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起業家に必要な”客観視力”について

おはようございます!
三井滉平です。

毎日ブログを書いてますが、日曜はかっちりした文章ではなく、最近思ってることをふわふわ書いてみるブログです。

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起業家に必要な”客観視力”についてってタイトルですが、最近すごく思います。

やっぱり起業するからには熱い想いを持ってることが多いし、自分たちが作り上げたプロダクトにも情熱を注いでいます。成長欲求も高いから自責にして自己成長も絶えず行うし、何もない創業期に苦楽を共にした仲間の事を人一倍大事に思います。

この感情は当たり前のことだと思うし、必要な要素だと思います。

ただ一方で、「これら全てを客観視できるか」という力もまた、起業家にとって必須な能力が気がします。自社のプロダクトの悪いところや良いところ、自責での反省も客観視、仲間との関係も感情を入れずに客観視することはとても大事です。

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まず、プロダクトに関して言えば、やっぱり思い入れが強すぎるし、色々と調べまくってこのプロダクトを作っているので、そりゃ自分には刺さるし、使い方も完璧なわけです。けど、本当にユーザーにとって便利で簡単なプロダクトになっているかはシビアに判断しなきゃいけません。

もっと言えば、「自分が作ったからで使ってないか」の視点も大事です。例えば、タスク管理アプリを自分で作って使っていた時、本当にTrelloやasanaなど他のタスク管理アプリより便利なのか、ちゃんと客観的に判断しないといけません。

そのプロダクトの事を完璧に理解している自分でさえ他のサービスの方が便利と思ってしまうなら、初めましてのユーザーが自分のサービスを使ってくれる理由なんてあるはずがありません。

我が子くらい愛情がある自社サービスの欠点を探したり、客観視することがとても辛いですが、これをやらないといつまで経っても我が子が成長せず、他のサービスに負けて恥をかくことになるので、心を鬼にして見つけることが必要です。

けどわかる、いざ大変な想いをして作ったサービスだと信じたくなってしまう、、。

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客観視すべきことその②は「自責」です。

僕は起業家は基本的に全ての出来事を自責にすべきだと思ってます。他責にした方が楽なんですが、自責にしないと成長はないし、自分の器が大きくなっていきません。なので、100%相手が悪いだろってことも、自分に直せるところはなかったかと省みるようにしてます。

ただ、全部自責にすると普通に病みます。辛いです。なんでかと言うと、毎日毎日何かの問題が起きるので、その度に自責にして自分の足りないところ、直さないといけないところが見つかるので、1週間で100個くらい自分のダメなところが突きつけられる状態になるからです。

僕もこれにぶち当たり、辛かった時期があり、その時に色々と試行錯誤しながら行き着いたのが「客観視」です。自責なのに客観視です。

この感覚を言葉で伝えることは激ムズなんですが、自分の反省をしている時は、自分の感情とか主観とかを一切入れずに、客観的にみて良くないところと改善策までを見つけるって感じですね。他人の相談乗ってる感覚で自己反省をする感じ、、。全然伝わってない気もする、、。

個人的に、これは凄まじい発見で、自分のせいだけど自分のせいじゃないみたいな、ある種開き直りができ、自己成長にも繋がるので、自責を客観視はおすすめです。

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最後の客観視すべきことその③は「人間関係」です。

仲間とも、クライアントとも、です。こう書くと淡白な人間のように見えますが、僕はその人に真摯に向き合うためには客観視することが必要不可欠だと思ってます。

例えば、めちゃくちゃ仲良い親友と一緒に起業して、お互いに役員報酬30万円ずつ貰ってるとします。自分はめちゃ頑張って結果を出してるけど、親友はあまり頑張らずにサボっていたとします。この時、親友だからと目を瞑るのが良いのか、ちゃんと相手に伝えて改善されなかったらチームから外れてもらうのが良いのか、、、僕は後者だと思ってます。

親友だからとか関係なく、会社というのはビジョンの実現のために存在していて、払う報酬以上の結果(売上)を見込めないのであれば、その人は会社の目的からしたらコストが多い人になります。客観視するとそうなんです。

これもまた淡白なように見えますが、チームで一緒に働く働かないは好き嫌いではないし、その人を人間的にめっちゃ好きだけど、諸々の条件(報酬額やタイミングなど)が合わずに一緒に働けないなんてことは山ほどあるわけです。

だから別に、親友をチームから外しても僕はその人のことが好きな事実は変わらないし、プライベートで遊びます。逆に、目を瞑ってチームに残し続けた方が、その人の事を嫌いになってしまう可能性は上がります。(お金払ってるのに全然やってくれいない、、と何度も思ってしまうから。)

そう考えると、僕は常にチームも客観視して、誰かから相談受けたとしたら(他人の会社だとしたら)って観点で考えるようにしてます。もちろん、自分自身にしてもそうで、客観視して自分は報酬に見合うだけの成果を出しているか、ビジョン実現の必要なパーツになっているか、結構考えています。

うーん、ニュアンスが伝わってるかわかりません、、。冷たく映っていたらそんなことはないと思ってます。人間関係の全てはタイミングで、今は合わないけど、3年後は合うかもしれないし、一緒にやるやらないは好き嫌いじゃないんですね。

好き嫌い、一緒にやるやらないをごっちゃにして、主観入れまくったチームにした方が、人間関係揉める確率が上がって、結果的に疎遠になってしまうことが多い気がします。(経験上。)

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つらつらと最近思うことを書いてみましたが、起業家はビジョンの実現を一番最上位に考えるべき生き物なので、常に客観視して、本当にビジョンの実現に最適なプロダクト、戦略、チーム体制になっているかを考え続けないといけません。

主観(想い)を否定しているわけではなく、どっちもの視点がきっと必要で、客観視した上で、主観を貫くことは全然ありだと思うし、全部客観視して評論家みたいになったらそれはまた違うので。誰よりも熱く、誰よりもクールにいる感じですね。

最近はそんな事を思っていました。

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おわり。

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