建築からITの世界へ進み、個人事業主としてマーケティング事業を経験し、2026年8月よりクロス・シップでマーケターとして新たな挑戦を続けている荒瀬さん。
一見すると、少し意外なキャリアに思えるかもしれません。
しかし、その選択の一つひとつには、
「自分の手で何かをつくりたい」
「自分のスキルを活かして、事業や社会に貢献したい」
という一貫した思いがありました。
なぜ、個人で事業を営む働き方から、クロス・シップへの入社を選んだのか。
そして、成長途中の会社でマーケターとして働く面白さとは何なのか。
荒瀬さんのこれまでのキャリアと、今後の挑戦について話を聞きました。
■建築からITへ。コロナ禍が、自分の将来を見つめ直すきっかけに
高校ではバレーボール部に所属をしながら、建築を学び、大学でも都市環境について学んでいました。
当時は、卒業後も土木やインフラに関わる仕事に就くことを考えていました。
転機になったのは、大学2年生の頃。
コロナ禍で大学の授業が全てオンラインになり、自分自身を見つめ直す時間ができたことでした。
以前からWebサイトの運営などには興味があり、時間ができたことをきっかけに、実際に手を動かしてみるようになりました。
そこで、Webの世界の面白さを感じるようになったんです。
次第に興味が湧いてきたのが、Webマーケティングとプログラミングでした。
どちらか一方ではなく、両方を学びたい。
そう考えるようになり、大学3年生からIT系の大学への転入を決意しました。
進路を変えるというのは、自分にとって非常に大きな決断でした。
興味を持ってから実際に決断するまでには、1年ほどかかったと思います。
最終的には、自分の中で覚悟が決まったことに加え、友人や家族が背中を押してくれたことも大きかったです。
今振り返っても、転入したことに後悔はありません。
編入したIT系の大学では、プログラミングなどのIT領域と、Webマーケティングや経営に関わるビジネス領域の両方を学びました。
■学生時代からマーケターへ。Webで事業をつくる経験
編入後には、マーケティング関連企業のインターン一期生として参画し、Webライターとしての活動もスタートしました。
Webライティングから経験を積み、後輩が入ってからはディレクションも担当しました。
その後は、新規事業の立ち上げにも携わりました。
具体的には、IT系のSaaS製品を比較・紹介するWebサイトをつくり、サイトを通じて製品への申し込みなどの成果につなげる仕事です。
SEO対策を通じてサイトへの流入を増やし、記事を制作・納品するコンサルティング業務も経験しました。
こうした経験を重ねる中で、マーケティングを単に学ぶだけではなく、実際に事業を動かす仕事として捉えるようになっていきました。
Webサイトをつくり、ユーザーに見てもらい、行動につなげていく。
その一連の流れに携われることが面白かったんです。
大学時代から、いつかは独立して自分で何かをやってみたいという思いもありました。
副業や個人での働き方が広がっていたこともあり、
「今の年齢だからこそ挑戦してみよう」と考え、
個人事業主として活動することを決めました。
■個人で挑戦したからこそ、気づけたこと
独立後は、自分で考えたことをWeb上で形にしていくことに、大きなやりがいを感じていました。
ユーザーにとって使いやすいものは何か。
どう設計すれば、目的を達成できるのか。
自分で考え、実際に形にして、反応を見ながら改善していく。
そのプロセスは、以前学んでいた建築にも通じるものがありました。
分野は違っても、ユーザーの視点に立って設計し、何かをつくり上げていくという点では共通していたんです。
一方で、個人事業主として働く中で、新たに気づいたこともありました。
一人で仕事をする時間が長く、人との接点が少ないこと。
そして、自分だけで学び続けることには限界があるということです。
自分の力だけで完結するのではなく、チームで知恵を出し合い、会社として成長していくことにも挑戦してみたいと思うようになりました。
個人で挑戦したこと自体は、とても良い経験だったと感じています。
自分で考えて行動することの難しさや面白さを知ったからこそ、次はチームで事業をつくることに魅力を感じるようになったのだと思います。
そうして、改めて正社員として働くことを考え始めました。
■転職の軸は「自分のスキルを活かすこと」と「社会への貢献」
転職活動で大切にしていたのは、
これまで培ってきたスキルを活かせること。
そして、自分の仕事が将来につながり、社会課題の解決にも貢献できることでした。
もともと、エッセンシャルワーカーを支える人材紹介の仕事にも関心がありました。
社会を支える仕事に携わる人たちを、別の立場から支援することに興味があったんです。
そんな中、エージェントから紹介されたのがクロス・シップでした。
面接で特に印象に残っているのは、大橋さんと野崎さんです。
大橋さんはとても話しやすく、自然と「この人と一緒に働きたい」と思えました。
野崎さんからは、会社が目指している将来のビジョンや、その人柄に魅力を感じました。
また、会社全体に活気があり、同年代のメンバーが頑張っていることも印象的でした。
自分もその環境に身を置いて、もっと成長したいと思いました。
最終的な決め手は、「この人たちと一緒に働きたい」と思えたこと。
そして、自分に裁量を持たせてもらいながら仕事ができそうだと感じたことでした。
個人で仕事をしてきたからこそ、自分で考え、判断し、行動することの大切さは実感していました。
