1
/
5

組み込み開発プロジェクトでチームで働くリード・コアエンジニアに密着!チームの雰囲気や関係性の良さの鍵は”信頼”。

お二人の会話から日頃の仲の良さが垣間見れた今回の取材。組み込みエンジニアとしてトライアローで働く3年目の山崎さんと水戸さんに、入社のきっかけや普段の働く様子についてお話をお伺いしました!



インタビュイー

山崎さん:リードエンジニア。頼れるリーダーとして現場の環境整備に力を注いでいる。
水戸さん:コアエンジニア。プロの仕事で絶大な信頼を得る組み込みエンジニア。

現場と営業は二人三脚。それがトライアロー流。 


トライアローに入社して何年目ですか? 

 山﨑さん:2020年に入社して早3年目、生まれた時からいるんじゃないかってぐらい居心地いいですね。(笑) 

水戸さん:山﨑さんと数日違いで入社して、同じく3年目です!  

トライアローに入社したきっかけや決め手になった理由は? 

山﨑さん:お給与に惹かれたのが正直な理由です。その上で、ITから建設やFAに関わる組み込みまで幅広い業種のエンジニアが多数在籍していることが僕にとっては魅力的でした。業界関係なく色んな人との横のつながりが持てて、話す機会が多いところに惹かれたんです。 

ーーー自分がやっている仕事以外の分野の話が聞けることに興味が沸いたんですね。 

山﨑さん:そうですね。結局SE業界は他の業界と繋がって初めて価値が出るものだと思っているので、そこを知りたいなと。今日の懇親会でも他の業界にいる人と知り合えて。それは3年経った今でもすごく新鮮ですね。給与だけじゃなく、この部分が自分にとってはすごくデカくて。閉じた世界が嫌いなんです。 

水戸さん:僕は、面接の印象が良かったからです。 前の職場は会社とエンジニアが密な関係ではなかったので。営業との間に壁を感じる状況も結構多かった。支店長と面接担当者と話をしていて、現場を把握していることをすごく感じて。トライアローの親身に話を聞いてくれる姿勢に惹かれました。技術面でも先進技術へ前向きにトライする方向性や、エンジニアファーストでやりたいことを後押ししてくれる考えも良いなと思いました。 
面接時に働きやすそうな環境だなと思って。3年経った今でもやっぱり働きやすいですよ(笑) 

お二人の営業担当は鈴木さんですよね。お二人にとってどんな存在ですか? 

山崎さん:この時間じゃ語り尽くせないかも!(笑) 
エンジニアとのコミュニケーションなど、従来のやり方を変えていこうと踏み出したのが鈴木さん。 僕は会話する中で思いやりや信頼関係を築けるし大切にできると思っているんですが、同じように大切にしてくれているのを鈴木さんとのコミュニケーションでも体感しています。そこが鈴木さんの素敵なところだなと。  

水戸さん:その人に合った接し方をしている。僕は、あまり自分から連絡する方じゃないので、たまに「どうですか?」と気にかけてくださるのがすごくありがたいですね。逆に連絡をまめにする方にはその人にあった連絡頻度なんだと思いますし、相手にとって心地よい接し方をしてくださる人だなと感じています。 

 

過去、現在、未来をつなぐ組み込みエンジニア。 


 現在担当している仕事内容について教えてください。 

山﨑さん:ざっくりいうとカーナビの開発に携わっています。 もともとカーナビって車の中にバコっと埋まっていて、その中で地図を出したり、ルートをあんないしたりするものでしたが、技術が進歩して仕様が変わりつつあります。一部分をWEBサーバとして立ち上げて、車だけじゃなくて他の所からも情報を参照できるように、モダンなところからAWS等にあげたりして、そこと通信することによってルートを探索する機能を作っています。 

水戸さん:同じく探索部をやっていますが、僕が所属するチームは現在利用されているトラックの物流向けのナビシステムを担当しています。山﨑さんが担当してるのは、次期モデルとして汎用的に使われる予定の開発ですね。僕がやっているのは物流トラック向けの現行モデルを作っています。 

  技術的に面白く感じている部分はありますか? 

