会社が成長していく中で、迷ったときに立ち返るべき判断基準となる「バリュー(行動指針)」。テックビルケアでは今回、会社として初めて「バリュー(行動指針)」を作りました。
経営陣だけで決めるのではなく、全社員が意見を出し合い、対話を重ねながらカタチにしていった今回の取り組み。
この記事では、プロジェクト発足の背景から具体的な進め方、そして全員の想いが詰まったバリューの全貌をご紹介します!
1. バリュー構築の背景。社員が増える中で感じていた課題
代表と幹部メンバーで理念・ミッション・ビジョンを創り上げてから、4年が経とうとしています。
私たちが大切にしたい仕事観は確実に社内に浸透しつつある一方、社員が増えてくると、全社員に想いを「伝える」難しさも感じるようになってきました。
そこで、理念やミッションに込めた価値観をベースに、迷ったときに立ち返れる「バリュー(行動指針)」をつくることにしました。
■バリューを作ることで、どんな変化を期待しているのか
今回のバリュー構築を通じて代表が期待しているのは、大きく3つの変化です。
1. テックビルケアとしての「こだわり」が明確になりアイデンティティが高まる
テックビルケア「らしさ」や仕事に向き合う「こだわり」を共通言語として持つことで、社内の一体感や、テックビルケアらしい組織づくりにつながること。
2. 求める人物像がよりクリアになる
「どんな行動や姿勢を大切にする会社なのか」を言葉にすることで、社外にもテックビルケアの価値観が伝わり、共感してくれる仲間との出会いにもつながること。
3. 全社員の意思決定スピードが高まる
日々の判断の中で「テックビルケアだったらどうするか」という視点を持つことで、一人ひとりがより自信を持って、スピーディーに意思決定できる組織になること。
そして、「経営陣だけで決めるのではなく、全社員で一緒に作ろう」という方針のもと、今回のプロジェクトがスタートしました。
2. バリュー構築のプロセス|対話から生まれたキーワード
全社員で意見を出し合い、幹部メンバーが整理しながら、バリューを形にしていきました。
STEP1|社員一人ひとりの「テックらしさ」を集める
全社員が集まり、半日をかけてワークショップ形式の話し合いを行いました。
- 実施内容:「テックビルケアのいいところ」「テックビルケアの強みは何か」「なぜテックビルケアを選んで入社したのか」といったテーマで、チームに分かれてディスカッション。普段の仕事の中で感じていることや、印象に残っているエピソードなども交えながら、自由に意見を出し合いました。
- アウトプット:話し合いの中で出てきた会社への想いや日常の行動を、付箋にキーワードとして書き出し、チームごとに発表。さまざまな意見を集めていく中で、複数のチームから共通して出てくるテーマも見えてきました。
STEP2|キーワードの精査と枠組みの構築
STEP1で全社員から集めたさまざまな意見やキーワードをもとに、プロジェクトの中心メンバーと幹部チームで内容を整理していきました。
- 実施内容:出てきた言葉をそのまま並べるのではなく、「なぜこの言葉が出てきたのか」「テックビルケアらしさとは何か」「会社としてどんな文化を作っていきたいのか」といった観点から、一つひとつのキーワードについて議論しました。
- アウトプット:社員から出た意見を整理・集約しながら、バリューとして形にしていくための大枠となる項目や概念を少しずつ整理。バリューの7〜8割ほどとなる枠組みをつくっていきました。
STEP3|言葉を整え、全社員へ発表
最後は幹部メンバーが中心となって、バリューとして伝わる言葉に整え、全社員へ発表しました。
- 実施内容:これまでの話し合いで出てきたキーワードや意見を整理し、「テックビルケアらしさ」が伝わる表現へとブラッシュアップ。社員から出た想いを大切にしながら、バリューとしての言葉を整えていきました。
- アウトプット:みんなで出し合った意見が、実際の「行動指針」として一つの形になりました。
3. 完成した5つのバリューとそこに込められた想い
完成した5つのバリューには、それぞれの意味合いや日常での体現シーン、そして「やらないこと」が明確に定められています。
【5つのバリュー】
1. 挑戦より冒険
2. 誇れる 誇られる
3. 当事者であれ
4. 最高の仕事は自信から
5. 仲間と共に
【バリュー①】挑戦より冒険
結果ばかりを気にするのではなく、まずは「やってみよう」と一歩踏み出すことを大事にする姿勢です。大きな計画が必要な「挑戦」だけでなく、日常のちょっとした新しい取り組みを通じて成長や学びを得ることを「冒険」と捉えます。
