世界を代表する会社を創る。
その実現に向けて、日本トレカセンターは今まさに事業と組織を急拡大させています。
「トレカ×テクノロジーで、感情を動かす体験を届ける。」
トレーディングカードという領域にテクノロジーを掛け合わせることで、これまでにない新しい価値を生み出しているスタートアップです。
日本トレカセンターのバリューである「10X100X」――
今の実績に満足せず、常に10倍・100倍の価値創造を目指すこと。失敗を恐れず、それを学びの機会として捉え、変化に対応しながら革新を続けること。
会社の合言葉とも言えるこのバリューを、社員一人ひとりがどう解釈し、日々の仕事に落とし込んでいるのかは、人によって驚くほど違います。
前半では、大村さんと吉村さんの出会いと、それぞれが経験した失敗、そしてそこからの変化について聞きました。
後半では、この「10X100X」を、二人がどう捉え、日々の仕事の中でどう体現してきたのかに迫ります。
「期待値より、爆発力」大村さんの10X100X
──この会社における「10X100X」を、自分の言葉で表すとどうなりますか?
大村:「期待値が低くても、爆発力が高い方に挑戦するということですね。」
大村さんにとっての10X100Xは、「成功する確率」だけを見て挑戦を決めないこと。
──それは、どういうことですか?
大村:「今までの実績からいったら成功しづらいけど、業界で初めてやったらすごいことになる。そういう広告を作るとか。安定した成果を狙うより、業界で誰もやっていないことを、新しくやり続けるイメージです。」
成功する可能性が高い施策を積み重ねるだけでは、大きな差は生まれない。だからこそ、まだ誰もやっていないことに挑戦する。
──失敗する可能性も高くなりませんか?
大村:「高いです。でも、それが10X100Xだと思っていて。成功すれば爆発する方に振る、という感覚です。」
失敗の可能性を理解した上で、それでも「爆発力のある方」に振る。前編で語っていた「失敗しても止まらずに次の施策を試す」という姿勢も、ここにつながっています。
──具体的に、直近で思い切って挑戦したと思う施策はありますか?
大村:「他の会社がまだやっていない訴求のクリエイティブを試したりしています。うまくいくかどうか分からない分、思うようにいかないことも多いですけどね。」
実際、大村さんが手がける広告の多くは仮説段階だといいます。うまくいけば大きいが、思うようにいかないことも珍しくない。大村さんにとって、10X100Xは「大きな成果を出すこと」だけではありません。
まだ正解が分からないことに挑戦し続けること。その積み重ねが、いつか大きな成果につながると考えています。
「現状維持じゃ、満足できない」吉村さんの10X100X
一方、吉村さんの捉え方は少し違います。
──吉村さんはどう捉えていますか?
吉村:「今のやり方に満足しないこと、あとは圧倒的に時間を投下することです。」
吉村さんが大切にしているのは、「今のやり方を疑うこと」と「まず量を積み上げること」。
──具体的には?
吉村:「優秀な人が100時間で終わる仕事も、最初は時間で追いつくしかないと思っていて。量で埋めながら、成長曲線を上げていくイメージです。」
最初から効率よくできなくてもいい。まずは圧倒的に時間を使って経験を積み、そこから成長していく。
前編で語っていた「仕事を抱えすぎてパンクした」という経験も、今の仕事の仕方に影響しています。
──前提を疑う、という話もありましたね。
吉村:「AIも、上司の意見も、前提として正しいとは限らないと思っています。指標も毎月変わるので、今まで大事にしていたやり方も、必要であればどんどん見直していく必要があると感じています。」
──「やり方を見直す」という感覚は、具体的にどんな場面で意識しますか?
吉村:「指標が変わったタイミングで、去年までのやり方に固執しないようにしています。前提が変わったら、そのタイミングで一度全部見直す、みたいな感じです。」
大村さんも、深くうなずいていました。
アプローチは違いますが、「これまでのやり方にとらわれない」という姿勢は共通しています。
二人の10X100Xは、なぜ噛み合うのか
ここまで聞くと、二人の仕事のスタイルはかなり違うようにも見えます。
大村さんは、思い切って新しいことに挑戦する。吉村さんは、積み上げながら仕組みややり方を変えていく。
──タイプも違う二人ですが、なぜこんなに息が合うと思いますか?
