こんにちは、株式会社BUB採用担当です!
BUBは、『きっかけが未来をつくる』をビジョンに、人生が変わるきっかけを提供する宿泊施設:BUB RESORTを世界中に展開するグローバルカンパニーを目指しています。
そんなBUBでは、現在新卒メンバーを積極採用中です!今回は、一級建築士として大手企業でのキャリアを経て、BUBへジョインした山﨑さんのインタビューをお届けします。
建築のキャリアを活かしながら、事業づくりや地方創生の現場で大きな裁量を持って挑戦する山﨑さんに、BUBで働く中で感じたことを率直に語ってもらいました。
大手で積み重なった“違和感”。立ち止まったからこそ見えた、本当にやりたいこと
ーこれまでの経歴について教えてください。
もともと理系学生だったのですが、機械科や電気科など様々なジャンルがある中で一番ワクワクしたのが建築でした。そこからずっと建築の道を歩んできて、一級建築士の資格も取得しました。
大学卒業後は、大手インフラ企業で鉄道関連のインフラ施設──駅や車両基地、変電設備などの保守管理を担当していました。4年半ほど働いた後、既存建物だけでなく新築にも挑戦したいと思い、大手メーカーに転職して、自社ビルの建設プロジェクトのマネジメントを6年半ほど担当してきました。
ー転職の決め手は何でしたか?
前職までは社内調整が多くて、気づいたらお客様ではなく社内を向いて仕事している感覚があったんですよね。このままでいいのかな、と立ち止まる瞬間が増えていきました。
大きな組織では、何か新しいことを始めるにも関係部署への説明や承認が必要で、どうしても動き出しまでのスピードが遅くなってしまう。結果として、お客様に向き合う前に、まず社内の調整に時間を使う働き方になっていました。
仕事って、一日の三分の一以上の時間を使いますよね。それなら、熱中できることを仕事にしたい。誰かを喜ばせるために働いているって実感できる環境に行きたいと思ったんです。さらに、前職では役割が細かく分かれていて、自分で判断して動ける範囲が限られていました。もっと裁量を持って、自分の意思でプロジェクトを前に進められる環境に行きたい──そんな思いが強くなっていきました。
そんな中でBUBの事業を知って、「こんなユニークなサービスを提供している会社があるんだ」と強く惹かれたんです。
ここなら、自分の経験を活かしながら新しい挑戦ができるかもしれない。そう思えたことが、入社を決めた大きな理由です。
現場で工具を持ち、外壁を塗る。大手では得られなかった“手触り感”
ー入社後、印象的だった出来事はありますか?
入社してすぐ、筑波拠点の開業が2か月後に迫っている状況でした。立ち上げの現場はとにかくやることが多く、すぐに実務に飛び込む必要がありました。それまでのキャリアでは発注者側として協力会社の方々に依頼する立場だったので、現場で工具を持って走り回るなんて経験はほとんどなかったです。
でもBUBでは、外壁の塗装をしたり、備品を運んだりと、必要に応じて自分の手を動かす場面も多くあります。開業直前の現場作業はなかなか大変でしたが、自分たちでつくり上げたものが、そのままゲスト(お客様)の体験につながっていく。その“手触り感”は、大手では味わえなかったものでした。
また、前職ではどんなに小さな作業でも外部に依頼することが当たり前だった一方で、BUBではコストやスピード、品質を踏まえながら、自分たちでやるべきか、外部に依頼するべきかを判断していきます。現場で実際に作業を経験したことで、どれくらいの時間や手間がかかるのか、どこにコストが発生するのかといった“リアル”を理解できるようになりました。こうした感覚は、今の開発業務における判断や意思決定にも大きく活きています。
現在開発統括として、物件選定から資金調達、許認可、設計・施工管理、運営引き継ぎまで、一気通貫で担当しています。現場での肌感覚があるから、数千円の細かな判断も、億単位の開発判断も、どちらも“自分が責任を持ってつくり上げるもの”として捉えられる。
ミクロとマクロを行き来しながら、プロジェクトを前に進めています。
その土地でしかできない体験をつくる。地方創生の最前線で感じたこと
ーBUBの空間づくりで大切にしていることは何ですか?
