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社員コラム#2 学び・成長のタネは普段の仕事、生活の中で育てられる!

 弊社ではよく「タックルしているか?」と問われるケースがあります。

 なんじゃそりゃ?と思われるかもしれませんが、社員同士でラグビーの練習をしているわけではありません(笑)私達の中で「タックル」とは、一歩踏み出す勇気や前進する力を意味します。

 私もメンバーから「タックルが足りない」とよく指摘されていますが、あなたは、日頃から勇気や前進する気持ちや行動「タックル」をしているでしょうか?


例えばこのような経験、ないでしょうか?

・営業でお客様に「こんなこと聞いても大丈夫だろうか?」と踏み込んだ質問が出来ない

・上司に「いま、お時間よろしいでしょうか?」と気軽に聞けない

・会議など、グループで話す時に、空気を読みすぎて一言が言えない

・セミナーや研修で、本当は聞きたいことがあるのに、質問が出来ない

などです。正直、格好良い姿とは言えないですよね…これらの「タックル不足」の事例。恥ずかしながら実は私です!

 

 そんな私ですが、本音では「いつも勇気を持って、一歩を踏み出す人って良いよな~。自分もそんな勇気を持ちたいよな」と思っています。しかし、「勇気を出そう」と急に頑張ったところで、そんな簡単に「タックル」が出来るわけではないですよね。

 その私の姿を見ていたメンバーが「普段の仕事や生活の中で、小さくトレーニングできることは沢山ありますよ。私もやっていますよ!」と、アドバイスしてくれました。(メンバーは、こういった学びを主体的に取り入れて、楽しみながら「タックル」の機会を自身に与えているようです。)それから私も、日頃の中でトレーニングのタネを探してみました。すると、沢山の気付きがあったんです。

一つ例をお伝えしましょう。

 ある日のこと、私はいつも通り出勤するために駅へ向かい、ホームで電車を待っていました。そこで電車を待っている人を眺めていると、ほぼみんな二列で並んでいます。そうすると列が縦長になり、他の人がホームを歩きづらい。

 その様子を見た駅員さんがマイクで「三列で並んでお待ち下さい~」とアナウンス。すると、それを聞いて動く列とそうではない列があり、皆の行動はバラバラです。日本人らしく空気を読み合う感じ、と言えば分かりやすいでしょうか。

 しかし、よ~く見てみると、その中でごく1~2割位の人が自ら動いています。列の誰かが動けば、つられて他の人も動き、列が自然に3列になっていきます。

 そうです、この1~2割の人が一歩踏み出す勇気がある人、私達で言う「タックル出来る人」なのです。おそらくこの方たちは、日頃から、こういった小さなことにチャレンジしており、自然と体が動くようになっているのだろう、と思いました。

 

 このように考えてみると、その他にもチャレンジできる環境は沢山あると思います。例えば、電車やバスでお年寄りに席を譲る。会議やセミナーで、理解していてもあえて確認の質問をする。習慣で楽しみに飲んでいるコーヒーをあえてお茶にしてみる。などです。これら小さな積み重ね、小さなタックルが、次第に大きな勇気となり、踏み出す一歩が徐々に大きくなるのでは、と感じました。

 「タックル」と聞くと、大きな力を使うイメージがありますが、小さな一歩を踏み出すトレーニングを出来る環境は、日常の中で実はたくさんあるんだな、という気付きがありました。小さくて良いから、まずは「プチタックル」をしてみようと思いました!あなたも普段の行動の中で、自らの「タックルポイント」を探し、挑戦してみてはいかがでしょうか?

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