- 日常での体現シーン・イメージ
- ちょっとした業務改善や新しいツール・仕組みの導入を積極的に提案し、すぐに実行に移す。
- 「やるか・やらないか」で動き、上手くいかなくても誰も否定せず次につなげる。
- やらないこと
- 「できない理由」をつけて行動を起こさないこと。
- やる前から諦めたり、他人の提案を最初から否定すること。
【バリュー②】誇れる 誇られる
自分の家族や子供、同業他社に対しても胸を張れる仕事をし、社会に価値を提供している自信を持つ姿勢です。その積み重ねが、お客様や周囲から「誇りに思われる」存在につながります。
- 日常での体現シーン・イメージ
- 日々の仕事の目的をしっかりイメージして業務に取り組む。
- 仕様外でも相手を喜ばせるプラスアルファの行動をとる(機器を綺麗に拭く、元気な挨拶をするなど)。
- やらないこと
- 時間や約束を守らない、嘘をつく、レスポンスが遅いといった不誠実な言動をとること。
【バリュー③】当事者であれ
周囲で起きている出来事を「自分ごと」として捉え、「私の仕事ではない」と線を引かずに一歩踏み込んで関わる姿勢です。相手の声に耳を傾け、最後まで向き合うことを大切にします。
- 日常での体現シーン・イメージ
- 困っている人に手を差し伸べる。
- 担当業務でなくても、チームのためになることへ積極的に関わり仕事を巻き取っていく。
- 領域外の相談を受けた際も、すぐに断らずプロとして一緒に調べたりアドバイスする。
- やらないこと
- 見て見ぬふりをして「自分さえ良ければいい」という行動をとること。
- 忙しさを理由に不機嫌な対応をしたり、テックビルケアの環境を壊すような態度をとること。
【バリュー④】最高の仕事は自信から
プロフェッショナルとしての姿勢は、自分自身への信用や自信から生まれます。最高の仕事を提供するために、事前の準備や自己研鑽を通じて自信を持って仕事に臨む大前提を意味しています。
- 日常での体現シーン・イメージ
- 資格取得のための勉強やスキルアップなど、自ら進んで自己投資を行う。
- 事前の準備や情報収集をしっかりと行ったうえで仕事に臨む。
- やらないこと
- 学びや事前準備を怠り、中途半端な状況のまま「ぶっつけ本番」で仕事に臨むこと。
【バリュー⑤】仲間と共に
「一人で早く行くのではなく、みんなで遠くへ行く」という精神のもと、助け合いながら安心して働ける環境をつくり、共に成長していく姿勢です。
- 日常での体現シーン・イメージ
- メンバーの成長のために時間を割いて丁寧に指導する。
- 相手に共感し、感謝の言葉を口にしたり他者を称えたりする。
- やらないこと
- 「見て覚えろ」といった突き放すような指導をすること。
- 相手を否定したり、失敗を人のせいにしたり、頭ごなしに依頼を断ること。
4. 今後の浸透に向けた取り組みと目指す組織の姿
バリューは作って終わりではなく、日々の業務の中で体現されてこそ意味を持ちます。テックビルケアでは、日常的な浸透に向けた継続的な仕組みづくりを行っています。
- 毎月の「みらい検討会」での深掘り:毎月開催される「みらい検討会」の中で、バリューを1〜2つずつピックアップし、意味や具体的な行動への落とし込みを全社員で再確認しています。
▼みらい検討会とは
【全社会議】テックビルケアで月一開催されている「みらい検討会」が、本当に未来に繋がっていた! | カルチャー
- 判断基準としての活用:業務で選択や判断に迫られた際、上に指示を仰ぐだけでなく「バリューに照らし合わせてどう行動すべきか」を自発的に考えられる組織を目指しています。
自らカルチャーを創り出す面白さ
テックビルケアのバリュー構築プロジェクトは、単なるルール作りではなく、「自分たちの会社を自分たちの手でより良くしていく」という風土を象徴する取り組みです。
既に決められたルールに従うだけでなく、社員一人ひとりの声が尊重され、全員で組織の未来やカルチャーをつくっていける。そんな環境がここにはあります。
「風通しの良い環境で働きたい」「自分たちの手で会社やチームを作り上げていく手応えを感じたい」と考えている方は、ぜひ一度テックビルケアの雰囲気を確かめに来てください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!
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