新規拠点の開発では、新築で一からつくることもあれば、既存の建物をリノベーションしたり、学校のグラウンドに施設を配置したりすることもあります。形はさまざまですが、共通して大切にしているのは、その土地の地形や既存の環境、文化や歴史を活かすこと。だからこそ、まずは土地の特徴を徹底的に読み込むところから始めます。
BUBのビジョンである「きっかけが未来をつくる」を実現するためには、“どこでもできる体験”ではなく、その土地でしか生まれない体験をつくることが欠かせません。
「なぜこの場所でやるのか」「ここでしか生まれない体験は何か」
その問いに向き合いながら、体験価値を起点にコンセプトをつくり、そこから空間設計へと落とし込んでいきます。建物の設計を先に考えるのではなく、まず“どんな体験を提供できるか”を描くことが出発点なんです。そして、その体験価値が成立する場所かどうかを基準に、物件を選んでいくんです。
ー具体的なプロジェクト事例を教えてください。
今進めているプロジェクトは、群馬県にあるスキー場近くの地域を舞台にしています。人口減少や学校の廃校に加え、雪不足やスキーブームの変化など、地域や事業を取り巻く課題もあるエリア。 大手デベロッパーが中心となって街づくりを進める中で、「冬だけでなく、通年でこの土地に新しい価値をつくれないか」とBUBにも声がかかりました。
現地に何度も足を運び、土地の歴史や自然環境を読み解いていく中で着目したのが、スキー場ならではの広大なグリーンエリアでした。春から秋にかけて広がるその空間をどう活かすか。そこで生まれたのが、“地球を楽しむ”というコンセプトです。自然そのものを体験価値に変えていく構想が、少しずつ形になっていきました。
特に体験の核として考えているのが「馬」の存在です。かつてこの地域では、駅前を馬車が走っていた歴史がありました。その文脈を引き継ぎ、滞在中の移動やアクティビティに馬を取り入れた、これまでにない体験を設計しています。単に牧場のような雰囲気をつくるのではなく、自然や動物との共生を体感する時間をつくる。子どもたちが環境への配慮や愛着を、頭ではなく身体で学べるような場所にしたいんです。
気候変動や地域のにぎわいの減少といった社会課題に対して、BUBだからこそ生み出せる体験価値をどう掛け合わせるか。地域の歴史と向き合いながら、街の未来像を根本から描いていく。責任は大きいです。でもその分、自分が新しい社会のモデルをつくっているような実感がある。そこに、この仕事でしか味わえない強いやりがいを感じています。
諦めかけたプロジェクトを、もう一度未来に向けて動かす。自分の意思で事業を動かすということ。
ー神奈川県のプロジェクトについても伺えますか?
この案件は、会社として一度“中断”の方針が出ていたプロジェクトでした。廃校となった古い校舎をリノベーションする計画だったのですが、工事費の概算が想定の約2倍になり、「この条件では難しい」という判断が下されかけていたんです。
ただ、僕自身はそこで終わらせたくないと思いました。
というのも、このプロジェクトには、今までのBUBではなかなかご一緒できなかった魅力的な関係者が集まっていたからです。
日本でもトップクラスの大手デベロッパー、誰もが知る学校法人、そして設計施工会社の方々。さらに、立地も非常に良く、これだけの体制、面積を確保できる案件は今後ほとんど出てこないだろうという確信もありました。
「これは逃すべきじゃない」と思い、自分なりにもう一度条件を整理し、関係者と話し直し、プロジェクトを再び検討の土俵に戻しました。今は、実現に向けての体制づくりを、関係者の方々と整えていく段階です。 相手先の担当者の方がとても信頼できる方で、「この人たちと一緒にプロジェクトをつくりたい」という思いも大きな原動力になっています。
会社の方針を動かすような提案をし、大規模なプロジェクトを再び前に進めることができたのは、BUBだからこそ得られた経験だと感じています。こうしたプロジェクトを一つひとつ形にしていくことで、BUBとしての実績が広がり、次の挑戦につながっていきます。そしてその積み重ねが、最終的にはゲストに届けられる体験の幅を広げていくと感じています。
ー新規拠点探しで苦労したことはありますか?
