JAWS DAYS 2025 - connecting the dotsに企業サポーターとして参加しました | フェンリル
こんにちは! フェンリルでインフラを担当している川島です。3月1日に池袋サンシャインシティで「JAWS DAYS 2025 - connecting the dots」が開催されました。フェンリ...
https://www.wantedly.com/companies/fenrir/post_articles/962500
こんにちは! フェンリルでインフラを担当している小林です。
3月7日に池袋サンシャインシティで「JAWS DAYS 2026」が開催されました。
フェンリルは今年もサポーターとして参加。今回は、フェンリルに入社して半年を迎えた私が、当日の会場の様子をお伝えします!
2025年のレポート記事はこちら
JAWS DAYSとは、JAWS-UG(AWSユーザーのコミュニティ)のメンバーが中心となって企画・開催しているイベントです。AWSに詳しい方はもちろん、初心者や、AWSに興味はあるけど触ったことがないという方も、職種や業種を問わず参加できます。
今回のテーマは「Mashup for the Future」です。
「生成AIと人の協働、技術と産業、都市と地方、さまざまなコミュニティ、それぞれが持つ色を混ぜ合わせることで、新しい未来を描いていこう」という想いが込められているそうです。まさに2026年現在、AIやダイバーシティは急速に普及し、身近な存在となりました。あらゆるバックグラウンドや思想を持つ人々が集まることで、新しい価値を見出せるようになっています。
今年の参加者数は想定を上回る1,403名にのぼり、コミュニティの熱量を改めて実感しました。
フェンリルは今年、プラチナサポーターとして参加しました。
用意したメインのノベルティは、昨年から好評をいただいている「シリアルバー」と「デバッグ」の2アイテムです。
「シリアルバー」は、IT用語の「シリアル通信」から着想を得たチョコ味のバー菓子です。「デバッグ」は、エンジニアには馴染み深い作業名と「(デ)バッグ」を掛け合わせた、A6サイズのフラットケースです。どちらのアイテムも、デザイナーとエンジニアがチームを組み、アイデア出しから素材・デザインの選定まで一緒に取り組んで生まれたもの。「デザインと技術の融合」というフェンリルらしさが凝縮されています。
制作の背景や込められた思いは、ぜひこちらの記事もご覧ください。
さらに、フェンリルの14名のエンジニアが執筆した同人誌『Fenrir Web Development Basic』も配布しました。こちらは、今回が初披露となるアイテムです。
フロントエンド、バックエンド、クラウドインフラなど、さまざまな領域を担当するフェンリルのエンジニアたちが、ウェブ開発において共通して持っておきたい普遍的な基礎知識を1冊にまとめています。ノベルティと合わせて手に取っていただけた方には、フェンリルの技術への取り組みを少しでも感じていただけたのではないかと思います。
フェンリルの技術についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ「Fenrir Engineers」ブログも読んでみてくださいね。
私はJAWS DAYSへの参加が初めてだったので、まずはどのようなイベントかを知るために、さまざまなセッションを聴講してインプットに専念しました。会場はとても活気があり、セッションの合間にもあちこちで参加者同士の交流が生まれていました。
会場でひときわ盛り上がっていたのが「AWS麻雀」です。牌にはAWSサービスの名前やロゴが描かれていました。
AWSサービスの役の組み合わせがなかなか難解で、参加者の皆さんがスマホで役を確認しながら対局するという光景がほほ笑ましかったです。AWSアンバサダーのフェンリルメンバーが「勝つまでやめない」と宣言して対局に臨んでいる様子も印象的でした。
麻雀で上がった方には、シールやバッジなどのノベルティがプレゼントされていました。ゲームをきっかけに、初対面の参加者同士がわいわい交流する場面が自然と生まれており、セッションとはまた違った雰囲気を感じました。
ここからは、私が特に印象に残ったセッションを紹介します。
今回のJAWS DAYSを通して一貫して感じたのは、AIエージェントが「話題」から「実用」へと確実に移行しつつあるという現場感でした。
AWSエバンジェリストとして知られるJeff Barrさんによるキーノートは、開発者の在り方そのものを問い直す内容でした。特に「生成AIを基盤とした強力な開発ツールの登場により、ソフトウェア開発は今後5年間で過去50年分を超える変革を遂げる」という力強いメッセージがとても印象的でした。
アプリケーションの寿命が短くなる一方で、データの価値はますます高まっています。そのような時代において、開発者には幅広いスキルを持ちながら技術に触れ続けることが求められると語られていました。
また、次世代に必要な「ネクストジェネレーションスキル」として、以下5つのカテゴリが挙げられていました。
・オブザーバビリティ
・コミュニケーション
・コラボレーション
・コンセントレーション
・デイリーラーニング
これらは、技術力に留まらない広い視野を持つエンジニア像を示すもので、今回のイベント全体を象徴する内容だと感じました。
技術者として、次々にアップデートされる最新技術に触れずに習熟しようとするのではなく、少しずつでも日々体験することが重要であると改めて実感しました。
AIは「使いこなすフェーズ」からAIと共に創る、「共創フェーズ」へとシフトしていることが分かりやすく解説されていました。
AIエージェントとは「人やシステムの代わりにタスクを推論・計画・完了する仕組み」です。Amazon Bedrockを通じて、RAGチャットやエージェントチャット、エージェントビルダーなど、多様なユースケースに対応できるようになっているとのことでした。
確かに、生成AIは今や身近な存在ですが、ここ最近のIT動向をウォッチしていると、凄まじい勢いでAI活用のあり方がアップデートがされています。
セッションの中で特に印象的だったのは、「AIエージェントは今や選べる標準機能になりつつある」というメッセージです。作る立場でも使う立場でも対応できるよう、今から触れ続けることの大切さを感じました。
re:Invent 2025で発表された「AWS DevOps Agent」を、SREの観点から実践的に評価したセッションです。個人的には最も注目していたセッションでした。
アラートが発生すると、DevOps Agentは複数の調査タスクを並列で実行します。テレメトリデータやリポジトリを横断的に調査し、自然言語でインシデントの原因特定や対策の提案を行えるのが特徴です。複数のデータソースを横断してサマリを生成するのは、AIエージェントが特に得意とするところで、SREエンジニアが不在の環境でも活躍が期待できるとまとめられていました。
一方で、現時点ではサービスクォータの制限があり、日本リージョンへの未対応や、一部ファイルへのアクセス不可といった課題があることも正直に語られていました。実務目線の評価として、とても興味深いものでした。
AIエージェントがインフラ運用の現場に入り込んでいることを肌で感じた、今回のイベントの中で最も印象的なセッションでした。
初めて参加したJAWS DAYSを通じて、AIエージェントを巡る変化のスピードを強く実感しました。「AIエージェント」という言葉が、キーノートから入門セッション、実践的なSRE評価まで一貫して登場していました。もはや将来の話ではなく、インフラ運用や設計レビュー、開発ツールといった実際の業務の各所に組み込まれていく「現在進行形の変化」として語られていたのが印象的です。
セキュリティのセッションも含め、多くの学びを得られた1日でした。
最新の技術情報を得られるだけでなく、実務に直結する実践的なセッションが多くあったため、来年も開催される際はぜひ参加したいです。