こんにちは!株式会社delta採用担当の白石です!
本日は、マレーシア店舗勤務の海外事業部 羽方千尋(はかた ちひろ)さんにインタビューをしてまいりました。
- 異業種から未経験で海外店舗立ち上げに挑戦した理由
- マレーシアでの奮闘と現地のリアルなカルチャー
- deltaの「熱い」魅力と今後の展望
について伺いましたので、未経験から新しいことに挑戦したい方や海外で働いてみたい方はぜひ最後までご覧ください!
海外事業部 羽方千尋プロフィール
中学1年生からバスケットボールを始め、国体出場など長きにわたりプレー。引退後はクラブチームや国体の監督を務める。その後、パーソナルトレーナーへ転身し、店長を経てフリーランスとして活動。昔からの夢であった「海外移住」を叶えるべく、39歳で飲食業未経験ながら株式会社deltaへ入社。現在はマレーシア新店舗『月島もんじゃ こぼれや』の立ち上げメンバーとして奮闘中。
・・・・
「もったいない」精神で続けたバスケ。選手からトレーナーへの道
ー本日はよろしくお願いします!まずは、これまでのご経歴を含めて簡単な自己紹介をお願いできますか?
株式会社delta 海外事業部の羽方千尋と申します。deltaに入社して、ちょうど半年ほどになります。実は、飲食業界での経験は学生時代に半年ほど居酒屋でアルバイトをしたくらいで、正社員としての経験は全くありません。
前職はパーソナルトレーナーとして、5〜6年ほどフリーランスで活動していました。昔からずっと「海外に住んでみたい、海外で仕事をしてみたい」という憧れがあり、海外での仕事を探していたタイミングでこの会社と出会い、今に至ります。
ー異業種からのチャレンジだったのですね!パーソナルトレーナーを長くやられていたとのことですが、元々スポーツなどをやられていたのですか?
はい、元々ずっとバスケットボールをやっていました。始めたのは中学校1年生からで、少し遅かったのですが、そこからプレイヤーとしては31歳頃まで続けていましたね。学生時代は少年国体のメンバーとして出場したり、大人になってからは成年国体のメンバーとしてプレーしたりしていました。
その後はスポンサーのサポートを受けながらクラブチームで活動をしましたが、怪我をきっかけに現役を退き、3、~4年ほど監督として国体やチームを見ていました。そのため、トレーナーという職業は自分にとってもすごく身近な存在で、昔から人に教えることが好きだったこともあり、セカンドキャリアとしてパーソナルトレーナーの道を選びました。
ーそうだったんですね!昔からお持ちだったという「海外への憧れ」は、このスポーツ経験から来たものだったのでしょうか?
そうですね。学生時代からチームメイトに外国人選手がいたり、遠征で海外に行く機会があったりと、海外はそんなに遠い存在ではありませんでしたね。そういった経験から「自分の知らない世界を見てみたい」「冒険してみたい」という気持ちがずっとありました。
ただ、英語が全く喋れなかったので「自分には無理だろうな」と、どこかで諦めていた部分もありました。それでも諦めきれず、引退してからは時間を見つけてはいろいろな国へ旅行に行くようになりました。
あえて観光地ではないインドのローカルな場所へ行ってみたり、自分でいろいろな場所を開拓するのが好きでしたね。
父の他界が教えてくれた「チャンスはいつ来るかわからない」
ーそこから、本格的に海外移住に向けて動き出したきっかけは何だったのでしょうか?
妻との出会いと、父の他界が大きなきっかけです。妻も海外旅行が好きで「いつかは海外に住みたいね」とよく話していました。一度は諦めかけていた海外移住への思いが、結婚を機に再燃し、そこから一念発起して英語の勉強を始めたんです。
ただ、当初は「40歳になったら行こう」と、もう少し先に設定していました。自分が39歳の年なので、来年ですね。英語力への不安もありましたし、準備期間が必要だと思っていたので。
しかし、数年前に父がガンで亡くなったことが、私の考えを大きく変えました。当時、ちょうどコロナ禍の真っ只中で、がん病棟だったため面会も一切できない状況でした。そんな中父の体調が悪くなり、最期の瞬間に立ち会うことができなかったんです。
この経験から「いつ、何があるか。次のチャンスがいつ来るかなんて誰にも分からない。行ける時に行こう。今だ」と強く思うようになりました。もちろんすぐに行けるわけではありませんでしたが、現実的に一番早く行けるタイミングで動き出しました。
ー羽方さんは、deltaがマレーシア店のスタッフを募集していたことが、ご入社のきっかけだったと伺いました。海外であればどこでもいいというより、マレーシアだったからこそ惹かれた部分があったのかなと思うのですが、どのような点に魅力を感じていたのでしょうか?
