いた、業務の優先順位付けや、納期を意識して仕事を進める力が今の仕事にも活きていると感じています。
やりがいを感じるのは、人との関わりと、自分の成長を実感できる瞬間です。
パートさんたちから「石井ちゃんがきて現場が明るくなった」「話しかけやすくて作業がしやすい」と言ってもらえたことは、とても嬉しかったですね。現場の雰囲気づくりも、私の大切な役割だと感じています。
また、業務の中で農業機械に触れる機会も増えました。もともと機械が得意だったわけではありませんが、経験を重ねるうちにトラブルを自分で解消できるようになり、業務がスムーズに進む場面も増えてきました。
身につけた知識が現場で活かされ、仕事として形になっていくことにも、大きなやりがいを感じています。
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サラダボウルをもっと「飛び込みやすい場所」に
── 今後の目標や展望を教えてください
これからの目標は、「知らないことがない状態」に近づいていくことです。
現在はトマトの集出荷を中心に担当していますが、今後は栽培、労務、経営といった分野にも関わりながら、より広い視点で農業を理解できるようになりたいですね。また、トマトだけでなく、レタスやいちごなど、サラダボウルで展開しているさまざまな作物に携わることで、知識の幅を広げていきたいです。
また、サラダボウルが、「飛び込みやすい場所」であり続けたらいいなとも思っています。異業種から農業に挑戦することに不安を感じる人は多いと思いますが、私自身、分からないことだらけの状態から現場に入ってきました。それでも、やりたいと思う気持ちを受け止めてくれる人や環境がありました。
だからこそ、「全然別の業界からでも大丈夫」と胸を張って言える会社であってほしいですし、私がそれを体現できる存在になりたいですね。
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一歩踏み出せば見える景色が変わる
── 異業種から農業に興味を持った方へ一言お願いします
「向いているかどうか」は、正直やってみないと分からないんじゃないかな。
でも、サラダボウルで仕事をしていく中で、少しずつ「自分にできること」や「新しい知識」が増えていく感覚を、ぜひ味わってもらいたいと思います。
もし農業に少しでも興味があるなら、その気持ちを大事にしてほしいですね。思い切って一歩を踏み出すことで、見える景色はきっと変わると思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
サラダボウルは、前職での経歴は関係なく、「やってみたい」という気持ちを大切にしています。少しでも興味を持ってくださった方は、まずは気軽に、カジュアル面談でお話ししましょう!