ベンチャー企業に対して、「ちゃんと育ててもらえるのか」「結局は放置されるのではないか」と不安を感じる方は少なくありません。
実際、教育やノウハウ共有が個人任せになり、成果や成長が属人化してしまう組織も少なくないのが現実です。
だからこそネクスゲートでは、“どういうチームであるべきか”というカルチャー設計そのものに向き合っています。
情報はすべて公開。1,800本におよぶ議事録や商談ログも全員がアクセス可能で、意思決定やナレッジが閉じることはありません。その根底にあるのが、個人ではなくチームで成果を出す「IからWEへ」という文化です。
今回は代表の宮崎さんにインタビューを実施。営業を仕組み化する真意から、情報をオープンにする理由、そしてお互いを思いやるチームのリアルまで語っていただきました!
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宮崎唯人 / 代表取締役
1996年生まれ、東京都出身。新卒で建設業界のDX化を推進するシェルフィー株式会社へ入社。新規事業の立ち上げ、ビジネスサイドのリーダー、事業責任者などを歴任。2023年10月にネクスゲート株式会社を設立し、専門工事会社が『ものづくりに集中できる』ための経営支援を行っている。趣味はゴルフ、そしてパパとして育児にも奮闘中
ネクスゲートが大切にする「IからWEへ」という考え方
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ーーまずは、ネクスゲートに根付いている、ベースのカルチャーについて教えてください。
大前提として、僕たちは企業の未来を左右するような経営課題を扱っています。だからこそ、人として誠実で、お客様に気持ちよく頼っていただける存在であることが大切だと思いますし、前向きな明るさやエネルギーを重視しています。
その上で、ネクスゲートのカルチャーを挙げるとしたら、「IからWEへ」という表現ですね。
ーー「I(私)」から「WE(私たち)」へ。これはどういった意味でしょうか?
「自分が数字を上げればいい」という個人の集まりではなく、「ネクスゲートというチームとしてどう解決するか」を、全員が「私たち」という主語で捉えて動くことです。
短期的な合理性だけを求めるなら、個人一人でやった方が早いことも確かにあります。でも、僕たちが目指しているのは中長期的な成長です。そのためには、メンバー一人ひとりが個人主語ではなく、チーム主語で取り組むことが欠かせません。
そして、この意識を自然に持てるように、大事にしているのが「情報をオープンにし続けること」です。
ーーどれくらいオープンにされているのですか?
Slackのコミュニケーションでは、クローズドなDMではなく、全員が見られる場所でやり取りすることをルールにしています。誰がどんな案件を進めていて、どんな課題に直面しているのか、すべてを誰でも見られるチャンネルで行うようにしているんです。
透明性が高いのは、やり取りだけじゃありません。これまでに実施した商談や社内MTGの議事録は、運用開始から半年ほどですが、すでに1,800本以上がNotionに蓄積されています。営業記録だけではなく、採用状況や、会社の月次売上はどうなっているかという数字にいたるまでも、全メンバーが閲覧可能です。
また、入社初日から、基本的にはすべての社内ミーティングに参加してもらっています。よくある「マネージャーだけで集まって何かを決める会議」みたいなものはありません。
ーー入社直後からそこまで触れられるのはすごいですね!
限られた情報しかない環境では、どうしても「自分の担当業務」という範囲でしか物事を考えられなくなります。ただ、経営のリアルや仲間の動きが日常的にインプットされていれば、自然と当事者意識が芽生えると思うんです。そして何かをクローズにする職場って、シンプルに窮屈ですし、成長を阻害してしまうと考えています。
実は、以前は定期的な1on1もやっていたのですが、今はあえてやめているんですよ。というのも、どうしてもそのやりとりが、悪い意味で2人だけのものになってしまうと感じたんです。
隠さなきゃいけないような後ろめたい話なんてありませんし、それよりも、日々のコミュニケーションの中で、困ったことも気付いたこともその場で話せる関係性の方がずっと健全だし、ネクスゲートらしいなと判断しました。
ーー情報をオープンにすることで、どんなコミュニケーションが生まれているのでしょうか?
組織全体の勢いを作る行動が自然と増えましたね。例えば「〇〇社の案件、この資料が活用できるかもしれません!」と自発的にナレッジが共有されたり、採用に関しても「昨日面談した方、とてもマッチしそうですね!」と声が上がったりと。
誰かが成果を出した瞬間は、Slackがスタンプやメッセージで盛り上がる、お祭り騒ぎみたいな状態になります(笑)。
気合と精神論に頼る営業をやめた結果、数字が安定した理由
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ーー社内の透明さに安心する一方、ベンチャーの営業は数字のプレッシャーが強そうな気もします。実際の現場はどうですか?
