人の可能性に、キャリアの天井をつくらない。株式会社CUを創業した理由
株式会社CUは、2024年に創業しました。
私たちが目指したのは、単に求人を紹介し、採用人数を増やすだけの人材紹介会社ではありません。
企業が抱える採用課題に深く入り込み、求職者一人ひとりの価値観や可能性に向き合い、双方にとって本当に意味のある出会いをつくる。
そして、働く人が過去の経歴に縛られることなく、これからの努力や挑戦によって、自らのキャリアを切り拓ける環境をつくる。
その想いから、株式会社CUはスタートしました。
現在では、飲食・食品・寿司、自動車整備、新卒、アスリートなど、専門性の高い領域を中心に人材サービスを展開しています。設立から2年で12のサービスを立ち上げ、約500社の企業と取引するまでに事業を拡大してきました。
今回は、私たちがなぜCUを創業したのか、どのような課題を解決したいと考えているのか、そして、これからどのような未来を目指しているのかをお伝えします。
「良い人がいない」のではなく、可能性が正しく伝わっていない
人材業界では、企業から「採用したい人と出会えない」という声を聞く一方で、求職者からは「自分に合う会社が分からない」「これまでの経験に自信がない」という相談を受けることがあります。
しかし、私たちは「良い人材がいない」とは考えていません。
企業には、求人票だけでは伝え切れない魅力があります。
求職者にも、履歴書や職務経歴書だけでは判断できない強みや可能性があります。
それにもかかわらず、企業と求職者が互いを十分に理解できないまま選考が進み、採用のミスマッチや早期離職につながってしまうことがあります。
特に、飲食業界の料理人や寿司職人、自動車業界の整備士など、専門的な技術を持つ方の中には、自分の経験や強みを言葉にすることが得意ではない方も少なくありません。
高い技術や豊富な経験を持っていても、その価値が企業に正しく伝わらなければ、本来得られるはずだった機会を失ってしまいます。
企業側も同様です。
採用条件だけを見れば求職者と合っているように見えても、実際の職場環境や経営方針、配属後に期待される役割まで理解しなければ、本当の意味で適切な人材を採用することはできません。
この「企業と求職者の間にある情報の差」をなくし、双方の可能性を正しくつなぐこと。
それが、CUが人材事業を始めた大きな理由の一つです。
なぜ、業界特化型なのか
CUは、幅広い求人を一律に取り扱うのではなく、飲食・食品・寿司、自動車整備、新卒、アスリートなど、特定の業界や人材領域に特化したサービスを展開しています。
それは、本当に価値のある支援を行うためには、その業界を深く理解する必要があると考えているからです。
業界によって、採用課題は異なります。
求められる経験や資格、仕事に対する価値観、転職を検討する背景も異なります。
表面的な求人条件だけを見て人を紹介するのではなく、
「企業は、なぜ今この人材を必要としているのか」
「その人は、なぜ転職したいと考えているのか」
「入社後にどのような役割を担い、どのように活躍できるのか」
そこまで理解した上で提案するからこそ、介在する意味が生まれます。
専門性の高い領域に深く入り込み、企業と求職者の双方にとって信頼できるパートナーになる。
それが、CUが業界特化型の人材サービスにこだわる理由です。
求職者と企業の双方を担当する「両面型」へのこだわり
CUでは、求職者へのキャリア支援と、企業への採用支援を同じ担当者が行う「両面型」のスタイルを採用しています。
求職者との面談では、これまでの経験だけでなく、仕事に対する価値観、転職理由、今後実現したいキャリアまで丁寧に確認します。
企業に対しては、募集要件を聞くだけではありません。
採用背景や組織課題、事業計画、入社後に求める役割まで伺い、採用計画そのものに対して提案を行います。
両方を一人の担当者が理解しているからこそ、求人票や書類だけでは分からない情報を伝えられます。
求職者には、その企業で働くイメージを具体的に伝える。
企業には、経歴だけでは分からない候補者の強みや人柄を伝える。
企業と求職者の間に立ち、双方の本音を理解し、最適な選択を支援する。
私たちは、この部分にこそ人材会社の本当の介在価値があると考えています。
創業時にあったのは、実績ではなく熱量だった
創業当初のCUには、長い歴史も、豊富な実績も、大きな組織もありませんでした。
設立間もない会社に、大切な採用を任せてもらうことは簡単ではありません。
企業から信頼を得るためには、一社一社の採用課題に向き合い、結果を積み重ねるしかありませんでした。
求職者に対しても同じです。
転職や就職は、その人の人生を左右する大きな決断です。
だからこそ、知名度や会社規模ではなく、目の前の一人にどれだけ真剣に向き合えるかが問われました。
