はじめに
こんにちは!
今回は、2025年2月に正社員としてジョインした飯塚裕介さんにインタビューしました。
「この3年は、人生のハイライトの一つになったと思います」と語る飯塚さん。
職員規模67,000人を超える認可法人を退職し、未経験からウェブマーケターに挑戦。さらに、カナダでのワーキングホリデーを経て、現在は株式会社FRODOで新たなキャリアを歩んでいます。
団体職員から民間企業、そして海外へ。大きな決断を重ねてきた彼が、なぜFRODOへの入社を選んだのか。そして、今何を感じ、これからどんな未来を描いているのか――さらに、ウェブマーケティング業界で働くなかで見えてきた展望についても、じっくり伺いました。
なぜ安定した認可法人を辞めたのか?
大学を卒業したのは2013年3月。その後、世界191の国と地域で人道支援活動を行う認可法人に新卒で入社し、約6年半、災害支援や地域福祉、広報など幅広い業務に携わりました。
ただ、30歳が近づくにつれて、「このままでいいのか?」と自問するようになりました。
もちろん仕事にはやりがいもありましたし、組織としても安定していた。でも、未来を想像したとき、どこか物足りなさを感じたのも事実です。
というより、事業があまりに多岐にわたり、自分の業務も総務、会計、広報と広く浅くなっていく感覚がありました。
「このまま“なんでも屋”になってしまうのでは?」という不安と、「一つの専門性を身につけたい」という欲求が、次第に強くなっていきました。
未経験からウェブマーケターへ。異業種への転職で見えたもの![]()
業務の中で「情報を整理して伝えること」にやりがいを感じていた自分にとって、広報という職種は自然な関心の延長線にありました。
その気づきから、退職後は広報職を軸に転職活動をスタート。
そのなかで出会ったのが「ウェブマーケティング」という職種でした。
広告運用やSEOといった専門用語には全く馴染みがなかったものの、調べるうちに「ただ伝えるだけでなく、“どうやったら届くか”を設計する仕事」だと知り、一気に興味が湧きました。
「これは今からでも挑戦したい」
そんな気持ちが高まり、未経験ながらIT業界でのキャリアに飛び込みました。
転職後は記事制作やSNS運用、LP改善など、幅広い業務に取り組みながら、マーケティングの本質に触れていきました。
数字に一喜一憂しながらも、「ユーザーの気持ちを考える」ことの奥深さにどんどん惹かれていきました。
海外での挑戦。カナダで気づいた「働くこと」の価値観
未経験から挑戦した最初のウェブマーケティングの仕事も、約1年半で退職。その次に選んだ道は、まさかの海外移住でした。
行き先はカナダ・トロント。しかも妻と一緒に、入籍からわずか1ヶ月後には飛行機に乗っていたというスピード感。当時を振り返ると、「なぜあんなに早く決断できたんだろう」と思うほどです(笑)。
発案者は妻でした。彼女はもともと海外志向が強く、自分も学生時代に留学を諦めた経験があったので、「もし行けるなら今しかない」と自然に思えました。というのも、ワーキングホリデーが使えるのは30歳まで。ギリギリの年齢でした。
そして何より、最初の転職の経験が大きかったと思います。それまでレール通りに生きてきた人生でしたが、いざ外れてみると、意外となんとかなるし、むしろ自分らしさを取り戻せる気がしたんです。
カナダへ行く直前、前職で同じチームだった水口(現FRODO代表)とランチをする機会がありました。
その席で「実はこれから妻と一緒にワーホリ行くんだよね」と話したところ、「じゃあ、FRODOの仕事を手伝ってみない?」と声をかけてもらって。
自分としてもマーケの仕事は続けたかったし、水口とまた一緒に働けるのは素直にうれしかったので、すぐに「やります」と返事をしました。
こうして、カナダ・トロントではFRODOの仕事をリモートで続けながら生活する日々がスタートしました。
仕事は日本との時差の関係で、朝と夜がメイン。日中は比較的自由な時間があり、街を歩いたり、カフェで会話を楽しんだり、現地の人たちとの交流を大切にしながら過ごしました。
そうした生活を通して感じたのは、
結局、どこに住んでも同じ。
“人ありき”でしか、人生は動かない。
肩書きがあるから働けるわけでも、都会にいるからチャンスがあるわけでもない。
それよりも、「誰と信頼関係を築けるか」「どれだけ誠実に人と向き合えるか」がすべてなんだと思うようになりました。
