新人が伸びるかどうかは、実は「教わる側」だけでなく「教える側」が守られているかで決まります。
まず結論
- 教え方が人によって違うと、新人は迷い、先輩は疲れます
- “教える”を個人技にせず、チームで支える形にします
- 教える側の負担が減るほど、新人も現場も安定します
こんにちは。育成担当の松永です。
新人教育というと、新人さん側の努力に目が向きがちです。でも現場でよく起きるのは、先輩が一人で背負って疲れてしまうケースです。
忙しい中で教える。正解も一つじゃない。時間も取れない。
それでも新人さんを育てようとしてくれる先輩の頑張りに、育成は甘えてはいけないと思っています。
世に言う「先輩ガチャ」が起きると、全員が苦しくなる
教え方が人によって違うと、新人さんはこうなります。
「Aさんはこう言った、Bさんは違う」→ 迷う → 確認が遅れる → 自信が下がる
一方、教える側の先輩も
「教えたのにできない」ではなく、教える前提が揃っていないから疲れる
ということが続きます。
ここを放置すると、チーム全体の余裕が削られてしまいます。
プリモが大切にしているのは「教える側を孤立させない」こと
私たちがやっているのは、特別なことではありません。
“教える”をチームで支えるための、次の3つを揃えています。
1)「ここだけは揃える」ポイントを共通言語にする
全部を統一するのではなく、迷いが出やすい部分だけでも揃える。
新人さんが混乱しにくくなります。
2)任せる範囲を決めて、丸投げにしない
「ここまでは新人」「ここからは先輩」
境界があると、先輩も新人も安心して動けます。
3)教える人が“相談できる”状態をつくる
新人だけでなく、教える側も迷います。
「これ、どう伝えるのがいい?」と聞ける相手や場があるだけで、教える負担は大きく変わります。
新人が伸びる職場は、先輩が強い職場ではなく、先輩が守られている職場だと思っています。
教える力は才能ではなく、育つもの。チームで支えるほど、現場は安定し、新人も伸びます。
見学や実習では、「新人教育は誰がどう担っていますか?」「教える側の負担はどう分散していますか?」もぜひ聞いてください。できるだけ具体的にお話しします。