こんにちは! 株式会社日比建設 人事の森田です。
今回は、スーパーゼネコンのパートナーとして超高層ビルの鳶工事を手掛ける、当社代表の日比靖仁にお話を伺いました。「現場の職人が本当にかっこいい」と語り、自らも17歳から現場で汗を流してきた日比社長。
26歳で直面した会社の危機と、そこから這い上がり「日本一の鳶会社」を目指すまでの軌跡には、職人への深い愛情と独自の組織論が詰まっています。
「未経験からでも、一生モノの技術を身につけて活躍したい」と考えるあなたの背中を力強く押す、日比社長の熱いメッセージをお届けします。
プロフィール
- 名前:日比 靖仁(ひび やすひと)
- 役職:代表
- 経歴:
- 17歳で高校を中退し、鳶職人の道へ進む。
- 26歳の時、父親の失踪を機に残された職人と共に会社を再建。
- スーパーゼネコンの二次下請けとして、数々の超高層ビルや大型施設の施工に参画。
- 「日本一の鳶会社になる。」をビジョンに掲げ、若手育成や独自の人事制度改革を推進中。
17歳からの現場経験と、ゼロからの再出発
――日比社長は17歳で鳶職人になられ、26歳で会社をゼロから立て直されたと伺い、本当に驚きました。当時のご決断の背景を教えていただけますか?
日比靖仁(以下、日比):私の実家は祖父の代から続く「鳶一族」で、叔父たちもみんな鳶の会社を経営していました。私自身も17歳の時に高校を中退し、1つ年下の弟と一緒に父親の仕事を手伝う形で職人になったんです。当時はバブル期で、月に2日休めたら「今月はいっぱい休んだな」と思うほどの激務でしたね。
しかし、私が26歳になる頃にバブル崩壊の余波が建設業にも押し寄せ、多額の借金を抱えた父親が突然いなくなってしまいました。連絡も全くつかなくなり、残されたのは私と弟、そして50代のベテラン職人たち4人だけでした 。
――それは想像を絶する状況ですね……。その時、どのようなお気持ちで再建に向かわれたのでしょうか?
日比:もちろん大変でしたが、不思議と「別の仕事をする」という選択肢はありませんでした。私は昔から、現場で働く職人たちの姿を心から「かっこいい」と思ってきたんです。今でも現場に行って職人たちを見るたびに、本気でそう思います。
父親がいなくなった後、新しい会社という「箱」を作り、残ってくれたおじちゃん職人たちとマイナスからのスタートを切りました。彼らが文句一つ言わずに懸命に働いてくれたおかげで、今の私たちがあるんです。
――現場の職人さんたちとの強い絆があったからこそ、今の会社があるのですね。
日比:そうですね。私は若い頃、現場で働きながら夜は起業家向けのスクールに通うなど、いつかは自分で事業をやりたいという意欲を持っていました。予定とは違うタイミングで、半ば投げ出されるように社長になりましたが、あの時の経験と職人たちへの感謝が、今の私の経営の原点になっています。
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街のシンボルを造る。超高層ビルを支える技術と誇り
――困難を乗り越え、現在は誰もが知るような超高層ビルの建設に携わっていらっしゃいますね。具体的にどのようなプロジェクトを手掛けているのでしょうか?
日比:私たちはスーパーゼネコンとともに、六本木ヒルズのような超高層ビルや、大型のショッピングモール、タワーマンション、巨大な物流倉庫などの鳶工事を手掛けています。皆さんが街を歩いていて「大きいな」と見上げるような、地図に残る大型建築物がメインの仕事ですね。
――大規模な現場ならではの難しさや、やりがいはどんなところにありますか?
日比:超高層ビルともなると、地上200mを超えるような場所での鉄骨組み立てや足場架設になります。当然、安全管理には絶対的な厳しさが求められますし、工期を守るプレッシャーもあります。
しかし、だからこそ腕の見せ所でもあります。 大手ゼネコンである大林組様とは約30年にわたるお付き合いがありますが、私たちが選ばれ続けている理由は、長年積み重ねてきた実績と、そこで確かな技術を身につけた職人たちが評価されているからだと自負しています 。
――30年もの間、スーパーゼネコンから信頼され続けているのは凄いです!