水戸さん:作ったものが目に見えてわかるので、作った感は実感しやすくて楽しいですね。組込系だと内部でどう動いてるのか見えないシステムが多くて、今の仕事も組込み寄りではあるんですけど、作ったものが自分で見えるので面白いですね。 

山崎さん:技術でいうと知っている事を掛け合わせたような感じなんですが、システムとしてで言うと変わってきて。僕はソースコードを見ているのが面白いんです。いろんな人が入れ替わってきたんだなとソースを見ながら長い歴史を感じています。そのソースを見て、この人は何でこういう書き方をしたんだろうを考えるのが楽しい。システムとして共通性が無いと言われてしまうとそうなんですけど。それを見てるのが楽しい(笑) 

ーーー ソースを見てエンジニアさんの癖が分かるんですね。 

山﨑さん:ここでこれをした理由って何だろうとか、ふと考えちゃうんです。三項演算子など、たまに見づらいだけの変な書き方があるんですよね。知識をひけらかすような書き方だけじゃなく、「わかってるな、この人!」と心の中で拍手することだってある。「カッコ」の位置にこだわっているとか、関数やコメントの振り方とか。この流れでこう作りたかったけど失敗したんだろうなとか。人によっての違いをコードの軌跡を見ながら感じ取っています。今携わっている開発ソースは歴史が長くて、10年前から使われているので人が入れ替わって混在していった形跡が面白いです。 

10年の軌跡、すごいですね。現場のチームはどんな雰囲気ですか?  

山﨑さん:僕のチームは結構平和。次期モデルの開発なので、未来形のこんな機能を作ろうぜ〜ってみんなでわいわい作りながら、新人を付きっきりで教えられるぐらいちょっと余裕があるチームなんです。お客さんから時々難易度の高い事を言われても対応できるぐらいの余力はあります。 
でも、 水戸さんのチームは無茶ぶりが多いんですよね。これまで何十年間もやってきていないけど、今後はやったほうがいいよねみたいな常識を覆すようなこともある。それで平和を保てているのがすごい。笑 

水戸さん:確かに平和ですね。僕のいるチームも空気は悪くないですよ。 

ーーー常識を覆すようなことも、現行で動いているシステムが対象なんですか? 

山﨑さん:そうですね、例えば、アジャイルとウォーターフォールの開発趣向を混ぜて、有利なところだけを求められることがあります。だから結合し終わった後に要件定義のないものが降ってきたり、期限が決まっているのに全部やり直しになることもあります。 
そういうのが日常茶飯事にある中でも、水戸さんのチームは不満を言ってくることがないんです。苦しい状況下でお客さんやチーム内の関係性が崩れないのもすごいと思いますね。  

水戸さん:常駐先の方とは結構何でも言える関係性で、やりやすい環境なんです。顧客先の言いなりになっていることもなくて、YESマンの人はそんなにいない。だから、意見を言ってハイで終わるわけではなくて、やり取りや意見も受け入れてくれるからいい関係が築けているんだと思います。 

 

リーダーの役割はたった一つ。「会話の機会を生むこと」 


 トライアローのリーダーエンジニアとしての役割はどんなものだと思いますか? 

山﨑さん:僕らはお客さんの元に出向いて作業をするので、環境をどう整備していくかが力の見せどころですね。チームとして機能していくためにも、環境をどう自分たち好みに変えていけるか、情報を集めながらお客さんとの関係性構築には力を入れています。 

別に僕、リーダーっぽいことは何もしなくて。結局はみんながどんな雰囲気で、どんな環境でやっていきたいかに限るんです。僕がリーダーの役割として自分の中で見出しているものをしいて挙げるとするならば、他の人たちが会話できるような状況をちょっとずつ作ること。もし会話しづらい人がいるなら、チャットに巻き込んだり、作業の手順書を作って共有したりとかですね。 


メンバーと関わるにあたって大切にしていることはありますか? 

山﨑さん:助け合える空気感や場づくりですね。今のチームでは、率先して助け合える環境が出来上がっています。その中で苦しくなるのは、スキルが無い人というより、最初遠慮して聞けないとか、その輪に入っていけない人。その不安期間を短くしてあげることには気をつけています。 

スキル面というより、コミュニケーション部分を気にして動いているんですね。その他リーダーとして必要なことや大切なことはありますか? 

