こんにちは!株式会社ワンコンシストの広報・マーケティング部 R.Yamaguchiです。
今回は、【社員インタビュー】2022年新卒入社:M.Shinoharaをお届けします。
大学時代は教員を目指し、教員採用試験にも合格したM.Shinoharaさん。それでも「自分が社会を知らないまま、生徒たちに将来の選択肢を伝えるのは違う」と考え、合格を辞退。大学4年生の夏から就職活動をスタートしました。
入社後は、キャスティング、経営企画、新規営業、クライアントへの業務支援、万博関連案件への出向など、さまざまな仕事を経験。現在は、イベントプランニング部で、イベントの企画提案から事前制作、当日の運営まで幅広く携わっています。
そんなM.Shinoharaさんが大切にしているのが「一回やってみてから決める」という考え方。
思い通りにいかないときも、悩みにぶつかったときも、まずは自分で経験してみる。そうやって一つひとつの選択を重ねる中で、「イベントプランニングの仕事がしたい」という目標にたどり着きました。
その過程では、キャリアに悩んだ時期もあったといいます。
「たかがスタートに立てなかっただけで、自分から折れるのは悔しかった。」
今回は、教員という進路を手放して就職活動を始めた理由から、入社後にさまざまな仕事を経験した4年間、そして現在のイベントプランニング部での仕事まで、M.Shinoharaさんのリアルなキャリアストーリーに迫ります。
【プロフィール】
M.Shinohara
2022年4月新卒入社。イベントプランニング部。
*趣味*
旅行、お酒を飲むこと
*通勤中の過ごし方*
音楽を聴きながらスマホでネットサーフィンをしたり、ラジオを聴いたりして過ごしています。特にお気に入りは、「SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル」と、その後に放送される「オードリーのオールナイトニッポン」。通勤時間も好きなコンテンツを楽しむ時間にしています。
*休日の過ごし方*
かなりインドア派で、月に1日は「家から一歩も出ない日」を必ず確保。寝たり、お酒を飲んだり、NetflixやYouTubeを見たりして、家でゆっくり過ごします。一方で、外出する日は予定を詰め込んで一日中出かけることも。休日の過ごし方はかなり両極端です。
▍教員になるはずだった私が、別のキャリアを選んだ理由
大学時代、私は教員を目指していました。
教職課程を取り、教員採用試験も受けて、結果は合格。
大学4年生の7月頃には、卒業後の進路が決まっていたような状態でした。
それでも、そこで一度立ち止まったんです。
私自身、小さい頃からずっと「教員になりたい」と思っていて、その夢が一度もブレなかった。でも、ふと考えたら、それってすごく視野が狭いんじゃないかと思ったんです。
私が教える生徒たち全員が教員になるわけではありません。
会社員になる人もいれば、職人になる人もいる。自分で何かを始める人だっている。
「いろんな職業があって、いろんな人生の選択肢があるんだ」と伝えるなら、まず自分が社会を知らないといけない。
そう思って、教員になる道を外れることを決め、大学4年生の夏から就職活動を始めました。
ただ、そこからが本当に大変でした。
コロナ禍で大学に行っていない期間が長く、周りの友達はみんな教員採用試験を受けています。
一般企業への就職活動について相談できる人もいないし、そもそも履歴書の書き方も面接の受け方も分からない。
そんな状態だったので、最初は「自分は何がしたいんだろう」と考えるところからのスタートでした。
一度社会に出るなら、ただ就職先を決めるのではなく、自分が興味を持てること、好きだと思えることを仕事にしたいと思ったんです。
仕事はこれから長く続けていくものだからこそ、楽しみながら働きたい。そう考えて、早い段階から広告業界に絞って企業を見ていました。「商品やサービスの魅力を人に伝える」「人の心を動かす」ということに魅力を感じていたんです。
ただ、22卒の採用はほとんど終わっていました。
行きたいと思った企業には、そもそもエントリーすらできない。
そこから広報職なども含めて就職活動を続けましたが、なかなか内定につながらず、卒業を迎える時期になっても進路が決まっていませんでした。
それでも、自分のやりたい仕事はなにかを改めて見つめ直し、広告業界での選考を重ねる中で「イベント」という分野まで絞っていきました。
広告というと、テレビやWeb、SNSなど、さまざまな媒体を通して商品やサービスをプロモーションするイメージが強かったですが、イベントは実際に人が集まる「場」をつくる。
企画を考えて、会場をつくって、そこに人が集まって、実際にその場で体験してもらう。
そうやって、自分たちが考えたものをリアルな空間として形にしていくことに、すごく惹かれました。
「自分がやりたいのは、こっちかもしれない。」
そして、そこで出会ったのがワンコンシストでした。