魅力を感じたのは、去年マレーシアへ訪れた際にすごく気に入ったのがきっかけです。また移住先を考える上で、いくつか条件がありました。「英語が通じること」「多国籍国家で、様々な民族が一緒に住んでいてお互いを気にしない空気感」「治安の良さ」「親日であること」「物価など生活のしやすさ」。
マレーシアはこれらの条件を見事に満たしていて、私の中ですごく居心地の良い国だったんです。そこから、「マレーシアに住みたい!」と思い、マレーシアでの就職という軸に絞ってエージェントを使い、転職活動を始めました。エージェントからは、電子機器の営業やホテルのコールセンター業務の仕事を紹介していただきましたが、せっかく違う国に行って新しい生活を始めるのだから、何か新しいことにチャレンジしたいと思っていたんです。
そんな時、deltaの「マレーシアでの店舗立ち上げメンバー」の求人に出会いました。飲食は未経験でしたが、海外で働くこと自体、自分にとってハードルが高いと思っていたので、何をやるにしても困難は必ずつきまとうだろうと楽観的に考えて面接に挑みました。
最終的にdeltaに入社を決めた理由は、一次面接での「直感」でした。面接では中村社長と菊原副社長にお会いしたのですが、お二人が語るビジョンにすごく惹きつけられました。
「今はまだ小さい会社だけど、将来的には日本中・世界中にもんじゃ文化を広められるようになっていたい。だから今、このプロセスを踏んでその目標に向かっているんだ」という会社のビジョンを、本気で僕に語ってくれたんです。先を見据えるお二人の「目」が、上辺だけではなく、本当にそこへ行くんだと信じ切っている目をされていました。
私はずっと体育会系の世界で生きてきたので、この会社の「熱さ」や「モチベーションの高さ」に、この時どこか懐かしさすらを感じました。そして「この会社、すごく面白そうだな。自分に合っているかも」と直感的に思い、入社を決めました。
深夜の花火に、驚きの物価。マレーシアでのリアルな日常
ーいざ入社されて、現在はマレーシアでの店舗立ち上げに向けてどのような状況ですか?
実は今、就労ビザの切り替え手続きの関係で、一時的に日本に帰国している状態なんです。2ヶ月ほど現地にいたのですが、ビザのステータスの関係で日本にいないと手続きが進まないということで一度戻ってきました。
当初は1週間ほどで戻る予定だったので、バックパック1つ、服も2セットしか持ってきていなかったのですが、手続きが長引いてしまい、気づけばもう2ヶ月も日本のホテルで暮らしています(笑)ちなみに妻は私と同じ時期に転職活動をして現地での仕事が決まり、今はひと足先にマレーシアで別の仕事をしながら暮らしているんです。
本当に想定外の出来事ですが、これも海外で働くうえでは付き物ですね。現在はリモートで現地の事務処理などをサポートしつつ、日本の店舗でも実務業務のトレーニングをしています。
マレーシアの店舗自体は先日無事にオープンしました!日本人の運営メンバーは私を含めて3名。現地で採用したマレーシア人の正社員が2名、そしてローカルのアルバイトスタッフが20名ほどという体制で運営をしていきます。
ーマレーシアの生活で、カルチャーショックを受けたことやチャレンジしていることはありますか?
マレーシアは多民族国家なので、いろいろな文化が混ざり合っていて面白いですよ。例えば、イスラム教の断食月(ラマダン)が明けたお祝いの時には、道端で深夜までバンバンと派手に花火を打ち上げているんです。日本では考えられませんが、現地の人たちは「そういうものだよね」と誰も怒りません。
ローカルマーケット(市場)に行った時も驚きましたね。日本人の感覚からすると現地のスーパーも安いのですが、ローカルマーケットはさらに安くて。フルーツも安いですし、マンゴーが1玉70円くらいで買えます。牛肉も1キロ600円ほどです。
巨大なブロック肉がドーンと置いてあって「これくらい欲しい」と伝えると、目の前で豪快に包丁で切り分けてくれるんです。衛生面で日本と違う部分はありますが、活気があってとても楽しい場所です。
生活面だけでなく、仕事面でも大きなチャレンジがありました。入社前は、現地と日本のメンバーをつなぐパイプ役のようなポジションを想像していたのですが、実際は想像していた以上に深く立ち上げそのものに関わることになって。今回、現地で食材などを仕入れるためのパートナー企業(サプライヤー)も、私が一から開拓したんです。
当時は他のメンバーが日本でメニュー開発をしていて、私だけがマレーシアにいる状態でした。もちろん現地の業者のツテなんて全くゼロの状況でしたが、日本のチームが作ってくれたレシピをもとに、それを再現できる食材を提供してくれる企業を一から探していきました。
正直、何が正解かもわからず手探りでしたが、もともと「なんとかなるだろう」と楽観的に考えるタイプなので、とにかく動いてみようと(笑)現地で日本食店を経営されている方に業者を紹介していただいたり、自分で直接「こういう商品は扱えますか?」とコンタクトを取ったりと、一件ずつ交渉を重ねていきました。
知り合いゼロの状態から取引先を開拓したこの経験は、本当に鍛えられましたね。
「本物」を届けるための挑戦と、これからのビジョン
ーマレーシアで「もんじゃ焼き」を提供するにあたり、メニュー開発などで苦労した点やこだわったポイントはありますか?