その経験を活かしながら、チームで事業を大きくしていける。
そんな環境に惹かれ、クロス・シップへの入社を決めました。
■入社初日から外部との打ち合わせへ。マーケターとして、土台づくりから携わる
現在担当しているのは、教育領域のサービス「教育ジョブ」のSEO対策や、YouTubeを活用したコンテンツマーケティングです。
マーケティングというと、記事や動画などのコンテンツを制作する仕事をイメージする方もいるかもしれません。
もちろん、それも大切な仕事の一つです。
ただ、私が入社して最初に取り組んだのは、コンテンツをつくるための土台を整えることでした。
コンテンツを投稿する場所を整えたり、デザインや機能を追加したり、必要なコーディングを行ったり。
施策の成果を数値で把握できるよう、計測の仕組みをつくることにも取り組みました。
そのうえで、
どのようなキーワードを狙うのか、
どんな記事構成にするのか、
どうすればユーザーに届くコンテンツになるのか
を考え、施策を進めています。
個人的には、こうした土台づくりから携われることに面白さを感じています。
決まった施策を実行するだけではなく、施策を実現するために必要な仕組みから自分で考え、整えていけるからです。
さらに、入社して1ヶ月ほどで、教育領域の新規事業にも携わるようになりました。
新しい事業をゼロからつくっていく仕事に関われることは、とても嬉しいです。
もちろん、既存業務をキャッチアップしながら新しい領域にも取り組むのは簡単ではありません。
それでも、自分の役割が広がり、新しい挑戦の機会が増えていくことに、大きなやりがいを感じています。
入社初日から外部との打ち合わせにも参加していて、早い段階から実際の事業に関わることができました。
「まずは決められた範囲の仕事を覚える」というだけではなく、早い段階から事業の一員として仕事を任せてもらえる。
そこは、クロス・シップで働く魅力の一つだと思います。
■マーケターだけで完結しない。チームで事業を動かす面白さ
クロス・シップで働いて感じる特徴の一つは、マーケターであっても、チームで事業をつくっている感覚が強いことです。
マーケティングの仕事は、数字を分析して施策を考えるだけでは完結しません。
ユーザーが何を求めているのか、どんな情報が必要なのかを理解することも大切です。
クロス・シップはいまは人材紹介事業をメインとしているため、キャリアアドバイザーが日々の業務で蓄積している情報をマーケティングに活かすこともあります。
現場で求職者の方と接しているメンバーの情報があるからこそ、ユーザーの視点をより具体的に捉えられると感じています。
また、業務を進めていくなかで、自分だけで考えて完結させるのではなく、周囲と意見を交わしながら、より良い方向を探っていける。
個人事業主として一人で仕事をしていたときとは違う面白さがあります。
もちろん、数字への意識も高い環境です。
日々数字を確認し、そこから課題を見つけ、次のアクションにつなげていくことが求められます。
ただ数字を見るだけではなく、数字から何を読み取り、どう改善するか。
そして、その施策がユーザーにとってどんな価値につながるのか。
数字とユーザーの両方を意識しながら仕事を進めることが、今の自分にとって大切なテーマになっています。
■自分の仕事の成果を、もっと大きくしていきたい
今後の短期的な目標は、まず自分が担当するマーケティング領域でしっかりと成果を出すことです。
教育ジョブへ広告以外からの登録数を増やすこと。
そのために、どんな施策が必要なのかを考え、実行し、結果を検証していきたいと思っています。
そして、新規事業についても、事業を前に進めるための意思決定をサポートし、成功につなげていきたいです。
将来的には、より上流の意思決定にも携わっていきたいと考えています。
施策を実行するだけでなく、事業全体を見ながら、どこに注力するのか、どのような方向を目指すのかを考えられるようになりたいです。
そのためにも、まずは自分の領域で成果を出し、経験を積み重ねていくことが必要だと思っています。
クロス・シップでは、既存事業のマーケティングに加えて、新しい事業にも関わる機会があります。
会社が成長していく中で、自分が担える役割も広がっていく。
そうした環境だからこそ、目の前の仕事で成果を出すことが、次の挑戦につながっていくと感じています。
■チームで考え、数字から学び、事業を成長させたい人へ
クロス・シップのマーケティング職は、コンテンツをつくるだけの仕事ではありません。
ユーザーの視点に立って課題を考え、数字を分析し、施策を実行する。
そして、周囲とコミュニケーションを取りながら、事業そのものを成長させていく仕事です。
そのため、数字を見ることが好きな方や、データから仮説を立ててアウトプットすることが得意な方は、活躍できる場面が多いと思います。
また、自分一人で完結するのではなく、周囲と相談しながら仕事を進めることも大切です。
チームでコミュニケーションを取り、異なる視点を取り入れながら、より良いものをつくっていくことに面白さを感じる方には、合っている環境だと思います。
私自身、個人で事業に挑戦した経験があったからこそ、チームで事業をつくることの面白さを改めて実感しています。
自分で考えて行動することも、周囲と協力して前に進めることも、どちらも大切にしながら、もっと大きな成果を生み出していきたい。
これからもマーケターとして経験を積み重ねながら、クロス・シップの事業を成長させる一員として、新しい挑戦を続けていきたいと思います。