大村:「たぶん、吉村がコツコツ積み上げてくれるから、僕は思い切って挑戦できるんだと思います。」
吉村:「逆に、大村が振り切ってくれるから、僕はその後をちゃんと固める役に回れるんですよね。」
思い切って挑戦する大村さんと、積み上げながら柔軟に見直す吉村さん。
アプローチは正反対に見えて、どちらも現状維持を選ばないという一点では、むしろお互いの強みを活かす関係になっていました。
これからの展望
──これから、それぞれ何に取り組んでいきたいですか?
まず、大村さんが目指しているのは、これまで誰もやっていない施策を継続的に生み出すこと。
大村:「月に1本以上、誰もやっていない新しい施策を試して、成果につなげていきたいです。他の会社もできない、この人もできない、っていう差をつけていきたいですね。」
一方、吉村さんが目指すのは、個人の頑張りに頼らなくても成果を出せるチームです。
吉村:「チームが指示待ちにならない仕組みを作りたいです。AIの活用とか、ナレッジの共有を通じて、属人化しないチームを作っていきたいと思っています。」
──それぞれの展望も、やっぱり「10X100X」の延長にあるんですね。
大村:「そうですね。個人としての挑戦の10X100Xです。」
吉村:「僕のはチームの10X100Xですね。一人が100時間かけていた仕事を、仕組みで10分の1にできたら、それも立派な10X100Xだと思っています。」
同じ「10X100X」でも、目指しているものは違います。
大村さんは、自分自身の挑戦によって大きな成果を生み出す。吉村さんは、仕組みによってチーム全体の生産性を高める。
それぞれの立場だからこそ見える、「10X100X」のかたちがありました。
失敗できるうちに、失敗する
──もし当時と同じ状況の後輩がいたら、なんと声をかけますか?
大村:「特に何も言わないです。若いうちに一回暴れて、失敗する経験は大事だと思っていて。」
吉村:「基本的に近いです。失敗できるうちに、たくさん失敗した方がいいと思っています。」
前編で語ってくれた二人自身の失敗。
広告の発注ミスも、仕事を抱えすぎたことも、今となってはそれぞれの仕事のスタイルを作るきっかけになっています。
──前半で語っていた失敗談も、まさにそれを体現していますよね。
大村:「結局、あの失敗がなかったら、今のような挑戦はできてないと思います。」
吉村:「僕も、パンクした経験がなかったら、人に頼るという発想自体持てなかったと思います。」
失敗を恐れず、それを次の10X100Xの糧にする。二人が語る後輩へのアドバイスは、自分自身への言葉でもあるようでした。
似ているようで、違う二人
──MBTIの話も出ていましたが、お二人は近いタイプなんですか?
大村:「属性としては、めちゃくちゃ近いと思います。PとJの違いくらいで。」
吉村:「計画性があるかどうかの違いですね。」
大村さんは柔軟性を重視するP、吉村さんは計画性を重視するJ。仕事の進め方も、大村さんは個人で成果を出す環境、吉村さんはチームで成果を出す環境と、部署によって違いがあります。それでも、根っこにある考え方は、驚くほど近いものでした。
前半で振り返った、面接官と応募者という出会いから始まった二人の関係性。その裏には、こうしたタイプの違いを認め合いながら、それぞれのやり方で同じバリューを追いかけてきた積み重ねがありました。
「10X100X」という同じ言葉を、それぞれの部署・立場で体現してきた二人。その解釈の違いこそが、この会社の面白さなのかもしれません。
一人の10倍・100倍では終わらない。誰かの「見直す」姿勢が、誰かの「挑戦」を支えている。そんな会社です。
まずは一度、話を聞きに来てみてください。
大村さんのインタビュー記事全文はこちらから👇
【JTCC People#19/マーケティング】「弱かったから、強くなりにいった。」起業・渡米・広告運用。18歳から走り続ける、21歳ルーキーの話。 | 日本トレカセンター
吉村さんのインタビュー記事全文はこちらから👇