今回は、岸保産業の営業部で係長を務める加納さんに、これまでの歩みや仕事への向き合い方、そして会社としての魅力についてお話を伺いました。
多彩なキャリアを経験してきた加納さんだからこそ見えてきた、“岸保産業で働くことの魅力や価値”とはどんなものなのでしょうか。
それでは、さっそくインタビューに移りましょう。
目次
1. 大学時代から岸保産業に出会うまで
2. 入社の決め手は「人の熱」だった
3. 営業・国際・管理、幅広いキャリアを経験して
4. 仕事で大切にしている「相手の軸で考える」姿勢
5. 岸保産業は“人に投資する会社”
6. これからの目標と、岸保産業で働く魅力
1. 大学時代から岸保産業に出会うまで
――まず、これまでのご経歴を教えてください。
加納:
新卒で岸保産業に入社し、今年で13年目です。
これまでカタログ制作部門、営業部、国際部、管理部など、いろんな部署を経験してきました。
現在は営業部で、国内のお客様を担当しています。
――ご出身はどちらですか?
加納:
愛知県出身です。大学は京都の立命館大学文学部で、日本史を専攻していました。
実は当初、教員を目指していたんですよ。
――教員志望から商社に進まれたのは、どんなきっかけだったんでしょう?
加納:
就職活動のときに、業界へのこだわりは特にありませんでした。
ただ、「BtoCの仕事よりもBtoBの方が自分に合っているかも」と思ったんです。
個人に深く関わる仕事も良いですが、私には多くの人に影響を与えることのできるBtoBの仕事が魅力的でした。
――岸保産業を知ったきっかけは?
加納:出身の愛知県の会社で、「すぐになくならない安定性のある業界だな」という印象でエントリーしたんです。
話を聞くうちに「来年シンガポールにオフィスを立ち上げる予定がある」と伺って、海外への憧れがあった私は「面白そう!」と感じました。
2. 入社の決め手は「人の熱」だった
――数ある会社の中で、岸保産業に決めた理由はなんだったのでしょうか?
加納:
正直、最終面接まで進んでもピンとくる会社がなかったんです。
でも、岸保産業だけは“人の熱”を感じました。
一次面接のあとに「僕は君を推すよ」と言ってもらって、その日のうちに社長からも直接連絡をいただいたんです。
――すごくフットワークのある対応ですね。
加納:
そうですよね(笑)。この熱にやられて、入社を決めました。
3. 営業・国際・管理、幅広いキャリアを経験して
――入社後は、どんなお仕事から始まったんですか?
加納:
最初はカタログ制作部に配属されました。
メーカー様の商品を1300ページ規模のカタログにまとめ、小売店や飲食店に提供する仕事です。
今でも会社の基盤となる大切な事業ですね。
――その後、営業部へ異動されたとか。
加納:
はい。九州エリアのお客様を担当するようになりました。
「お店をオープンするけど、どんな道具が必要かな?」などのご相談に対して、
最適な商品を提案するのが主な仕事です。
学生時代に通っていたラーメン屋さんが新店舗を出すときに提案したこともあって、
そのときは「食文化を支えているんだな」と実感しました。
――国際部や管理部も経験されたんですよね?
加納:
そうなんです。
国際部では海外商社向けの提案を担当しました。
また、その際に会社の支援により、語学力向上のためセブ島に3か月間留学する機会をいただきました。
国際部の後は管理部に異動して、経理・人事・採用・総務など幅広く担当しました。
――本当に多方面の経験を積まれていますね。
加納:
岸保産業はまさに「総合職」で、いろんな道が開ける会社です。
自分の興味や適性をきちんと伝えていれば、チャンスをもらえる環境だと思います。
4. 仕事で大切にしている「相手の軸で考える」姿勢
――仕事をする上で、加納さんが大切にしていることはありますか?
加納:
「相手の軸で考える」ことです。
たとえば「ハサミがほしい」と言われても、
本当の目的は“食材を切るための道具”を探しているのかもしれない。
お客様の背景や意図を理解したうえで提案するようにしています。
――お客様の“言葉の奥”を読み取る意識ですね。
加納:
そうですね。
相手が伝えたいことや、自分に求められていることを、相手の目線で考えるように意識しています。
5. 岸保産業は“人に投資する会社”
――客観的に見て、岸保産業で働く魅力はどんなところにあると思いますか?
加納:
経営陣が「会社を成長させたい」「人を育てたい」という熱を本気で持っているところが魅力だと思います。
たとえば、私自身が留学させてもらった経験もそうです。
留学費用を会社が負担してくれただけでなく、その期間も給与をいただいていました。人の成長にしっかり投資してくれる会社だと実感しましたね。
もちろん、やる気のない人にお金を払うわけではありません。
「こういうことがしたい」「こうなりたい」という熱を持って行動できる人に対しては、全力で後押ししてくれる会社だと思います。
創業80年以上の基盤を持ちながらも、新しい挑戦を続けている。
そういう“老舗なのにベンチャー気質”な部分が、岸保産業の面白さですね。
↑留学先のセブ島での写真
6. これからの目標と、岸保産業で働く魅力
――今後、挑戦したいことはありますか?
加納:
まずは管理職として、会社の方針を決めるような立場を目指しています。
個人的には、いつか年収1000万円を達成したいとも思っています(笑)。
でもそのためには、自分の価値を上げていくことが大切だと思っています。
ーー岸保産業に向いている人はどんな方だと思いますか?
加納:
一言で表すのは難しいですが、やっぱり「変化や成長に貪欲な人」が向いていると思います。
変化のスピード感や温度感がとても高い会社なので、「今までやってきたことを変える」「新しいことに挑戦する」場面が多いんです。
当然、これまでのやり方が否定されることもありますし、初めて任される仕事もたくさんあります。
私自身、部署移動やマルチタスクも多かったですが、その分様々な経験を積んで成長できたと感じています。
新しいポジションや仕事が次々と生まれる中で、
「こういうことを学んで、このポジションを目指したい」と自分の言葉で伝えられる人には、本当にチャンスが巡ってくる環境だと思います。
——最後に、これから岸保産業を志望する方にメッセージをお願いします。
加納:
難しい質問ですね(笑)。でも、あえて言うなら、
「特別な経験やスキルがなくても大丈夫ですよ」と伝えたいです。
社会人としてずば抜けた人なんて、実はそんなに多くない。
今までの経験や環境が違うだけで、能力に大差があるわけじゃないと思うんです。
だから、「自分にできるかな」と不安に思う必要はありません。
どんな業界出身でも、調理道具を知らなくても関係ない。
大事なのは“これからどうなりたいか”という思いの強さです。
その思いを持って一歩を踏み出せば、岸保産業はきっと応えてくれる会社だと思います。
ーー質問は以上です!本日はありがとうございました。
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