企業から求められる人材をただ探すのではなく、その企業が本当に採用すべき人材を考える。
求職者の希望をそのまま受け取るのではなく、その人の将来にとって本当に必要な選択肢を考える。
すぐに成果につながらないときも、原因を分析し、改善し、再び行動する。
その繰り返しによって、少しずつ信頼を獲得してきました。
創業から2年で売上高は1億6000万円から3億5000万円へ成長し、社員数は20名となりました。
しかし、この数字は目的ではありません。
一社一社、一人ひとりに向き合ってきた結果として生まれたものだと考えています。
会社の成長を、社員の可能性につなげたい
CUが創業時から大切にしているのは、求職者や企業の可能性だけではありません。
CUで働く社員自身の可能性も、最大限に広げたいと考えています。
私たちの会社では、営業だけを続けることがキャリアのゴールではありません。
営業として成果を上げた先には、マネジメント、採用、マーケティング、新規事業、経営に近い仕事など、さまざまな選択肢があります。
実際にCUでは、半年ごとに昇進の機会を設けており、最短1年半で役職者に昇格した事例もあります。また、役職者は社長やマーケターが参加する会議に入り、顧客戦略や集客戦略、新規事業について学ぶ機会があります。
月に一度、新しいビジネスを提案できる機会もあります。
年齢や社歴に関係なく、良い提案であれば実行に移し、提案者自身が事業の中心メンバーになることもできます。
会社から与えられた仕事だけをこなすのではなく、自ら会社の未来を考え、事業をつくる側に回る。
CUを、働く場所ではなく、人生やキャリアを変えるための挑戦の場所にしたいと考えています。
過去ではなく、「これからどうなりたいか」を見る
CUでは、多くの社員が人材業界未経験から入社しています。
元金融営業、元店舗責任者など、メンバーの経歴はさまざまです。
私たちが採用で重視しているのは、有名企業で働いていたか、人材業界の経験があるかということだけではありません。
これからどのような人になりたいのか。
どのようなキャリアをつくりたいのか。
そのために、どれだけ本気で努力できるのか。
CUの取材記事でも、「過去に何をしてきたか」ではなく「これからどうなりたいか」を重視する組織文化が紹介されています。
もちろん、成長には責任が伴います。
企業と求職者の間に立つ仕事だからこそ、迅速な対応、徹底したタスク管理、数字への責任が求められます。
簡単な仕事ではありません。
しかし、本気で自分を変えたい人にとっては、営業力、提案力、課題解決力、マネジメント力、事業をつくる力を身につけられる環境があります。
過去の経歴によって、自分のキャリアに限界を設ける必要はありません。
本人の意志と行動によって、いくらでも未来を変えられる。
そのことを、CUという会社自体が証明していきたいと考えています。
今後2年間で、20から25のサービスへ
現在、CUは12のサービスを展開しています。
今後2年間では、サービス数を20から25まで拡大していく計画です。
ただし、むやみにサービスを増やすことが目的ではありません。
世の中には、まだ十分な採用支援やキャリア支援が届いていない業界や人がいます。
高い技術を持ちながら評価されていない人。
競技経験を社会でどう活かせばよいか分からないアスリート。
採用力が足りず、事業を成長させられない企業。
就職活動の進め方が分からず、自分の可能性に気づけていない学生。
こうした人や企業に対して、新しいサービスを通じて機会を届けていきます。
人材紹介という既存の枠にとらわれるのではなく、イベント、メディア、教育、採用コンサルティングなど、必要な手段を組み合わせながら課題を解決する。
一つのサービスを守る会社ではなく、社会の変化に合わせて、必要な事業を生み出し続ける会社を目指します。
人生を懸けて、道を創る
私たちが掲げている言葉は、
「人生を懸けて、道を創る。」
です。
誰かがつくった正解を歩くだけではなく、自分たちの手で新しい道をつくる。
求職者の人生に、新しい選択肢をつくる。
企業の成長に、新しい可能性をつくる。
そして、CUで働く社員自身も、自らのキャリアを自分の手でつくっていく。
私たちは、完成された会社ではありません。
まだ創業から間もなく、組織も事業も、これからつくっていく段階です。
だからこそ、一人ひとりの行動が会社を変えます。
一つの提案が新しい事業になり、一人の成長が次の組織をつくり、一つの出会いが誰かの人生を変えていきます。
人や企業の可能性を信じ、その可能性が正しく評価される社会をつくる。
そして、自分自身の人生にも本気で向き合う。
そのような仲間とともに、CUはこれからも新しい道を創り続けていきます。