同時期に3〜4社ほど受けていて、内定をいただいた企業もありましたが、
ワンコンに決めるのに迷いはありませんでした。
理由は二つあります。
一つは、当時のオフィスが青山だったこと。
単純に「”ザ・東京”で働く」ということに憧れがあったんです。
もう一つが、最終面接でCFO大橋さんに言ってもらった言葉でした。
それまでの就職活動では、「教員採用試験に合格したのに辞退した」「一般的な就職活動をしていない」ということを、マイナスに受け取られることが多かった。
でも、大橋さんは全く逆でした。
「大学時代、いろいろ頑張ってきたんだね」「自分の考えを持って就活していてすごいね」と、私がコンプレックスに感じていた部分を肯定してくれたんです。
自分ではマイナスだと思っていた経験を、「それも含めてあなたらしさ」と認めてもらえた。
それがすごく嬉しくて、ワンコンシストに決めました
▍「イベントの会社」だと思って入社したら、まさかのバックオフィス
ただ、入社してから一つ、大きな勘違いがありました。
当時の私は、ワンコンシストが人材サービスをメインにしている会社だと、ちゃんと理解していなかったんです。
「イベントを運営している会社」という印象が強かったので、自分自身がイベントの現場で働いたり、マニュアルを作ったりする仕事だと思っていました。
ところが、実際に配属されたのはバックオフィス。
「思っていたのと違うな」とは思いました。
でも、もともとオフィスで働くことにも憧れがあったので、「まあ、一回やってみよう」という気持ちのほうが強かったです。
実際にやってみると、バックオフィスの仕事にも、これまで知らなかった面白さがありました。
1年目はキャスティングをメインに、給与の振り込みや協力会社への支払い、入金処理、クライアントからの入金確認など、バックオフィスの業務を幅広く経験しました。
登録方法を見直したり、面接で聞く内容を変えたり、それまで一対一で長時間行っていた面接を、より短時間で実施できる形に変えたり、従来のキャスト登録の流れを一新しました。
「新卒だから、まずは決められた仕事から」という感じではなく、必要だと思ったことには、入社直後から関わらせてもらえました。
その後も、経営企画、新規営業、クライアントへの業務支援、そして万博関連案件への出向と、4年間でかなり多くの仕事を経験しています。
ただ、これは最初から自分で計画していたキャリアではありません。
「イベントを企画・制作する仕事がしたい」という目標に向かって、目の前にある仕事を一つずつ経験し、その中で得たことを次の仕事につなげていく。
そうやって一つひとつの仕事に向き合ってきた結果、多くの部署でさまざまな業務の経験を積むことが出来ました。
▍「イベントをつくりたい」が、私のキャリアの軸になった
大きな転機になったのは、1年目の冬に経営企画部へ異動したことです。
当時は、社内で大きく改革を進めているタイミングで、イベントの企画・制作について話を聞く機会がありました。
そのときに初めて、
「私が『イベント』と聞いてやりたかったのって、これなんだ」
と気づいたんです。
イベント会場で働くことだけではなく、主催者が「こんなイベントをやりたい」と思っていることを聞いて、それを一緒につくっていく。
自分がやりたかったのは、イベントそのものを企画して、形にしていく仕事なんだ。と分かりました。
ただ、その時点ではまだイベントプランニング部はなく、「やりたい」と言ってもすぐにその仕事ができるわけではない。
だからこそ、キャスティングだけではなく、経営企画や営業も経験して、イベントプランニングに必要な経験をできるだけ積んでおこうと考えました。
経営企画部には3か月ほど在籍し、その後は営業部門へ。
新規営業を担当し、実際に案件を獲得したり、大きなイベント現場に足を運んだりしました。
さらに2年目には、クライアントの新しい施設の立ち上げに伴う採用業務の支援にも携わりました。
週2〜3日はクライアントオフィスへ出社し、応募者対応や面接、採否連絡、数値報告、採用施策の調整などを担当。
残りの日はワンコンに戻り、新規営業を進めるという働き方です。
そして3年目からは、大阪・関西万博関連案件へ出向することになりました。
正直、はじめは自分が思い描いていたイベントの企画制作の道へ、というキャリアとの違いに戸惑い、出向に対して前向きな気持ちではありませんでした。
でも、「行くしかない」のであれば、行く理由を自分の中で見つけようと思った。
万博のような大きな案件に携われる機会は、人生の中でもそう多くありません。
だから最終的には、「だったら、この経験を自分のキャリアにどうつなげるかを考えよう」と気持ちを切り替えました。
今振り返ると、この出向も含めて、すべてが今の自分につながる、意味のある経験になっています。
▍万博への出向を経験し、キャリアへの気持ちが一度揺らいだ
万博関連案件は、これまでの4年間で一番印象に残っている仕事です。