前職とは違い、BUBはまだ認知が十分ではないので、まずは会社を知ってもらうところからのスタートでした。新規拠点の候補地を探すにも情報が入ってこず、最初は自治体に片っ端から電話するところから始めたほどです。
やってみて分かったのは、結果を急ぐよりも“関係づくり”のほうが何倍も大事だということでした。 不動産関係の方々と地道に関係を積み重ね、実際に既存の施設を見てもらえると、BUBならではの体験価値に皆さん本当に驚くほど興味を持ってくださって、そこから一気に関係が深まっていくんです。
ただ、実際に来ていただくまでの関係づくりが本当に難しくて。 だからこそ、日々の連絡やお願いされたことを確実にやり切るなど、当たり前のことを丁寧に積み重ねることで、少しずつ信頼を築いてきました。
遊休資産を再生し、にぎわいを生む。それが地方創生の面白さ
ー遊休資産を活用する意義はどこにあると思いますか?
新拠点の候補地を見に行くと、使われなくなった施設やその周辺は、本当に静かで、どこか寂しい空気が流れていることが多いんです。でも、そこにBUBが入ることで、まず社員だけでも数十人が配属され、体験プログラムが動き始める。そしてゲストも訪れるようになり、誰も使わなくなっていた場所に人が戻り、にぎわいが生まれていく。その変化を目の前で感じられるのが、この仕事の一番の面白さだと思っています。
もう一つは、BUBがその土地の文化や自然、伝統を体験として再解釈し、次の世代につないでいけることです。地域に眠っていた価値が、体験を通じて再び息を吹き返し、人のにぎわいとともにその土地に戻っていく。
そのプロセスに関われることも、この仕事の大きなやりがいだと感じています。
「人類の動線を変える」船の学校という、もう一つの大きな夢。
ー今後のビジョンを教えてください。
まずは、BUBの空間コンセプトそのものを進化させていきたいと考えています。
これまでは限られた予算の中で、空間が主張しすぎず、体験が主役になるように工夫してきました。ただ、建築はどうしても目に入るものです。だからこそこれからは、体験を邪魔しない空間ではなく、体験をより際立たせる“器”として、BUBの空間をゼロから再構築していきたいと思っています。
その先にあるのが、”人類の導線を変える”という挑戦です。
BUB RESORTを全国、そしてグローバルに広げていくのは、単に拠点数を増やしたいからではありません。BUBがあることで、これまで目的地になっていなかった場所に人が向かう。普段なら訪れない土地に足を運び、その土地ならではの体験を通じて、価値観や人生が変わるきっかけが生まれる。そういう新しい人の流れをつくっていきたいんです。
将来的には、世界中に広がった拠点を大型船で巡りながら学ぶ「船の学校」の構想にもつながっていきます。ハワイやヨーロッパのような定番の場所だけでなく、タスマニア、ケニア、南米、ボリビアのように、普段なら選択肢に上がりにくい場所へも、「BUBがあるから行ってみたい」と思えるようになる。
人がどこで学び、どこで働き、どこで生きるのか。その前提を変えていく。大きく言えば、“人類の導線を変える”ようなプロジェクトに挑戦していくことが、僕のこれからの目標です。
自分の意思で未来をつくりたい人へ
ー最後に、BUBに興味を持ってくれている学生の皆様にメッセージをお願いします。
BUBでは、若手でも大きな挑戦ができます。僕のように専門性を活かしながら、社会課題に挑みたい人。地方創生や遊休資産の再生に興味がある人。そんな方にとって、BUBは最高のフィールドです。
一方で、BUBはまだ完成された会社ではありません。だからこそ、整った環境を待つのではなく、未完成な状況の中で「どうすれば実現できるか」を考え、自分から動ける人が合っていると思います。新卒でも中途でも、役割を限定せずに事業を前に進めたい人には、かなり面白い環境です。
そして、BUBの特徴は“観光地に行くための宿”ではなく、「BUB RESORTそのものが目的地になる」ということ。BUBができることで、その土地自体が新しい観光地になる。そんなスケールの大きい事業を、各地に広げていこうとしています。
全国・グローバルに広がる“泊まれるテーマパーク”を、一緒につくっていける仲間に出会いたいです。自分の意思で未来をつくりたい人に、ぜひ来てほしいです。