生しじみラーメン『オルニ』を2026年4月現在、3店舗運営(松山/恵比寿/五反田)する、オルニ株式会社の広報リーダーの金山優です。弊社は「この世から二日酔いを無くす」というコンセプトの元、生しじみラーメン専門店としてラーメン屋を運営しているラーメンベンチャー企業です。
そんな会社を創業した熊崎に、働く上で大切にしている考え方をインタビューしました。
熊崎雅崇(クマザキ・マサタカ)
1996年兵庫県生まれ。 学生時代は日本最大級ストリートダンスサークルの代表として活動。立教大学卒業後、SB C&S株式会社(ソフトバンクグループ )にて最年少マネージャーとしてITサービスの新規立ち上げを経験し、社長賞を2度受賞。2024年11月27日にオルニ株式会社を創業。ラーメンスタートアップとして、しじみラーメンで世界へ挑戦中。
ーー熊崎社長が考える仕事とは何ですか?
仕事とは、人の役に立つこと。誰かのために動くこと。誰かに価値を与えること。その結果として、「ありがとう」と一緒にお金という対価が返ってくるもの。それが仕事だと思っています。だから、オルニで働くメンバーにいつも伝えていることは、僕たちの仕事は、ただラーメンを作ることじゃない。ということです。どういうことかというと、一番危ないのは、ラーメン作りが“作業”になってしまうことと言いますか。毎日、仕込みをして、掃除をして、オープン準備をして、注文を受けて、麺を茹でて、スープを温めて、ラーメンを出す。もちろん、全部大事です。でも、そこだけに集中しすぎると「お客様がどう感じるか」を忘れてしまう。オルニの味、接客、雰囲気全てを体験してもらって、そしてお客様の二日酔いを無くし、結果としてお客様を幸せにすることがオルニでやっている仕事と伝えています。
ーー働く上で一番大事にしていることは何ですか?
大切な人を胸張って連れて来れる店か。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、恋人、親友、その人たちを自分のお店に胸を張って連れて来れるか。ここが、すべてだと思っています。「お客様」という言葉は、時に抽象的になります。だからこそ、オルニのメンバーには、もし、自分の一番大切な人が今日このお店に来るとしたら。その時、自分は今の接客や味やサービスに胸を張れるか。この問いを常に要求しています。
例えばですが、レンゲがない。水がない。おしぼりが冷たい。声が小さい笑顔が少ない。一見すると、小さなことかもしれません。でも、自分の大切な人が来た時を想像すると、嫌じゃないですか。僕は、絶対に嫌です。だからこそ、そこに気づけるかどうか。ここが、お店のレベルを決めると思っています。
ーー実際に熊崎社長はどういうことを意識しているのですか?
ラーメンを出す前から、勝負は始まっていると思っています。お店の価値は、ラーメンを食べた瞬間だけではありません。ドアを開ける前から始まっていると考えています。オルニでいうと、松山本店なら、あの細いビル1階の道を入っていく瞬間。恵比寿店なら、喫煙所横の階段を3階まで上がる瞬間。五反田店なら、五反田ヒルズの奥まで進んでいく瞬間。その時点から、お客様の体験は始まっています。そして入った瞬間の挨拶。スタッフの表情。店内の空気感。席に着いた時の印象。説明の仕方。しじみ300個の話。「明日、体調良くなるかも」そう思ってもらえるか。全部が接客でありサービスであり、全部が価値だと思っています。
ーー改めてオルニの仕事を言葉にすると?
僕らの仕事は、ラーメンを作ることじゃない。もちろん、ラーメンを作ることも仕事なのですが、本質はそこじゃないです。オルニの味、接客、雰囲気全てを体験してもらって、そしてお客様の二日酔いを無くし、結果としてお客様を幸せにすることです。ラーメンは、そのための手段です。目的ではありません。
ーー最後にメッセージをください。
毎日の営業の中で、「自分の大切な人でも嬉しいか?」を考えられるチームをつくる。
この基準を持つだけで、お店は変わります。接客も変わる。空気も変わる。売上も変わる。全部変わる。「大切な人を、胸を張って連れて来れる店か。」この問いを、毎日持ちながら働いていきます。