💡この記事で分かること

• mui LabのUIデザイナー、モバイルアプリエンジニア、サーバーサイドエンジニア（システムアーキテクト）、が所属するチームの雰囲気や仕事の進め方
• 国内（京都 ⇄ 横浜）でのリモートワークにおけるコミュニケーションの工夫

mui Labでは、muiボードに関する自社開発だけでなく、Calm Technology（カーム・テクノロジー：穏やかな情報技術）の設計思想に基づいたさまざまなソリューションの提供も行っています。今回話を聞くのは、クライアントの課題を解決するためのユーザー体験をデザインし、提供しているCXチームの4名です。チームは現在、京都オフィス2名＋横浜オフィス2名で構成されています。

= 🤝about team =

• 🐶 kubota / 京都：Co-Founder | Chief Software Architect
• • 創業メンバー
  • CXチームのセーフティーネット。
• 🍆 masao / 横浜：Software Engineer | Designer
• • 2019年8月にmui Labジョイン
  • 頼れるチームリーダー。
• 🍺 napo/ 横浜：Manager | UI/UX Designer
• • 2021年4月にmui Labジョイン
  • ムードメーカーのだじゃれビールママ。
• 🍣 nissy / 京都：Designer
• • 2020年にmui Labでのインターン卒業後、大手メーカーでの経験を経て2021年11月に再びmui Labジョイン
  • セットアップ（※服）大好き！

ーCXチームはmui Labのなかでも、クライアントの課題解決に関するプロジェクトを担当していますよね。具体的にどういったことをやっているのか教えてもらえますか？

🐶 kubota：CX（=Customer Experience）という名前の通り、インターフェイスやユーザー体験に落としこむ部分のプロジェクトがメインです。クライアントの要求や課題に応じてユーザーのタッチポイントをデザインし、実装しています。

🍆 masao：直近では、北海道ガスさんが新しく始めた賃貸マンションの入居者向けタッチポイントを作るインターフェイスを開発しました。入居者アプリや管理画面・BIツールなどを新規に開発したほか、muiボードやmuiセンサー（温湿度・人感）の活用を含めた体験をデザインしています。

ーありがとうございます。皆さんのプロジェクトの進め方についてもお伺いしていきたいと思います。北海道ガスさんとのキックオフのミーティングで、チームビルディングを大切にされていたとお聞きしました。

🍆 masao：プロジェクトのキックオフミーティング自体をやる会社は多いのですが、私たちは特にチームを大切にしているので、まずは社内メンバーだけでのチームビルディング、そしてクライアントも一緒に行うチームビルディングと2段階で実施しました。

ーまずは社内メンバーのキックオフで行なったチームビルディングの内容を教えてもらえますか？

🍺 napo：社内メンバーは、まずはロール＆レスポンシビリティを明確にすることを重要視しました。メンバーそれぞれが自覚しているチーム内での役割の共有に加えて、メンバー同士がお互いに期待している役割や動き方の共有をし、そのすり合わせをするワークを行いました。 プロジェクトの初期段階で、ここの認識や期待値のすり合わせを行っておくことはチームワークをしていく上でとても重要です。また、この過程でお互いの得意・不得意な動きなども共有しあっておくと、チームでお互いを助け合う意識につながると思います。

ークライアントとのチームビルディングではどういった工夫をされましたか？

🍺 napo：クライアントともひとつのチームとなって、しっかりと議論し合いながらいいプロダクトをつくるためにも、まずはお互いについて興味を持って打ち解ける事を目指しました。そのために、自己紹介の中ではプロジェクトとは直接的に関係のない好きなものやことを共有しあったり、クライアントを含めて全員のニックネームを付け合ったりしました。
その上で、プロジェクトへの想いや意気込みを発表したり、プロジェクト関係者の洗い出しやそれぞれの立ち位置、使用するツールのすり合わせなどを行いました。 クライアントとのキックオフはプロジェクトの話が中心になってしまいがちですが、はじめに打ち解けられる工夫をすることで、後々のコミュニケーションが円滑になります。

