デザインの仕事には、情報を整理し、視覚的に魅力を伝える力が求められます。本記事では、ドットゼロに中途採用で入社したデザイナーのこれまでの経験とこれからのキャリア、肌で感じた職場環境などのリアルな声をお届けします。
弊社顧問チームからのインタビューを通して聞けた本人の経験談を交えながら、デザイン業界のキャリア形成と働く人間像に迫ります。
プロフィール
氏名:M.N
役職:デザイナー
2024年 12月に中途採用でデザイナーとして入社。ポップなものからシンプルなテイストまで幅広いデザインを創出し、独自の世界観を纏うクリエイティブも得意とする。現在はコスメやティーブランド、不動産などの分野で活躍中。
「デザイナーは自分に合っているかもしれない」
きっかけはそんな漠然とした想いでした
それではよろしくお願いします。まず、Nさんは今の会社に入社してどのくらいになりますか?
入社が2024年の12月からなので、ちょうど3ヶ月半くらいですね。
なるほど。デザイナーとしては何年目になるのでしょう?
前職で4年半勤務していたので、デザイナー歴は約5年になります。
そもそもデザイナーを目指したきっかけは何だったのですか?
高校時代はデザインが何かよく理解できていなかったのですが、「自分に合っているかも」という漠然とした感覚でこの業界への進路を決めました。「自分の好きなものの魅力を多くの人に伝えたい」という想いで幼い頃から続けてきた創作活動が、その根源にあったのかもしれません。
幼い頃から創作活動をされていたのですね。具体的にはどのような活動をされていたのですか?
10代から文章や漫画、イラストなどを自分で作っていて、それ以外にも好きなエンタメ作品や音楽の良さを伝えるためのMAD動画などを制作し、SNSに投稿していました。作ること自体が目的ではなく、色々な手段を使って「伝えること」にやりがいを感じていました。
その活動を通じて多くの人と出会う機会があり、それがとても刺激的でした。容姿や性格といった要素ではなく、創作物をきっかけに人と繋がることができる。そのような、通常ではなかなか得られない経験は、自分の性格にとても合っていたと思います。
大学生時代はデザイン以外のことにも取り組みました
大学では何を学んでいたのですか?
美術系の学部でビジュアルコミュニケーションを学んでいました。そこで改めてデザインが好きなのだと確信しました。デザイナーになる決意を固めたのは、そのタイミングです。
大学在学中、どんなことをしていたのですか?
大学の課題制作と並行して、友人とデザインフェスタやコンペに出展したり、同人誌を制作していました。また、プロジェクターで投影した画像を被写体に重ねて撮影してみたり、出力した文字を水に浮かべて撮影をするなど、思いついた表現手法をひたすら実験していました。
色々なことを試していたのですね。
今振り返ると、4年間も表現の模索に集中できたことは、当時でしかできない貴重な経験だった思います。
転職活動を経て 自分の想いとマッチする環境に出会えました
大学卒業後に入社した前職では、どんなお仕事をしていたのですか?
新卒入社の会社は印刷会社で、BtoB領域の印刷物や動画制作に携わっていました。制作から印刷まで一気通貫で制作を進められる環境は魅力的でしたが、クライアントの業界が限られていたため、次第に表現の幅を増やしたいと考えるようになりました。
そこで転職を考えるようになったのですね。
「もっと表現を追及し、クライアントの価値を最大化する仕事がしたい」と考えるようになり、転職を決意しました。
強い想いを持って始めた転職活動だと思いますが、どのくらいの期間を目安に、またどのような方法で進めたのですか?
転職活動期間は結果として半年ほどでしたが、私の想いとマッチする企業を見つけることが最優先だったので、特に期間は決めていませんでした。学生時代の恩師に紹介していただいたデザイナー専門の転職エージェントに登録し、活動していました。
転職活動をしている中で、さまざまな企業を見てきたと思います。どのようにしてドットゼロに出会ったのですか?
その転職エージェントを通じて、ドットゼロとの面接の機会をいただいたことがきっかけです。実は以前からPinterestでドットゼロの実績を見ていて、洗練されたデザインに魅了されていました。前職でのパンフレットデザイン業務においても、デザインの参考にしたこともありました。企業について改めて調べると、まさに自分が挑戦したいと思っていた環境だと感じ、前向きな気持ちで面接に挑みました。
Pinterestで既に知っていたのですね。ドットゼロの面接の雰囲気はどのような感じでしたか?
提出したポートフォリオや自身の経歴の説明や、今後の展望に関してフランクに話しました。一般的な質疑応答というよりも、制作物や実績についてとても細かく質問していただけたので、自分自身の作品に対する想いを伝えられました。
ズバリ、他社と比較したうえで最終的にドットゼロを選んだ決め手は何でしたか?
