エンタメ業界のデザインに携わりたい!
企業やフリーランスで、Webデザイナー、Webディレクターとして活躍されている方の中には、
「エンターテインメントは好きだし、エンタメ業界に興味はあるけれど、ただ好きなだけでは仕事にするのは難しそう…」
と考えている方が多いのではないでしょうか。
エンタメ業界でも、Webデザイナー、Webディレクターが活躍できる場所は多くあります。
本記事では、エンタメ業界の仕事概要と、エンタメ業界で働いているデザイナーの必要スキル・仕事内容について解説します。
出典:Unsplash https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/tLZhFRLj6nY
エンタメ業界とは
エンタメ業界とは、作品やサービス、パフォーマンスを通じて人を楽しませることを目的とする業界です。人々が楽しんでいるコンテンツの多くが「エンタメ業界」の仕事であると言えます。
以下、エンタメ業界に括られる事業について、羅列します。
・テレビ・ラジオ放送事業…テレビ局・ラジオ局のほか、各制作会社にて運営を行う
・出版事業…書籍や雑誌、漫画などの出版を行う
・映画事業…映画の制作や興行を行う
・音楽事業…楽曲制作や音楽コンテンツの制作・配信を行う
・アニメ事業…アニメ制作会社等でアニメの制作を行う
・ゲーム事業…ゲーム機やゲームソフトの開発・販売を行う
・舞台・イベント事業…舞台やイベントの企画・制作等の運営を行う
・遊園地・レジャー事業…遊園地等、レジャー施設の運営を行う
・動画配信事業…YouTube等の動画について制作・配信を行う
それでは、上記のようなエンタメ業界におけるデザイナーとは、どのような仕事なのでしょうか。
以下、具体的に見ていきましょう。
エンタメ業界におけるデザイナーとは
エンタメ業界におけるデザイナーと聞くと、グラフィックデザイナーを思い浮かべる方が
多いかもしれません。ただ、Webコンテンツの制作にあたっては、Webデザイナー、Webディレクターの職種もあります。
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーは、狭義では雑誌の広告やポスターなど、印刷物のデザインをする職業です。
広義では、テレビゲーム、アプリのキャラクターや背景のデザインを行ったり、CG(コンピューター・グラフィック)を用いて画像や動画を作成したりする仕事も、グラフィックデザイナーに含まれます。
●必要スキル
・グラフィック関連のアプリケーションを使いこなせるスキル
Adobe Illustratorや、Adobe Photoshopなど
・デザインに関する知識
構図や配置、色彩といったデザインに関する理論
●仕事内容
・アニメやゲームのポスターやグッズに使用する、イラストやデザイン制作
・CDジャケットの作成
・YouTubeやSNSなどの立ち絵や、チャンネルアートの作成
グラフィックデザイナーは、前述のとおりデザイナーと聞いて、真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。また知識やスキルも求められる職種で、専門学校や独学で一定期間学ぶ必要があります。
Webデザイナー
Webデザイナーは、その名の通り、Webサイトのデザインを行う職業です。
Webデザイナーとして一般的なのは、企業のホームページや求人サイト、ランディングページ等の作成です。
映画やゲーム等の作品紹介をしている、特設サイトを見たことがあるのではないでしょうか。その特設サイトを作成しているのも、Webデザイナーです。
●必要スキル
・グラフィックに関連したアプリケーションスキル
Adobe Illustratorや、Adobe Photoshopなど
・デザインに関する知識
構図や配置、色彩といったデザインに関する理論
・Webサイトの見た目に関連したプログラミングスキル
HTML、CSS、Javascriptなど
●仕事内容
・企業のホームページや求人サイト
・商品やサービスを紹介するランディングページの作成
Webデザイナーは、グラフィックデザイナーとスキルが似ており、双方を兼ねている方もいらっしゃいます。
ただどちらかというと、プログラマー寄りの方が多く、グラフィックデザイナーがPhotoshop等で作成したデザインをもとに、Webサイトを作成する、というケースが多いようです。
Webディレクター
Webディレクターは、Webコンテンツ制作の責任者です。
IT業界では、プロジェクトマネージャーにあたる仕事です。
Webサイト等のWebコンテンツ制作には、発注側としてのユーザーと、受注側として上記のWebデザイナーのほか、Webエンジニア(フロントエンド、バックエンドエンジニア)、Webライターといった制作を行うスタッフがいます。
それら関係者を監督するのが主な役割です。
●必要スキル
・コミュニケーションスキル
・マネジメントスキル
・デザインに関する知識
●仕事内容
・顧客の要望をもとに、Webコンテンツの企画・提案
・Webコンテンツ制作におけるスケジュールや品質の管理・監督
Webディレクターは、Webコンテンツ制作のあらゆる工程に関わります。
Webデザイナーに必要なスキルも求められるため、Webデザイナーからスキルの幅を広げて、Webディレクターになった、という方も多いようです。
出典:Unsplash https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/jBif-dovsTQ
「好き」を仕事にできる
本記事を読む前は、
「エンタメ業界に、Webデザイナーの職種があるのは分かったけれど、
業界の中にいる人じゃないと務まらないのでは…」
というイメージを持たれていた方がいらっしゃたかもしれませんが、仕事内容を見て、
自分でもできそうと思われたのではないでしょうか。
加えて、エンターテインメント自体が好きであれば、より活躍することができます。
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