ーありがとうございます。続いて、mui LabのCXチーム内での仕事の進め方について教えてください。チームで大切にしていることは何かありますか？

🍺 napo：スケジュールがタイトな時期でも、「いいよいいよ〜！」「ここまで終わった終わった！」と進めていく“ポジティブなマインド”を大事にしていました。
ポジティブでいられるということは、モヤっとしたことや課題も共有して、受け入れた上で前へ進めることでもあると思っています。臭い物に蓋をするのではなくて、匂いを共有して、みんなで「臭いよねぇ、どうしたらもっといい匂いにできるかなぁ？」と考えるような…！（笑）

🍆 masao：そのために、毎日コミュニケーションをとる場づくりもしていて、CXチームでは毎朝Check-inの時間をとっています。進捗共有や情報共有を目的にしているのですが、忙しい時期でもみんなで同じ方向を向くために必要な時間だと思っています。

🐶 kubota：これはリモートだからこそ余計に大切にしていたことですね。オフラインであれば同じ空間で会って話すと思うのですが、リモートだとどうしても心が離れていってしまうものかなと思います。

🍣 nissy：僕はチームにプロジェクトの途中から加わって、はじめは「毎日話すことってあるのかな？」と思っていましたが、今振り返るとあの時間があったからこそ自分の状況を話せて、精神的な繋がりができていたと思います。Slackだけでは想いやテンションが伝わりづらいこと、議論に参加してほしいことなどは特にCheck-inの時間に気軽に話すことができて助かりました。この時間は必要だし、今後も続けてくれるとありがたいです。

ーリモートでのプロジェクト進行のなかで、他にも工夫などはありますか？ 使っているツールなどもお聞きしたいです。

🍺 napo：チームでよく使うのはMiro、Figma、Notionなどですかね。Miroは、リモートなのでホワイトボードが使えないところでも議論を促進させたり、棚卸しや可視化したりする場面でよく使用しています。デザインツールはリモートでも共有しやすいFigmaです。Notionはカンバン、技術ドキュメント、API仕様書などの共有に使用しています。

🍆 masao：Slackでは会話する内容をチャンネルごとに分けていました。チャンネルごとに目的を明確にし、チームメンバーも共通認識を持って活用しています。

ダジャレ専用channelもあります

ープロジェクトの振り返り会の資料を見せていただきました。CXチームは振り返りの時間も大事にしている印象です。

🐶 kubota：そうですね。スタートアップって、時間がなくて振り返りが疎かになってしまいがちだと思うのですが、適切なPDCAを回して次のプロセスやプロジェクトへ効果的に活かすために、今はしっかりと時間をとるように心がけています。チームでナレッジを貯めて、社内でもシェアしていきたいと思っています。

ー今回、CXチームで新しいメンバーを募集されるにあたり、皆さんはどういった方と一緒に働きたいという思いがありますか？

🍺 napo：一番は「チームで働ける人」です！リモートやフレックスでの働き方になるので、そのうえでもチームワークを発揮できる人と働きたいですね。

🍆 masao：そうですね。チームワークを大事にしていて、助け合える人に来てもらえると嬉しいです。

ーこのなかで一番新しくジョインされたのはnissyさんですね。mui Labに来てよかったと思う点を簡単に教えてもらえますか？

🍣 nissy：mui Labは開発チームの距離が近く、周りの人の動きが見えやすいと感じています。また、デザイナー、エンジニア、クライアントなどそれぞれの関係者の働き方や仕事の内容を学びながら自分のスキルも高めることができるので来てよかったなと思いました。

🐶 kubota・🍺 napo・🍆 masao：（嬉しそうな顔）

ー最後に、今回の応募を受ける人に向けてコメントをお願いします！

🐶 kubota：mui Labが会社として成し遂げたいことは“Calm Technology”の社会実装です。つまり、そこらじゅうのインターフェイスにCalm Technologyの考え方が実装されていたらいいなぁ…と思っていて、いまはその基盤作りをしているところです。ぜひ、そんな未来を一緒に目指して、世界に広げていきましょう！