決め手は大きく3つあります。
1つ目は、クライアントの業界の幅広さです。BtoB、BtoCを問わない多岐にわたるクライアントと仕事ができる環境に魅力を感じました。
2つ目は、エネルギーを感じられる職場であることです。ドットゼロのリクルートページに掲載されている社員一人ひとりの記事を読んで、それぞれの経歴が多様で面白いと感じました。
3つ目は、魅力的なデザイン実績です。これまで見てきた他の会社よりも洗練されたデザインが多く、「ここでなら成長できる」と直感的に感じました。
スタッフ全員のデザインに対するストイックさに刺激を感じる毎日です
実際に入社してみて、会社の印象はいかがですか?
ドットゼロに入社してまず驚いたのは、クライアントとの信頼関係の深さでした。幅広い業界と関われるだけでなく、クライアントと一緒に考えながらデザインを作り上げていくことができる環境であることに感動しました。
クライアントの方々も作ることに対する熱量が高く、単にこちらの提案をクライアントが判断するという上下の関係ではないため、真のパートナーシップが築けているのだなと感じています。また、社内のデザインに対するストイックな姿勢にも非常に刺激を受けています。
社内の雰囲気はどうですか?
職場の雰囲気はとても良く、上司・部下・同僚関係なく、デザインについて気軽に質問できる環境です。そのうえで、遠慮なく修正のフィードバックをいただけるので学びの機会が多く、自身のスキルアップにつながっていると感じています。
スキルアップできそうな会社を見つけられたのですね。現在はどのような仕事に携わっていますか?
現在はエディトリアル・ランディングページ・パッケージなどさまざまなジャンルの制作に携わっています。私が担当しているクライアントの業界も化粧品・飲食・不動産など多岐にわたるため、新しいことに挑戦する毎日です。
世間的な知名度が高いクライアントとのお仕事は色々な緊張感がありました
入社されてからまだ3ヶ月半ですが、これまでで特に印象に残っている仕事はありますか?
現時点で印象に残っている仕事は、ゴンチャ ジャパンさんのキャラクターコンテンツのコラボグッズ制作です。「平成レトロ」をテーマに期間限定で配布するステッカーとフォトフレームを制作したのですが、ターゲットが自分と同世代だったこともあり、いつになく緊張しました。
知名度のある企業の案件を任されていたのですね。その仕事を通じて感じたことは何かありましたか?
ユーザーの反応をSNSでたくさん目にすることができて、本当に感動しました。「かわいい!」「集めたい!」といった投稿を見て、自分のデザインが多くの人に届いていることを実感できました。
クライアントの影響力の大きさはもちろんですが、それ以上に「自分が作ったものが人々の日常に少しでも影響を与えられている」という喜びを改めて体験できた仕事でした。
私の座右の銘は「段取り七分で仕事が三分」です
お仕事をするうえで大切にしていることはありますか?
私の座右の銘である、「段取り七分で仕事が三分」を常日頃心がけています。旅行先で偶然見かけた建設現場の看板に書いてあった言葉なのですが、初めて見た時にとても感銘を受けました。デザインにおいても、方向性や構成をしっかり整理してから制作に着手することを常に意識し、取り組んでいます。
すごくいい言葉ですね。何か他に意識されていることはありますか?
お客様との会話を大切にしています。クライアントの意向や本当に求めているものを理解するために、積極的に意見を交わしながら進めることが重要だと考えています。
毎回何かひとつ、新しいことを試すことも心がけています。フォントやレイアウトなど、常に新しい試みを行いながら制作して、自分自身の引き出しを増やしていきたいです。
私の原点である「伝えること」をこれからも忘れずに
仕事に取り組んでいきたいです
最後に、これから挑戦したいお仕事やキャリアについて教えてください。
私自身が好きなエンタメやファッションに関係する仕事をしてみたいです。消費者としてだけでなく、仕事で業界に貢献できたら理想的です。また、「伝えること」への探究心を忘れずに、常に新しいことに挑戦していきたいです。
キャリアの展望についてはどうでしょうか?
今後はプロジェクトをリードできるアートディレクターを目指して、実務経験を通して自分に足りないスキルを磨いていきたいです。
今の環境なら、それが実現できそうですね。本日はありがとうございました。
代表からのメッセージ
自分で作ったデザインが世に発信され高い評価を受けることはデザイナー冥利に尽きます。私もデザイナーだった頃、お客様に喜んで頂けることが何より嬉しく、その笑顔が自身を突き動かす原動力となりました。弊社のお取引は直クライアントだからこそ、お客様に直接評価していただくことが多く、高い評価を得ることで自信にも繋がります。
また、デザイナーにはデザイン能力だけでなく「人間力」を磨いていって欲しいと考えています。これからの時代、デザイナーにも「人の共感を得る説得力」、「人を惹きつける求心力」、そして「人を導く先導力」がより求められます。
たくさん経験を積み、失敗を乗り越え、多くの成功体験を得て欲しいと思います。「人間力」が備わった時、アートディレクターへの道が自ずと開かれているはずです。