【社員インタビュー】キャリア迷子からPLへの軌跡。育休後、さらなるキャリアアップを果たせた理由 | エンジニアブログ
エンジニアとして成長を続けながら、ライフステージの変化にも柔軟に向き合っていきたい──。そんな思いを抱きながら働いている人は多いのではないでしょうか。今回お話を伺った内田さんは、海外での経験を経...
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「このままでは、技術力が停滞してしまうのではないか」
エンジニアとして着実にスキルを磨いていても、5年、10年とキャリアを重ねる中で、そんな焦りを感じることもあります。
今回お話を伺った鈴木さんも、その葛藤を抱えていた一人です。前職では金融系システムの大規模プロジェクトに携わり、設計や顧客折衝といった上流工程のスキルを磨いてきました。しかし次第に、「よりモダンな技術に触れたい」「システム全体を俯瞰できる立場で成長したい」という思いが強まり、BREXA Technology(以下、BREXA Tech)への転職を決意します。
入社後、独学で取得したAWSの知識をすぐに活かせる新規開発プロジェクトに参画。そして、社内に前例のない技術課題との対峙することに。「開発」と「インフラ」の垣根を越え、市場価値の高いエンジニアへと成長していく、そのリアルな軌跡を伺いました。
鈴木さん / エンジニア / インテグレーション事業本部・プロフェッショナルサービス1部 技術2課(取材当時)
明治大学商学部卒業後、2019年に新卒でIT企業に入社。金融系システムの設計・顧客折衝や、建設系システムの保守・改修まで、約6年間にわたり幅広く経験。バックエンド開発を主軸に置く中でクラウド技術の重要性を感じ、独学でAWS SAAを取得。2025年4月、BREXA Techに中途入社。現在は建設系システムの新規開発プロジェクトでバックエンドの設計・構築を主導する傍ら、医療系システムの保守・改修も担当。趣味は、休日にゆったりとお酒をたしなむこと。
はい。新卒で入社した会社で、二つ目に参加したプロジェクトとして生命保険のWeb販売システムの開発に携わりました。ここでは主に上流工程を担当し、要件定義から画面設計、お客様との要件詰めを担当しました。具体的には、保険の加入手続きから保険金の支払いまで、まさにシステムの根幹となる部分の設計を任せていただきました。
当時は配属先での常駐でしたが、プロジェクトが進むにつれて体制は段階的に縮小し、最終的にはレビュー担当者もいない状況になりました。そんな中でも「鈴木さんがいないと成り立たない」と配属先企業の正社員の方から言ってもらうほど、私の判断に基づいた調整案をお客様に提案させていただく機会も多かったです。
IT知識に加え、複雑な保険約款を読み解き「この商品はどういう特性か」を分析し、それをどうシステムに落とし込むかまで踏み込む必要があり、設計スキルと業務理解の両面で非常に鍛えられました。
その後、24時間365日稼働する建設機械の在庫管理システムの保守・改修チームに社内メンバーのリーダーとして参加しました。ここでは設計から実装、テストシナリオ作成、本番リリース計画までを一気通貫で担当しました。
きっかけは、建設系プロジェクトで「社内メンバーのリーダー」を任されたものの、実質的には一担当者としての業務がメインだったことでした。リーダーという立場でありながら、結局は常駐先の正社員の方が指揮を執るため、現場で求められるのはマネジメントではなく一担当者として日々の業務をこなすことでした。
前職は、いわゆる“商流が深い”*環境でした。そのため、どれだけ経験を積んでも、新しいプロジェクトで再び一担当者としてアサインされるのではないか、という思いが強くなりました。
*商流が深い=IT業界の多重下請け構造において、発注元(クライアント)から遠い階層にいること
もう一点、商流が深いとシステム全体像に触れる機会が少ない、あるいは全体像を把握しても活用できる機会が多くない、という課題もありました。当時はスキルに自信がついてきた時期でもあり、「もっとできるはずだ」というもどかしさから、システム全体を俯瞰した上でソリューションを提案したいという思いが強くなりました。
