「できなかった自分」が、「考えて価値を出せる自分」になるまで
Fさん(卒業目前)|SiNCE 長期インターン振り返り
はじめに
卒業を3ヶ月後に控えたFさん。
アプリ開発をきっかけにデータ分析へと興味を広げ、SiNCEの長期インターンに参加しました。
初めて触れるBigQueryやSQL、実務ならではのプレッシャー。
決して順風満帆ではなかったからこそ、「仕事の向き合い方」そのものが変わったと言います。
卒業を前にした今、「社会人になる実感」がある理由
——卒業目前の率直な気持ちは?
学生生活が終わるのは少し寂しいですね。ただ、社会人になること自体は楽しみです。
SiNCEで実務を経験したことで、「働く」ということが想像ではなく、現実として見えるようになりました。
長期インターンを選んだ理由
「独学では超えられない壁」を越えたかった
——なぜ長期インターンを?
アプリ開発をやっていて、その後データ分析に興味を持ちました。
独学もしていましたが、「実際のデータ」「お客様の課題」に触れないと、本当の意味で力はつかないと感じたんです。
社会人になる前に、一度ちゃんと“仕事の現場”を経験しておきたかった、というのも大きいですね。
——SiNCEを選んだ理由は?
データ分析が主軸であることと、少人数の会社だからこそ、
インターンでも“一部を任される側”になれると思ったからです。
担当業務:需要予測分析(BigQuery/SQL)
——どんな業務を担当していた?
BigQueryを使った需要予測分析です。
正直、最初はSQLがまったく分からなくて、かなり苦戦しました。
正直しんどかった。でも「逃げなかった理由」がある
——大変だったことは?
初めてのSQLに加えて、そのプロジェクトでインターンが自分一人だったことです。
「分からないけど、すぐ聞ける人がいない」という状況は、かなりプレッシャーでした。
——それでも続けられた理由は?
一つは、社員さんがちゃんと向き合ってくれたことです。
「分からなかったら、早めに言っていい」と言われたのが印象に残っています。
もう一つは、自分の中で
「ここで逃げたら、同じ壁にまたぶつかる」
と思えたことですね。
SQLも、業務外の時間を使って改めて勉強しました。
変わったのはスキルだけじゃない
「課題の本質」から考えるようになった
——インターン前と今、一番の変化は?
考え方です。
以前は「とりあえず手を動かす」タイプでしたが、
今は「この課題で一番大事なのは何か?」を最初に考えるようになりました。
その方が、結果的に作業も早いし、成果物の質も上がる。
これは実務を通して身についた感覚だと思います。
「お客さんが見える」ようになったことで、仕事の解像度が上がった
——社会人のイメージは変わった?
大きく変わりました。
技術を使うこと自体が目的ではなく、
「誰の、どんな課題を解決するのか」を考えるのが仕事なんだと、実感しました。
いくつかの技術を知った上で、
「今回はどれを使うべきか」を選ぶ。
この感覚は、SiNCEでの経験がなければ持てなかったと思います。
卒業後の進路:SIerのAI領域へ
——卒業後は?
SIerのAI系の領域に進みます。
データサイエンティスト/AIエンジニアとして、AIに関わる仕事をする予定です。
——理由は?
SIerは、お客さんの課題に対して複数の技術から最適解を選ぶ仕事。
インターンで学んだ考え方が、そのまま活きると感じました。
就職活動で実感した「経験の強さ」
——インターン経験は就活にどう影響した?
面接での技術的な会話の深さが、明らかに変わりました。
「実務で何を考え、どう判断したか」を具体的に話せるので、
自分でも「ちゃんとやってきた」という自信につながりました。
これからインターンを考える人へ
「一歩踏み出すのが不安な人ほど、合う環境」
一人で勉強していると、どうしても限界があります。
実務に入る際は、SiNCEはちゃんとサポートしてくれます。
最初から完璧じゃなくていい。
成長する前提で受け入れてくれる環境だと思います。
SiNCEに向いている人
特別なタイプが向いている、というより
「成長したいと思える人」なら、誰でも伸びる環境だと思います。
周りが本気で仕事と学びに向き合っているので、
自然と「自分もやろう」と思える。
それが一番の強みだと思います。