期間も長く、規模も大きい。実際に現場にも立ち、イベントを動かす経験もできました。
一方で、私にとっては、自分のキャリアについて初めて本気で悩んだ、苦しい時期でもありました。
出向している間に、ワンコンではイベントプランニング部が立ち上がりました。
「イベントプランニング部の立ち上げに携わる」ことを一つの目標にして、それまでの異動や経験も、そこにつながるキャリアステップだと思って頑張ってきた私にとって、自分が出向している間にその部署が立ち上がり、そこに新卒社員が先に配属されたことは、正直かなりショックでした。
「自分が戻った後にプランニング部にジョインしたとしても、どうなるんだろう」
自分がやりたかったことだけが、自分のいないところで先に進んでいくような感覚もありました。
疎外感もありましたし、自分の居場所をどう作ればいいのかも悩んでいました。
万博そのものは、結果として大きな仕事を任せてもらえる貴重な経験でしたが、会期が終わった先に、自分がどんなキャリアを歩みたいのか、どんな仕事に向き合いたいのか。次のステップについて思い悩む時期を過ごしていました。
ただ、その後しばらく時間を置いて振り返る中で、少しずつ気持ちに変化がありました。
うまくいかなかったことや、思うようにスタートラインに立てなかった現実はありつつも、「ここで自分から手放してしまっていいのか」という思いが強くなっていったのです。
「たかがスタートに立てなかっただけで、自分から折れるのは悔しい」
そう思ったことが、もう一度向き合ってみようと思い直すきっかけになりました。
せっかく「イベントプランニングの仕事がしたい」と思って、ここまで頑張ってきた。その仕事に挑戦する前に、自ら諦めてしまうのがすごく悔しかったんです。
だから、
「出向が終わったら、一回戻って、まずは挑戦してみよう!」
そう決めました。
教員になることを辞めた時も、同じだったと思います。まず自分で経験してみる。その上で、自分がどう感じたのかを大事にしたい。
そして、自分がやりたいと声を上げ続けていたイベントプランニング部への配属を会社からも打診してもらい、私自身も「ここで挑戦してみよう」と決意しました。
▍「自分がやりたい」から、「相手が実現したい」へ
現在はイベントプランニング部で、イベントの企画提案から制作、当日の運営までを担当しています。
振り返ってみると、あのとき「一回戻って、まずは挑戦してみよう」と決めて、よかったと思います。
やりたかったイベントプランニングの仕事に携われたことはもちろんですが、実際に仕事をする中で、以前の自分と大きく変わったと感じる部分があります。
それは、物事を見るときの視点です。
イベントの仕事は、自分がやりたいものをつくる仕事ではありません。
主催者が「こういうイベントにしたい」と考えていることに寄り添い、それを形にしていく仕事です。
そのことを強く実感したのが、万博への出向でした。
出向先では、私以外は全員が直雇用の社員・契約社員。
待遇も立場も違うので、同じチームで仕事をしていても、自分の中には常に一つ、ストッパーがありました。
「これってこうしたほうがいい」と思っても、すぐには言わない。
「これは相手に言っていいことなのか」「全体を見たときに、本当に自分の意見が正しいのか」と、一度考える。
そこで、思ったことをそのまま口にするのではなく、「相手にとって良い意見なのか」という視点で考える癖がつきました。
もともと私は、自分の思いがかなりはっきりしているタイプです。
それは仕事への熱量にもつながる一方で、自分軸で物事に向き合ってしまうこともあります。
だから今は、
「これは自分軸の意見なのか、それとも、相手の立場に立った上での自分の意見なのか」
を考えるようにしています。
自分が楽したい、自分が得したいという意見ではなく、相手にとって良くなるための意見なら、そこに熱量を持つことは悪いことではない。
むしろ、主催者や相手の想いを本気で考えるからこそ、自分の意見にも責任を持てる。そこまで思い入れを持って仕事をするからこそ、最終的に完成するのも変わってくる。
この考え方を身につけられたことは、4年間の中でも大きな成長だったと思います。
▍「イベントが終わった瞬間」にしか味わえない達成感
イベントプランニングの仕事をしている中で一番やりがいを感じるのは、自分の提案に共感してもらえたときです。
また、万博で長く現場管理を経験したからこそ、「ここは事前に確認しておいたほうがいい」「こういうことが起こるかもしれない」と、イベントにおける隠れたリスクに気づき、それを事前に防げたときは、自分の経験が役に立っている実感があります。
そして、イベントには必ず「本番日」があります。
どれだけ準備に時間をかけても、どれだけ大変なことがあっても、その日を迎えてイベントをやり切る。
それが一つの形として残るんです。
営業のように「今月何件契約を取った」という成果ももちろん大事ですが、イベントの場合は、時間をかけて準備してきたものが、実際の空間や体験として目の前に現れる。
