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グローバルの追い風とハードシングスの狭間の日本の音楽産業。着々と世界でビジネスを拡張するグリッジの今。2025年12月
Photo by Caleb George on Unsplash
グリッジ株式会社の代表取締役 籔井です。
弊社は2018年2月創業で日本の音楽を海外に届けることを主軸にした音楽グローバルマーケティングの会社で今年で7年目を迎えます。
東京・目黒にオフィスを構え、世界10カ国に在住のメンバーと共に日本の音楽・カルチャーを、グローバルSNSマーケティング・ファンダム・海外KOL・CRM・越境EC・海外Wikipedia・AIO・チームビルディング・ビジデブなど展開しています。
クライアントは日本のレコード会社、マネジメント会社、海外のフェスやメディア、海外のレーベルやエージェント等多岐にわたり、最近ではアーティストも定例MTGに入ることも多いため、ブランディング視点から入らせていただくことが本当に増えました。
目次
ハード産業からソフト産業、そしてエネルギー革命の時代―特に今は時代が大きく動いている。
音楽業界にはまだ伸びしろがあるが、ハードシングスもある。
同質性のないチームが世界を動かしている。
メイクするまでフェイクする。
文化を流通させる新しいIP商社?
ハード産業からソフト産業、そしてエネルギー革命の時代―特に今は時代が大きく動いている。
かつて日本を支えた自動車や家電などのハード産業は、今や日本の成長産業の中心ではないことは海外に行くと実感します。一方で、世界陸上の選手のポージングでも注目されたように日本が世界で戦うフィールドは「音楽・アニメ・ゲーム」といったソフト産業=文化産業と感じます。
地政学的な視点から見てエネルギー革命が別次元で起きていることはさておき。
国境を越えて“好き”でつながるこのIP産業の領域は、国や資本を超え、世界中の人の心を動かす力を持っています。
その最前線でグリッジが取り組んでいるのが、音楽産業です。
各レーベル、マネジメント会社のアーティスト担当から、デジタル部、海外事業部、中には経営者と直接戦略を構築していくというビジネスディベロップメントまで取り組んでいます。
音楽業界にはまだ伸びしろがあるが、ハードシングスもある。
「J-POPは一部が届いている、でも足りていない」
他にも
「世界は日本の音楽を必要としているのに、日本は宣伝すらしない」
「日本は自国向けにしかサービス(SNSやEC)を提供してくれない!」
こういった海外からの声の背景には、日本のコンテンツ産業の「グローバル化とDX(デジタル化)、そして根本的な視点や意識の違い」があります。
SpotifyやYouTubeの普及で、音楽のグローバル市場は過去最大規模に拡大しています。
一方で日本の音楽業界は、まだ国内中心の構造にとどまっており、「世界に届けてビジネスをする仕組み」が十分に整っていません。
マーケティング云々の前にビジネスディベロップメント・組織改革・PL改善といったところでしょうか。
一方で分かりやすい部分のマーケティングやSNS的な視点に目を向けると
- 台湾ではThreadsが推し活として活用され
- Discordでは無数のコミュニティとエンゲージがおき
- Redditでも様々な意見交換が交わされ
- 中華圏SNSのRednote、Bilibili、Weiboでも活発なUGCや推し活がされる
あらゆるプラットフォームを通して盛り上がってはいます。
オンラインでの出来事と同時並行でオフラインで起きてることも見逃せまん。グリッジは現地にメンバーがいるからこそ取得できるインサイトと課題を踏まえてアクションアイテムに落とすことができます。
アーティストは多くの才能と楽曲を持っていても、海外ファンに届いたあとにビジネスをする“橋”がない。
だからこそ、グリッジ(グローバル&ブリッジ)はその橋をつくっています。
ファンダム・SNS・CRM・越境EC・KOL、そしてオフラインでの新たな展開などを活用しながら日本の音楽やカルチャーを世界のファンに正しく届ける挑戦、ビジネスをリードする私たちは「文化を流通させる新しいIP商社」かもしれません。
同質性のないチームが世界を動かしている。
グリッジは現在、国内外のメンバーが一体となって、アーティストやレコード会社、マネジメント会社、そしてアーティストと共に音楽というブランド、アーティストというブランドのグローバル展開をサポートしています。
グリッジのチームメンバーは?
日本、インドネシア、マレーシア、中国、アメリカ、ブラジル、韓国など多国籍。 ただし、社内コミュニケーションは日本語が中心。最近は日本語も喋れないメンバー藻増えてきたので英語や韓国語ができればもちろん活躍の幅は広がります。
言語力を本当の意味で活かせない環境が多い日本企業の中で、グリッジでは最前線で活躍の機会が多くあることは特徴のひとつです。登記が日本というだけで過半数が外国籍メンバーです。
ファンファーストな視点から見た課題を言語化し、サービス化のスピード、まずはやってみよう!というPDCAの速度は、グリッジに入社してくれる皆さんはまず最初に驚きます。
諸行無常、常に変化し一年先もな不確定要素が大きい時代においてはサービス・組織形態・価値観までもがどんどん変わってきています。新たな世界戦でグローバルスタンダードな仕組みづくりへの挑戦。
目先の課題と3歩先のインフラ作りに挑戦できている日々はとても刺激的。
1年で大手の5年分の経験、それ以上に”見ることさえできない世界”を見ることができることは間違いありません。
日本、世界、そしてカルチャーを動かしてる実感とそんな当たり前の挑戦が出来る環境がグリッジにはあります。
メイクするまでフェイクする。
最近、インドネシアのジャカルタ在住の社員が「Fake it till you make it.(メイクするまでフェイクする)」といことをマレーシアのクアラルンプール在住の社員に言ってるらしいしです。
やったことがないタスクやミッションが降ってきてもやるしかない!というモードで言ってるとのこと。
僕自身もグリッジで継続している3つの定例MTGの一つである「1week」で皆に伝えた言葉でもあり、グリッジ自体がそういったスタンスなのでそれを聞いた夜はラーメン屋で一人、微笑んでしまいました。
そういえば最近では高市首相もこんなことを言ってました。
「アーティスト、クリエーターの皆様と連携し、日本の音楽が響き、文化で繋がるグローバルマーケットの獲得を目指す」
と発言し、海外売上20兆円規模を目標に、官民連携での中長期支援を表明している。
こうした動きは、
「日本の音楽を世界へ」という取り組みが、
一部の業界の話ではなく、国家レベルのテーマになりつつあることを示していますね。
パフォーマンスかもしれなけど、ある意味フェイクするまでメイクする、それを体現しているかもしれないし我々民間は国力も十分に使わせてもらいたいと思っています。
文化を流通させる新しいIP商社?
私たちは、日本の熱狂を世界に接続する仕組みを創ることに取り組んでいます。
そしてその挑戦を共に走り抜ける仲間を探しています。
産業革命、IT革命を経て、ここ数年でAIが台頭し地政学的にはエネルギー革命に突っ込んでいます。
世間を騒がすAIに出来ないのは「自主的な欲求の創出」、強烈な感動や共感、湧き上がる喜怒哀楽。その領域こそが【エンターテインメント】であり、それをDNAレベルで文化も価値観も違う人材、国境を越えた同質性のないメンバーが集まったのがグリッジというチームです。
同質性のないチームなのでアプローチや視点が違うからこそ、会社のミッション・ビジョン・バリューで一つになる時のエネルギーとクリエイティブ、そしてスピードとインパクトはグリッジの魅力にもなっていると思います。
次の世代に、そして世界に誇れるビジネスを、次の時代を一緒に創りましょう。
グリッジ株式会社
代表取締役 籔井 健一