山﨑さん:共有できる環境を作ることですね。エンジニアは自分が調べたものを自分の知識だけに留めることがちょっと多い。それは作業の工数と無茶ぶりが多くて、共有までやってられないんです。それが業界的に当たり前になっています。共有できないと周りとのコミュニケーションも少なくなるし、損していると思うんです。コミュニケーションを取るからこそ、思いやりが生まれて、「こいつが言うならやってやるか」みたいに、仕事の意気込みに繋がったり、トライアローにいる意味に繋がるんだと思っています。これを作ったらみんなの作業が浮いて話す時間が増えるんじゃないかなとか、コミュニケーションの回数が少しでも多くなるようなことに力を注いでいるつもりです。 

水戸さん:確かに、エンジニアは長くやっていればやっているほど、共有しない傾向があるように思いますね。 

山﨑さん:”暗黙の了解”という言葉が大嫌いなんですが、SE業界では当然のように言われています。当たり前のように、システムを分かっている人の基準で話が進んでいくし、要求レベルがわかってる呈で上がっていく。初めての現場で状況を共有されていないのに、暗黙の了解で話を進められる常駐先のメンバーにとって、そういうのは辛いですよね。 

結局は、人としても仕事でも、信頼できるかどうか。 


トライアローのメンバーと一緒にやって成し遂げた、楽しかったエピソードはありますか? 

山﨑さん:僕と水戸さんはチームが違うんですが、水戸さんはよく声をかけてくれます。僕が何も言わずに休んでも、新人さんを水戸さんは必ず気にかけてくれている。これは良い意味での暗黙の了解で、連携感や信頼関係があるから。日常的にチームで成し遂げている雰囲気がありますね。 

ーーーチームで意思疎通ができているのは素敵ですね。 

山﨑さん:プロジェクトとして確たる成果物があるわけではないのですが、チームとしての一体感はどこにも負けていないと思います。僕は少なくともみんなのことを信頼していますし、信頼し合えているとも思っています。 僕が別の現場へ行くことになっても『ここには水戸さんも山田さんもいるから大丈夫。』と思って、絶対的な信頼があるから任せられますね。 

山崎さんにとって、理想とする組織はどんな姿ですか? 

山﨑さん:自分の上の人が右と言ったら右を向ける組織ですね。リーダーを信用して右を向けるのは、この人となら失敗してもいいやと思える信頼関係が築けているからだと思うんです。 

水戸さんから見て山崎さんはどんな存在ですか? 

水戸さん:誰かが困ることを想定してノウハウを遺してくれるし、自分が現場から離れたことを想像しながら行動をしてくれる、頼れる人ですね。例えば、最近入った新人さんも、チームを変わった人がいた時も、遺してくださった資料のおかげですんなりチームの作業に入れていました。違う会社からの新規参入も、山崎さんが作った資料を見ながら初期設定などを行なっています。 

人としても、話しやすくてなんでも相談しやすいんです。ちょっとでも困ったことがあったら気軽に相談できる存在なのが大きいですね。「山﨑さんなら知っているんじゃない?知らなくてもなんとかしてくれるでしょ」というのは僕も思いますし、周りからもよく聞きますね。 

山﨑さん:持ちつ持たれつ、いい関係ですよね。(笑) 

 山崎さんから見て水戸さんはどんな存在ですか?

山崎さん:一言でいうと、信頼をおけるメンバーです。僕の思考を理解してくれているというか、水戸さんはこんな考えを持っていてくれているんだろうなとか、コミュニケーションが必要な時は自分でちゃんと発信してくれているんだろうなとか、他の人を気にかけているだろうなという、人としての信頼感がありますね。 

そして仕事でも信頼性が高い。浮き沈みが激しい人って企業としては扱い辛いですよね。 水戸さんは仕事の作業としての浮き沈みがほとんど無いんです。気持ちはあるかもしれないけど、仕事では80〜90キを常にキープしてくれる。だから、仕事の信頼性と人間的な信頼性が高いです。 

ーーー信頼に裏付けされた仲の良さを感じました。ありがとうございました! 

トライアロー株式会社 北海道支店では一緒に働く仲間を募集しています
12 いいね!
12 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング