このページでは、レンチナスのAI面接について、その目的・流れ・何が見られているのかを、できるだけ解像度高く説明したいと思います。
「AIが面接官?」
最初は、そう思いますよね。
違和感もあると思う。でも、その違和感の理由を知ると、この会社が何を大事にしているのか、見えてくると思います。
今回、このプロジェクトや採用を進めていく上で弊社が強く思っていたことの一つに、
「田舎だから遅れてるんじゃなくて、田舎でも最先端を活用していくこと」という考え方を一つ大事にしていました。
採用でいうとそれが今回の「AI面接」となります。
これに対して「違和感がある」というのは正しい判断でごく自然なこと。
この記事を書いている自分自身も実際に面接を受けてみて違和感はありました。
だからこそ、レンチナスはあえてそこを隠さずに、「違和感があるのは正しいです。その上で、ここに会社の本気があります」と伝えます。
なぜAI面接なのか
理由は、シンプルです。
① 人による評価のブレを減らすため
通常の面接では、どうしても面接官の主観が入ります。
・「話し方が上手い人」が有利になる
・「面接官との相性」で評価が変わる
これは、あなたにとっても会社にとっても「不公平」です。
なんなら今までのレンチナスは結構主観での採用が強かったんです。
② 「話し方」ではなく「思考」を見るため
AI面接では、流暢に話すかどうかではなく、「あなたがどう考えて、どう行動したのか」を見ます。
その思考プロセスが「再現性がある」のか、「本当に自分で考えているのか」を判断します。
面接って、無言の時間とかあると何か話さなきゃってお互い思うものなんですが、AI面接では目的をしっかり持って遂行できる良さもあります。
つまり、その場の雰囲気に面接官も流されないし応募者さんも流されない。そんな感じです。
③ 感覚ではなく「構造」で判断するため
AI面接では、回答の「矛盾」「一貫性」「論理性」を客観的に判断します。
これは、人間では見落としがちな部分。でも、0→1環境では非常に重要です。
AI面接の全体像
所要時間:約25~45分(平均30分前後)
質問数:約10~12問
形式:AIが質問を提示 → あなたが回答(音声) → 一部追加質問、深掘り質問あり
基本的には、一人でAIと向き合う時間です。面接官の目を気にせず、自分のペースで答えられます。
実際には、こんなイメージの質問が出ます(※具体的な質問内容は伏せています)
イメージ① 「あなたが自分で考えて動いた経験」
過去に、誰かの指示ではなく、自分で「これをやろう」と決めて行動した経験について聞かれます。
見られているのは、「あなたは指示待ちか、それとも自発的に動けるか」という適性です。
0→1環境では、「誰かが教えてくれる」ことはありません。自分で考える力が必須です。
イメージ② 「課題に直面したときの対応」
うまくいかなかったこと、予想外のことが起きたときに、あなたはどう考えて、どう動いたのか。
見られているのは、「環境のせいにするか、それとも自分で解決しようとするか」という姿勢です。
地方という新しい環境では、思い通りにいかないことばかり。その時に、どう向き合えるかが大事なんです。
大事なのは『ありのままの経験と思考』
ここで言いたいのは、「完璧な模範回答を作ってくる必要はない」ということです。
むしろ、AI面接では「作ってきた回答」の方が見透かされやすい。
なぜかというと、AIは「矛盾」「一貫性」「再現性」を非常に正確に見るから。
だからこそ、大事なのは、「あなたの本当の経験」「あなたが本当に何を考えたのか」です。
「環境と合わない」と判断される回答パターン
AI面接では、かなり明確に「合わないサイン」が出ます。
ただし、これは「あなたが優秀じゃない」ということではなく、「この環境では再現できない可能性が高い」という判断です。
NG① 具体が出てこない
「頑張りました」「工夫しました」だけで、具体的な行動や思考が見えない場合。
見えるのは、「再現性がない」「本当に自分で考えたのか不明」という判断です。
NG② 全部「受け身」
「任されたのでやりました」「指示に従いました」という受け身の姿勢のみの場合。
これは、今回のポジションでは致命的。0→1環境では、誰も「何をやるか」を教えてくれません。
NG③ 検証していない
「うまくいったと思います」「改善できたと思います」で終わっている場合。
「思います」で終わる人は、結果を追い切る力がないと判断されます。
NG④ 他責寄り
「環境が悪かった」「周りのせいで失敗した」という他責の姿勢がある場合。
地方環境では、「環境が悪い」という言い訳は通用しません。その環境で何ができるかが問われます。
NG⑤ 矛盾が出る
前の回答と整合性が取れない、深掘りで話が崩れる場合。
これは「作ってきている可能性が高い」という判断につながります。
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何を準備すればいいのか
基本は、「ありのままでOK」です。
ただし、以下の3つは整理しておくといいです。
①自分の過去の経験(できるだけ具体)
②その経験で、なぜそう行動したのか(理由)
③その経験から何を学んだか(結果と学び)
つまり、「行動 → 思考 → 学び」のセットを持っていれば、それで十分です。
逆にNG
・作り込んだ模範回答
・抽象的な自己PR
・「正解」を狙った回答
こういうものは、むしろ邪魔になります。
実際にAI面接を受けてみて個人的に思ったのは、相手が血の通っていないAIなので独り言のような雰囲気が私は少しやりづらかったですね。
ただ、その後評価を見た時にすごく納得できる部分も多く、逆にこんな能力があったのかと超絶客観的に見れるというのはものすごい良かったと思っています。
弊社が実施しているAI面接は毎回費用が発生しているものを使っており(応募者さんにはもちろんかかりません)、それだけ採用に本気を出しています。
ここまで読んでいただいている皆さんはすでに忘れてると思いますが、私たちは農家ですから笑
最後に
AI面接に違和感を感じるのは、「正しい感覚」です。
そして、その違和感を受け入れられる人が、レンチナスに合う人なんです。
なぜなら、レンチナスは「DXを推進する農業会社」だから。
新しいやり方に対して「違和感がある」と感じつつも、「でも、なぜだろう」と理解しようとする。その姿勢が、0→1環境では何より大事です。
AI面接は、「審査」ではなく、「あなたが、この会社の文化に合うか」を確認する時間です。
あなたの本当の思考を、ありのままに見せてください。