「システム全体」を考えた時、アプリケーション側だけでなく、それが動いている「インフラ側」が全く分かっていないことに気づきました。両方を理解しなければ、本当の意味で全体像は把握できないと感じ、独学でAWSの勉強を始めてSAAの資格も取得しました。転職活動では、このAWS知識を活かせる開発を軸に据えていましたね。
BREXA Techを選んだ決め手は、金融や建設だけでなく非常に幅広い業界のシステムを扱っている点に強く惹かれたことです。IT分野だけでなく、さまざまな業界の知見を広げられる環境だと感じたんです。
そうなんです。面接では「AWSを使った開発がしたい」とは伝えていましたが、入社後の面談でディレクターから「鈴木さん、最初にこのプロジェクトに入ってほしい」と紹介されたのが、AWSを使う建設系の新規開発プロジェクトだったんです。
独学で資格は取りましたが、あくまで座学の知識しかなかった私を信頼して任せてくれて。その時点で驚いたのと同時に、「本当にやりたいことをやらせてくれる会社なんだ」とモチベーションが上がったのを覚えています。
今はそのプロジェクトでバックエンド側の設計・構築を主導する役割を任されています。
前職では構築主導の経験はなかったのでそういった意味では不安でした。特にAWSは、知識はあっても実践で活かせるかは未知数でしたが、実際に始まってみると、技術がAWSに変わっても本質は同じだと気づきました。
お客様や他部署の要求を整理して仕様に落とし込みながら調整する進め方は、前職で培った「課題解決の型」そのものなんです。
逆に、新たに得られたのは、間違いなくAWSの実践経験です。座学と応用は全く違いました。身につけてきた知識が、手を動かすことで「使えるスキル」に変わる手応えがあって。今後「AWS開発経験あり」と裏付けを持って語れることが最大の収穫です。
AWSの「Step Functions」というサービスは、社内のインフラ専門部署「技術1課」のメンバーさえ全く知見がないという状態だったので、「どう実装するのか?」という不安はありました。
実はプロジェクトが本格化する前に、私が先行して調査を担当していた経緯はあったものの、あくまで調査です。実装の実績や、社内に「こうすれば確実に動く」という裏付けが全くない状態でした。
バックエンド全体のレビューやマネジメント業務もある中で、「一旦これ、全部鈴木さんに実装を任せてみませんか?」と話がまとまった時は、正直、プレッシャーは大きかったです(笑)。ただ、他に誰もいない状況に、「やるしかない」と腹を括りました。
必死に調べて「こうすればうまくいくはずだ」という仮説を立て、設計と実装を進めました。そして、自分が担当したその機能が実際に動くものになった瞬間は、本当に大きな壁を乗り越えられたと実感しましたね。
前職の金融系プロジェクトで、お客様と開発チームの「橋渡し役」を担った経験が、私の原点です。ただ要望を伝えるだけでなく、開発者とお客様双方の意図を汲み取ってバランスを取りながら最適解を見つけ出す。その役割を通じてシステム全体を俯瞰してプロジェクトを成功に導くことの重要性を実感しました。
こうした『全体最適』を追求する上で、私はあえて特定の技術にこだわらないようにしています。こだわりを持たないことが、視野を狭めず、柔軟かつ多角的に物事を見極めるための自分の武器になると考えているからです。
もちろん特定の分野を極めるスペシャリストも素晴らしいですが、私自身は幅広い知見をフラットに持ち、全体像を俯瞰しながらプロジェクトを正解へと導けるエンジニアを目指しています。
BREXA Techには手厚い研修がありますが、中途の経験者であれば、むしろ入社後すぐに実践の場にいけます。「これまでの経験を信頼し、任せてもらえる」という印象です。
それこそが「腕の見せ所」です。待っているだけでなく、自分で何をすべきかを考え、周りを巻き込みながら成果を出していきたい。そういう自立したエンジニアにとって挑戦的で成長できる最高の環境だと思います。
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