その瞬間は、すごく感慨深いです。
そして、それが成功に終わったときは、
「本当に、やってよかったな」
と心から思います。
だからこそ、私はこの仕事が好きなんだと思います。
▍4年間で何度も変わった。それでも「やってみる」は変わらなかった
私がワンコンで経験してきた4年間を振り返ると、かなり特殊なキャリアだったと思います。
バックオフィスから経営企画へ、そこから営業へ。さらにクライアントへの業務支援、万博への出向、そして現在のイベントプランニング部。
こんなに大きく部署や仕事内容が変わることは、なかなかないんじゃないかなと思います。
もちろん、全部が楽しかったわけではありません。
思うようにできない仕事もありましたし、辞めたいと思ったことも、正直あります。
それでも、未経験でも実際の業務に関わらせてもらえたことや、ある程度自分の意思で挑戦させてもらえた環境は、私にとって大きかったです。
「未経験だから、まずは雑務から」ではなく、必要な経験を積むために、実際の仕事の中に入っていく。
それができたからこそ、今の自分があります。
そして今は、イベントプランニング部のメンバーとして、ここから部署を大きくしていく段階にいます。
チームの中で意見が合わないこともあります。
でも、上長をはじめ、私の意見にちゃんと向き合ってくれる人がいる。
みんなで飲みに行って、仕事の話をして、結局私が泣いていることもあります(笑)。
そうやってぶつかりながらも、一緒に前に進める関係性ができてきたことは、今の自分にとって大きいです。
▍いつか、「誰もが知っているイベント」を自分の手で
これから挑戦したいのは、自分が主催するイベントをつくることです。
規模を問わなければ、2028年には実現する計画があり、すでに動き始めています。
その先に目指しているのは、イベント名を聞いただけで「知ってる、あのイベントね」と言ってもらえるような、多くの人に知られるイベントをつくること。
もちろん、簡単なことではないと思います。
でも、せっかくイベントの仕事をしているなら、いつかはそんなイベントを自分の手で生みだしてみたい。
個人としては、30代前半でバリバリ働いているキャリアウーマンにも憧れています。
ワンコンにいるのであれば、イベントプランニング部が大きくなったときに、第二創業期を奮闘したメンバーとして、自分がこの部署の先頭を走っていける人間になりたいと思っています。
部署としても、イベントプランニングをワンコンの主軸事業の一つに育てていきたい。
さらに、会社が掲げるイベント業界の構造改革にも、イベントプランニング部が率先して関わっていけるチームにしたいです。
会社が大きくなっていくのを待つのではなく、自分たちでその変化をつくっていく。
その中心にいられたらと思っています。
▍「楽をしたい」なら、ワンコンじゃない。でも――
ワンコンシストで活躍できるのは、受け身ではなく、ガッツのある人だと思います。
「こういうことをやりたいです」と言える人。
「できるか、できないか」だけで考えるのではなく、「やってみたい」「頑張りたい」と思える熱量を持っている人。
もちろん、最初から何でもできる必要はありません。
私自身、入社したときはイベントプランニングの経験なんてありませんでした。
教員志望で、一般企業の就職活動すらまともに経験していなかった。
そんな私が、キャスティングをして、経営企画をして、営業をして、出向に行って、万博にも行って、今はイベントを企画・制作しています。
だから、未経験であること自体は、そこまで大きな問題ではないと思っています。
ただ、「今より楽な仕事がしたい」という理由なら、ワンコンに入ることはおすすめしません。
その代わり、
「何それ、やってみたい」
とワクワクできるなら、ぜひ来てほしい。
もちろん、入社してから本当にやりたいことを見つけてもいい。
大変なことがある分、他の会社ではなかなか経験できないことも、きっと経験できると思います。
会社がすごいから入るのではなく、これから会社を一緒につくっていく。
今のワンコンは、まだその途中です。
だからこそ、若いうちから大きな仕事に関わったり、自分の意見を持って挑戦したりできる。
「5年後、10年後にどうなっているか」だけではなく、「その未来を自分もつくる側になりたい」と思える人と、一緒に働けたら嬉しいです。
就職でも転職でも、今の自分に何ができるかだけでなく、「これから何をやってみたいのか」「どんな自分になりたいのか」「今の環境を変えたいのなら、なぜ変えたいのか」を、一度自分自身に問いかけてみてほしい。
そして、その答えを大切にして、次の場所を選んでほしいと思います。
もちろん、今すぐ答えが出ていなくても大丈夫です。
「まず挑戦してみて、それから自分のキャリアを考える。」
そんな選択肢があってもいいんじゃないかなと思います。
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