カナダで過ごしたこの時間が、「働き方」だけでなく、「人生の選び方」そのものに柔軟さを与えてくれた気がします。
FRODOにジョイン。仕事と信頼がつながる場所へ
カナダでは約1年弱を過ごし、30歳を目前にして帰国しました。
リモートではありましたが、FRODOという会社への愛着は自然と育っていました。
働きやすさもありましたし、何より“仕事そのものが楽しい”と感じられていたんです。
信頼できる人たちと一緒に、本気で物事に向き合えるこの環境で、もう少し腰を据えて働いてみたい。
そんな気持ちから、帰国後に正社員としてFRODOにジョインしました。
現在は、クライアントの商品やサービスを「どうすれば必要としている人に届くか」「どうすれば購入につながるか」という課題を解決するマーケティング業務に取り組んでいます。
具体的には、
- 案件を獲得して条件を調整する
- 市場や競合、商品のリサーチを行って構成を作る
- 記事を自分で執筆・制作する
- 広告の運用や改善を行う
これらすべてを、一気通貫で担当しています。
もともとSEO記事の制作経験があったので、ライティングに対する苦手意識はありませんでした。
むしろ、「どうやったらもっと伝わるか」「どう設計すれば成果につながるか」を考えることが純粋に楽しくて、楽しみながら取り組めています。
FRODOは今、まさに成長過程の会社。
決まったやり方やルールに縛られず、自分で考え、動き、形にしていけるのが魅力です。
記事制作はもちろん、リサーチ・構成・広告運用・改善まで、必要とあらば何でもやる。そういう「なんでもできる」環境に、自分はワクワクしています。
「何をどう仕組みに落とし込むか」
「どうすればチームとしてもっと成果を出せるか」
今は、ただ目の前の数字を追うというよりも、FRODOという組織の“土台”を少しずつ作っているような感覚があって、それがすごく楽しいです。
これからのこと。ゼロイチを楽しみながら、仲間とつくる未来![]()
今後は、もっとFRODOという組織そのものに向き合っていきたいと思っています。
クライアントワークで成果を出すのはもちろんですが、それだけでなく、「どうすればもっと良いチームになるか」「どうすれば会社として成長できるか」といった視点でも、自分の力を発揮していきたいです。
FRODOは、まだまだ成長途中の会社です。
だからこそ、仕組みが未整備な部分もありますし、日々の仕事の中で「これ、自分がやったほうが早いな」と感じることも多いです。
でも、自分はそういう“未完成な状態”が好きなんだと思います。
誰かが用意した舞台に乗るのではなく、ゼロから一緒に形にしていく感覚。
仕組みをつくり、カルチャーをつくり、働く環境そのものをつくっていく。
そんな経験ができるのは、今このフェーズのFRODOならではだと感じています。
一方で、個人としては、これからのマーケティングのあり方にも強く関心があります。
特にここ最近は、生成AIや大規模言語モデル(LLM)の進化がすさまじく、ライティング・広告運用・顧客分析など、あらゆる業務が変わりつつあります。
「人間が何をするのか」
「AIに何を任せるのか」
そのバランスを考える時代に入ってきたと感じています。
こうした技術を“脅威”としてではなく、“拡張”として捉えながら、マーケターとしてのスキルをどう進化させていくか――このテーマには、個人的にすごくワクワクしています。
FRODOには、自分の意志で学び、試し、形にできる環境がある。
だからこそ、こうした「変化の波」の中に身を置いて、自分自身をアップデートし続けたいと思っています。
そして、そんな未来志向の仲間が増えていったら、きっとこの会社はもっと面白くなる。
そう感じています。
インタビュアーより
話を聞いていて何より印象的だったのは、「レールから外れること」をポジティブに語る飯塚さんの姿勢でした。
安定した道を一度手放し、自分の興味や価値観に正直に生きる。その決断は決して簡単なものではないはずですが、それを“楽しかった”“自分らしさを取り戻せた”と笑顔で振り返る姿から、FRODOでの仕事を心から楽しんでいることが伝わってきました。
挑戦を恐れず、変化を受け入れながら、ゼロから価値を生み出していく。そんな飯塚さんの姿に、きっと共感する人も多いはずです。
これからのFRODO、そして飯塚さんの歩みに、ますます注目していきたいと思います。