ココフィーでよく話題になるのが、「成長とは何か」という問いです。
この問いはシンプルに見えて、実はとても奥が深いものです。
スキルが増えること、任される範囲が広がること、成果を出すこと。
これらはいずれも成長の大切な構成要素であり、否定すべきものではありません。
しかし、それだけを唯一の指標にしてしまうと仕事はいつの間にか
「より多く」「より早く」「より高く」を求め続ける消耗戦になってしまう。
特に、医療×AIという領域は短期的な成果や数字だけを追えばいい分野ではありません。一つの判断が、現場や患者さんに長期的な影響を与える可能性があるからです。
判断を急げば、結果的に遠回りになることもある。
スピードを優先したことで、本来守るべき本質を見失ってしまっては意味がないのです。
だからココフィーでは、結果そのもの以上に、
「その判断にどう辿り着いたか」を重視しています。
なぜその選択をしたのか。
どんな前提を置き、どんな情報を集め、どんな葛藤を経て決断したのか。
そこを説明できない判断は、たとえ成果が出ても、次に再現することができません。
再現性のない成功は、組織の力にはならない。
だからこそ私たちは、プロセスを丁寧に言語化し、共有する文化を大切にしています。
私が考える成長とは、
「できることが増えること」よりも
「より難しい問いに向き合えるようになること」です。
簡単な課題を効率よくこなせるようになることも大切です。
しかしそれ以上に重要なのは、
正解が用意されていない状況に直面したときに、逃げずに向き合える力を持つこと。
曖昧な状況の中で、自分なりに仮説を立て、考え、判断し、その結果に責任を持つ。
その過程で迷い、悩み、ときには失敗する。
けれどその経験の積み重ねこそが、人を確実に成長させると私は信じています。
そして、その成長の先にあるのが「仕事としての幸福」だと思っています。
それは単なる評価や報酬の多さではありません。
もちろん、それらも大切な要素ではあります。
本質は「あの判断は、自分の中で納得できるものだった」と振り返れること。
成果と過程がきちんとつながり、自分の選択に責任を持てている状態。
そして、日々の仕事に意味を見出せている実感があること。
これが、私の考える「仕事としての幸福」です。
ココフィーの仕事は、決して楽ではありません。
常に考えることが求められ、前例のない課題に直面することも多い。
迷う場面もあれば、答えがすぐに見つからないこともあるでしょう。
ただ私は、「成長・成果・幸福」を切り離さず、
一つの連続したプロセスとして捉えられる環境をつくりたいと思っています。
目先の評価だけに振り回されるのではなく、
長い時間軸の中で自分自身の判断力と向き合いながら歩んでいく。
仕事を通じて長く納得できるキャリアを築きたい人にとって、
ここは間違いなく挑戦する価値のある場所です。
自分の成長を、単なるスキルの増加ではなく、
人生全体の充実につなげたいと考える人を、私たちは待っています。