もちろん、数字と向き合って量を積み上げていくことは必要ですし、成果を出す上でそれは大事です。ただ、一過性の気合ではなく、長期的に走り続けられる熱量を大切にしていますね。
根性論って、継続力という観点でどうしてもしんどくなりますし、それに気合を入れたからといって結果が大幅に変わるとも僕はあまり思っていません。
むしろ気合任せになると、「熱量だけで無理やり受注する」みたいな、提供価値のブレにつながることもあると思うんです。それよりも響かなかったのなら、その理由を紐解いて、サービスを良くしていくことが重要かなと。営業活動を、そういう「プロダクト思考」で捉えていますね。
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勘や経験に依存しない、営業組織を成立させるために
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ーー「ベンチャーは教育やノウハウの共有が未整備なのではないか」という不安に対する、ネクスゲートのアンサーを教えてください。
まさにそこが、先ほどお伝えしたNotionを活用したドキュメント文化に繋がってきます。本当にあらゆる情報が詰め込まれているんです。
まず営業関連でいえば、ネクスゲートの営業としての心構え、各ステップごとの進め方や心構え、累計1,800本ほどの商談ごとの議事録などが格納されています。
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ーーなぜ、ここまで徹底しているのですか?
属人的な「勘」に頼る組織は、メンバーによって顧客への提供価値にムラが出ると考えているからです。それはお客様に対しても不誠実ですし、何より新しく入ったメンバーが苦労することになりますから。
なので、入社当日から「何を見たらいいのか、何が正解なのか分からない」という状態は限りなくゼロに近づけています。この規模のベンチャーで、ここまで共有資産として残している会社は他にないという自信がありますね。
ーー営業関連以外では、どのようなカテゴリーがあるのでしょうか?
ミッション・ビジョン・バリューの策定背景から、ツール導入の理由や使用マニュアル、採用面談でどんな話をしたかまで、本当に何でも置いてあります。
なかでもコンテンツとして濃いのが、カルチャーの目線合わせのために僕が毎月4〜5本執筆している「社長ブログ」です。
メンバーにとって「会社のことを主体的に考えるトレーニング」や、「経営者の視座と少しでも対等に話せるようになるためのトレーニング」として捉えてもらえたらな、という想いで運用しています。
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フラットな組織でも、フィードバックが機能するための共通言語とは
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ーー社内イベントやプライベート面での交流はいかがですか?
仲の良さは、抜群ですね。メンバー同士、少なくとも週に1回は必ず誰かしらはプライベートでご飯や飲みに行っていると思います。誰かがSlackや口頭で「今日これから空いてる人いますか?」とつぶやくと、自然と数名が集まるようなフランクな流れもあります(笑)。
もちろん公式の場も大切にしていて、新しいメンバーが入社したときのウェルカムランチや、クォーターごとの成果をみんなで全力で労い合う会など、社内イベントも定期的に行っています。「最初は緊張していたけど、気づいたらすぐに溶け込めていた」と、直近で入社したメンバーからもすごく好評です。
ーー仲が良い組織だと、フィードバックが難しくなりませんか?
そこに関して、鍵になっているのが「会社の当たり前」という共通言語なんです。ネクスゲートには「カミサイ(神は細部に宿る)」という言葉や、「誠実・感謝・プロ意識」といった行動指針をはじめ、メンバーに求められる水準を用意しています。
そもそも、誰かに対してフィードバックをするのって、心理的な負荷がめちゃくちゃ高いじゃないですか。でも、共通言語が用意されていれば、「個人的な意見」としてではなく、あくまで「会社としての基準」を伝える形になります。
「この行動は、会社の基準に反している。次はこう変えよう」といったように、ある種第三者目線で話ができるからこそ、忖度や社内政治が生まれないですし、馴れ合いになることもありません。
ーーそんなカルチャーを発展させるために、今後取り組みたいことはありますか?
年1回の合宿や、自分のアイデアを直接形にできる事業開発のプレゼン機会はいつか実施したいなと思っています。
そして、組織が大きくなるとどうしても社長との距離が遠くなってしまいがちなので、何でも包み隠さず僕に質問できる「社長になんでも聞ける会」みたいな場も、設けていきたいですね。
ーー最後に、これからネクスゲートへの参画を検討している方へ、メッセージをお願いします!
新しくジョインしてくれる方には、いつも共通して伝えていることがあります。それは、「ネクスゲートに染まらなきゃ、なんて思う必要はない」ということです。
僕たちがオファーさせていただく背景には、これまでのキャリアや人生で真剣に培ってきた経験や、素晴らしい強みがあるからです。むしろ、その知見を持ち込んで、「前職ではこういうやり方でうまくいっていたので、ネクスゲートでも取り入れませんか?」などと、新しい風をどんどん吹き込んでいただきたいです。
実際、直近で入社したメンバーも「もっと気楽なクイックミーティングを増やしたいです」と、声を上げてくれたんです。普通なら「新人のくせに勝手なこと言うな」ってなりそうな話ですが、求めているのはまさにそういう生の声ですね。
ですので、Webに出ている情報を見ていただくのももちろんありがたいですが、まずは60分のカジュアル面談でお話しして、空気感を感じていただけることも多いと思っています。肩肘張らずに、気軽な感じで是非お話しできれば嬉しいです!
最後に(広報担当から)
ネクスゲート広報担当です。最後までお読みいただきありがとうございました!
実は今回の記事を作成するにあたり、社内のメンバーにも「ネクスゲートのカルチャーって実際どう?」というアンケートをとりましたが、まさに『IからWEへ』を体現するように、全員が快く協力してくれて、熱いコメントを寄せてくれました。
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代表の宮崎をはじめ、本当に壁のないフラットなメンバーばかりが集まっています。「まずはちょっと話を聞いてみたい」という方も大歓迎です。
私たちのチームの空気を、ぜひカジュアル面談で体感してみてください!