日比:ありがとうございます。カスタマーファーストという言葉がありますが、私はこれを「綺麗事ではなく、自分たちの生存確率を上げるために不可欠なもの」だと考えています。現場で短期的な利益だけを求めて安全や品質をおろそかにすれば、長期的には必ずマイナスになります。お客様のためになる仕事を愚直に続けることこそが、私たちが生き残るための最大の戦略なんです。
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「飛び大学」と「失敗こそして欲しい」に込めた成長への期待
――高度な技術が求められる現場ですが、未経験からでも活躍できるのでしょうか?育成の環境について教えてください。
日比:もちろんです。私たちは未経験の方をプロに育てるための仕組みづくりに力を入れています。例えば「飛び大学」という社内の育成プログラムを用意しています。これは約4ヶ月間かけて、学生や未経験の社会人から、一人前のプロの職人へと成長するための研修制度です。現場の基礎から始まり、体づくり、安全に関する知識などを丁寧に教えていきます。
いきなり危険な仕事を任せることは絶対にありませんが、小さな事からどんどん任せていく文化があります。
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――「任せる」という点で、日比社長が大切にされている価値観はありますか?
日比:私は社員に対して、「死なない挑戦であれば、どんどん事故って(失敗して)ほしい」と本気で思っています。
新しいことに挑戦して失敗するのは当たり前です。むしろ、失敗から得られる経験の方が価値が高い 。だから私は、社員が裁量を持って動き出すのを止めることはありません。
――失敗を歓迎してくれる環境は、挑戦する若手にとって非常に心強いですね!
日比:また、風通しの良さも重視しています。私には「良いニュースだけでなく、悪いニュースこそ真っ先に上げてほしい」と常に伝えています。ネガティブな報告に対して怒ったり不機嫌になったりすると、現場は真実を隠すようになりますよね 。だから、悪いニュースを持ってきた時は「おお、いいね!もっとでっかい問題はないの?」と、あえてポジティブに受け止めるように意識しています。
萎縮せずに、自分で考えて動ける職人に育ってほしいですからね。
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「日本一の鳶会社」へ。現状のボトルネックと未来
――日比建設が今後目指しているビジョンについて教えていただけますか?
日比:私たちのビジョンは、非常にシンプルです。「日本一の鳶会社になる。」 これに尽きます 。
現在、大林組様を中心に仕事をお受けしていますが、実績としては清水建設様、大成建設様など、他のスーパーゼネコン様へ取引を広げることも十分に可能です。
――事業拡大のチャンスがあるのですね。そこに向けての課題は何でしょうか?
日比:率直に言って、「人材不足」が最大のボトルネックになっています 。現在のメンバーだけで手一杯で、これ以上の展開ができていないのが実情です 。
現在の職人は約30名ほどで、私が独立した当初から一緒にやってきた10歳ほど年下のベテラン世代が中核を担っていますが、実は20代の若手社員がほとんどいないんです 。このまま5年、10年と経てば、組織は間違いなく高齢化してしまいます 。だからこそ、今、本気で若手の採用と育成に力を入れようとしています。
――なるほど。会社の次世代を担う若い力が必要不可欠なのですね。
日比:はい。私たちの仕事は「人と空間の可能性を広げる」仕事です 。旧態依然とした建設業界のイメージを変え、若い人たちが誇りを持って働ける環境を作っていきたい。私たちの会社なら、それができると信じています。
「一生モノの技術」を身につけたいあなたへ
――これから建設業界や、専門職に挑戦したいと考えている20代の方々へメッセージをお願いします。
日比:鳶職は、AI時代になっても決してなくならない、人間だからこそできる「一生モノの技術」です。
私たちは、頑張る人を正当に評価するために給与体系も透明化しています。未経験からスタートしても、現場で経験を積み、30代や40代で「職長」になれば年収800万円以上を稼ぐことも十分に可能です。これは決して夢物語ではなく、実際に当社で活躍しているメンバーのリアルな数字です。
――未経験からそこまで目指せるのは、非常に夢がありますね!どのような方に来てほしいですか?
日比:学歴や過去の経験は一切問いません。「体を動かすのが好き」「スケールの大きなものづくりに関わりたい」「手に職をつけて安定した人生を歩みたい」。きっかけは何でも構いません。
少しでも興味を持ってもらえたら、まずはカジュアルにお話ししましょう。飾らない「日比建設のリアル」を全てお伝えします。皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!
\ こちらよりご連絡をお待ちしております!! /
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