そこがスタートする時に一番難しかった部分です。マレーシアはムスリムの方が多いため、豚肉や豚骨を使うことができません。
最初はローカライズ(現地化)したメニューを中心にしようかという議論もありました。しかし、いろいろと調査した結果「日本の『本物』の味をそのまま提供したほうが絶対に喜ばれる」という結論に至りました。
そこで、日本の開発チームにも協力してもらい、これまで豚・豚骨ベースだった「だし」などを、鶏や牛ベースで一から作り直しました。同じメニューでも、日本では豚を使っているものを向こうでは鶏で作ったりと、工夫しています。
食材に関しても、明太子やお餅など日本でしか手に入らないクオリティのものは日本から持っていき、それ以外のものは現地のローカルマーケットで仕入れるなど、コストとクオリティのバランスを考えながら選定しました。「これは絶対に日本のものを使う」というコアな部分は妥協をしていません。
ーメニューも日本のこぼれやのこだわりを詰め込んだものになっているんですね!ちなみに店舗運営で現地スタッフとのコミュニケーションやマネジメントも大変そうだなと思うのですが、羽方さんが意識していることはありますか?
「わからないことは、現地のスタッフに素直に聞く」というスタンスを大切にしています。
私は日本人ですし、マレーシアの文化や習慣については現地の子たちの方が圧倒的に詳しいです。
だから、変に上から目線で「日本のやり方はこうだから」と押し付けるのではなく「これってマレーシアではどう思う?」「どっちが好まれると思う?」と、彼らの意見をどんどん取り入れるようにしています。
私自身、ずっとチームスポーツや監督もやってきたので「組織全体を見てバランスを取ること」「チームで良い関係構築をすること」などマネジメントは得意な方だと思っています。彼らが意見を言いやすいフラットな関係性を築くことで、チーム全体のモチベーションも上がりますし、結果的に良いお店づくりに繋がっていると感じています。
現地のスタッフも非常に気さくで、日本とは少しコミュニケーションの取り方が違いますが、フレンドリーで働きやすい環境が作れていると思います。
ー今後deltaで実現したい展望や、羽方さんの目標を教えてください。
会社としての目標は、このマレーシアの1店舗目を成功させ、多店舗展開や他の国への進出の足がかりにすることです。
海外で「日本食」といえばお寿司などが定番ですが、そこに「もんじゃ焼き」を食い込ませたいんです。ベトナムでバイクのことを「ホンダ」と呼ぶように、いつか海外の人たちがもんじゃ焼きを見て「こぼれや」と呼んでくれるような、そんな世界観を作れたら最高ですね。
個人としては、実はあまり大きな野望のようなものはなくて(笑)
ずっとチームスポーツをやってきたからか、個人の勝利よりもチーム全体で勝つことのほうが好きなんです。だから、deltaがこれから大きくなっていく中で、その一員として貢献できれば一番うれしいですね。その上で欲を言えば、一つの場所にとどまるよりは、マレーシアを足がかりにいろいろな国へ行って、新しい経験を重ねていけたら最高だなと思っています。現場の店舗運営だけでなく、組織づくりやスタッフ教育、マネジメントの面でも、これまでの経験を活かしていけたらと思います。
ー最後にdeltaに興味を持っている方へ、メッセージをお願いします!
deltaを一言で表すなら「みんなが熱くて、全力で青春している会社」です。
社長も副社長も、そして社員のみんなも、フラットな関係で言いたいことを言い合える環境があります。「これをやってみたい」と手を挙げれば、頭ごなしに否定されることはなく「よし、やってみよう」と背中を押してくれます。失敗しても誰かが必ずフォローしてくれる、そんな温かいチームワークがあります。
正直、受け身の人は難しいかもしれません。チャレンジ精神がある人や、思い込みすぎない人のほうが合っていると思います。
私自身、40歳を手前にして未経験の業界、しかも海外での立ち上げという大きなチャレンジをさせてもらっています。
「今の自分を変えたい」「熱中できる仕事がしたい」「海外で自分の力を試してみたい」と思っている方には、これ以上ない環境ですね。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度deltaへご連絡ください!一緒に「熱い」挑戦ができる仲間をお待ちしています!
ー羽方さん、ありがとうございました!