本質的な『配慮』を追求し、理想のビジネスパーソンに近づくーー創業初期から社員を見守る男が語る気配りの秘訣

ー『より質の高い提案、価値提供を』

そう語るのは、Operating Officerの有岡さん。これまでバリューをテーマに3名のメンバーを紹介してきましたが、「フクロウラボのバリューを最も体現しているのは誰か」という質問には、皆が口を揃えて有岡さんの名前を挙げました。経営メンバーの一人である有岡さんがバリューを体現しているのは当然といえば当然なのですが、その行動はごく自然で的を射ています。今回は有岡さんにバリューのひとつ『配慮し合う』がもたらすものについてお聞きします。

■キャッチボールで変化球は投げないでしょ?

紙谷:フクロウラボの3つのバリューは『コトに向き合う』『配慮し合う』『当たり前をやり切る』。今日はこの中から『配慮し合う』について教えて下さい!

有岡さん:はい、お願いします~。

紙谷:有岡さんはシステムのオペレーションを担うアドオペチームのお父さん的存在でありながらも、開発依頼の調整や営業チームの指導など、全部署に対してものすごいスピードで情報の交通整理をしていますよね。メンバーの性格まで熟知している有岡さんこそ、『配慮し合う』ことの本質が見えているのではと思うんです。有岡さんは『配慮し合う』をどのように捉えていますか?

有岡さん:『仕事上で、受け手にとって動きやすい形で状況を伝えること』ですね。フクロウラボでの仕事は、一人で完結することより連携して動くことのほうが多いです。チームでの連携、他部署の迅速な協力が必要なもの、顧客との関係性を築いていくことも含め、一人では成り立ちません。

やり取りをする中で『受け手が理解できていないのは、投げ手の責任』というのが、フクロウラボでの『当たり前』です。僕は草野球をやってるのでよく例えるんですけど、キャッチボールをするときに、相手が受けやすいボールを投げるとか、急に変化球投げないとか当たり前じゃないですか。自分が投げたい球を投げても、相手が捕れなければキャッチボールは成り立ちません。

紙谷:わかりやすい例えですね~。キャッチする人が野球に慣れていないなら、受け止めやすい場所に投げる、スピード出しすぎない、近くから投げる、とかどうしたらキャッチボールが続くか一度考えてみることが大事ですね。

有岡さん:ですね、慣れている人は自分も経験が浅い時期を経ているはずで、その時の気持ちに立ち返ってみるとか、『想像力』じゃないでしょうか。そういう意味では僕は初期の頃から事業に関わっているので、配慮があるというよりは、いろんな部署で起こり得ることとか受け取る人の気持ちとかが想像しやすいだけなんじゃないかな。もう意識して配慮している感覚はなくて、自分がミスしてきたことも含め、あれが起こりそう、ここでつまづきそうとかは考えてます。

紙谷:経験値が上がれば配慮力も上がる、か。必要なものに気づく精度を上げていくってことですね。

有岡さん:経験なくても自然とやれちゃう人もいますけどね。例えば、アドオペ→営業→顧客と情報伝達をする際に認識の齟齬が起きないように、入社3ヶ月くらいのアドオペメンバーが自主的にキャプチャなど追加資料を添えて営業担当に渡してくれていて、これは良い取り組みだな~と思いました。

僕ら、フクロウラボという会社はまだ5年目のベンチャーで、はっきりいって自動操縦の動力船じゃ全然ありません。モーターもついてない手漕ぎボートなので、誰か一人うまく漕げなくなると曲がっていって、進みたい方とズレていっちゃうかもしれない。他のみんなが動きやすくなることはボートのスピードをより速く、目的地へ前進していくためには重要なんじゃないかと思ってます。

配慮にも色々あると思いますが、まずは事業をすすめやすくする配慮ができると、会社としては価値が高いかなと。僕たまに執務室に掃除機かけたりしてますが、あれは配慮ではなく気分転換ですね。オフィスはキレイな方が良いなと。

■ただ情報の伝達をするだけの仕事では、僕らの介在価値はない

紙谷:設立当初は社員数人で全部の業務をやっていたんですもんね。会社が成長すると挑戦できることがどんどん増える一方で、当たり前ですが業務が細分化し見えない部分が多くなってくる。その分、配慮がカギになってきますね。なにか意識的にやっていることはありますか?

有岡さん:『頑張って伝える』ことには気をつけています。社歴が浅く不慣れなメンバーも多いので、『知らない前提』で話すことが多いかもです。要は『適切に伝える』ということですね。ボール投げて終わりじゃなくて、受け取れてるかが大事で。スピーチしてるなら一方通行でも良いんでしょうけどね。もし伝えることに苦手意識があるのであればなおさら、言語化を頑張らないと。

紙谷:『察してよ』は何もアクションしてないのと同じですもんね。相手の立場を想像することや、言語化が苦手な場合は、どんなことから取り組んでみたらいいでしょうか。

有岡さん:必要なことは、受け手が受け取れる状態で渡してあげることですよね。ということは、相手が何を求めてるか、どんな情報を必要としているかにフォーカスすればいい。

どれが必要なのかわからなくてとっ散らかっちゃうなら、まずは1~10まで書き出してから整理するのがいいんじゃないでしょうかね。段々精度を上げて1~10まで話さなくても1~2個でちゃんと伝わるようにしていく。あとはきちんと背景を説明することを心がける。

逆に、僕は取引先に対しては、認識のズレを生まないためにも意思決定に必要であろう情報はどんどん出していきますね。

紙谷:相手や状況次第で伝える順序や粒度を変えていくのも配慮のうちですね。端的にまとめたほうがスピーディーな場合もあれば、補足情報があった方が親切な場合もありますもんね。それで言うと、フクロウラボでいう『配慮の逆』って何でしょうね?無関心とか...、自己中心的とか??

有岡さん:う~ん、自分勝手、が近いですかね。チームで仕事しているので。そういう意味では関係者の成長を促すようなダメ出しは配慮であり、良いアクションだな~と見ています。気付いていて言わないのは成長機会を奪っているのとイコールで、組織としての視点で必要なことは誰しもが提言すべき

紙谷:人と関わるのってエネルギー要りますからね。放っておくとか自分が我慢するほうが楽なこともあるかもしれないけど、そこを面倒臭がっていたら良い方向へ向かって行けませんもんね。

有岡さん:僕らは広告主とメディアを繋いで双方の利益を最大化することが仕事なので、ただ情報の伝達をしているだけでは介在価値がない。広告主・メディア両方にそれぞれ必要な情報提供・提案を自発的にできることがフクロウラボの価値ですからね

■取引先の人が入社したがる会社にしたい、と密かに思ってる(笑)

紙谷:『事業価値』という話でいうと、『配慮』は業績アップに繋がっているんでしょうか?

有岡さん:まだまだ完成形ではないのでなんとも言い切れないですが(笑)。繋がっていると信じてやってますね。結果的に社外への価値提供にも繋がっているはずなので。最初に僕らが乗っているのは手漕ぎボートだって話をしましたが、推進スピードを上げていき、人数が増えてもスピードを落とさないということを通じて業績に繋がってるといいなと思います

紙谷:有岡さん的にその先の理想は?

有岡さん:『あなた達と仕事したい、と言ってもらえる会社』。こんな事言うと怒られそうですが、取引先の方が入社したいと思えるような会社にしたいですね~(笑)。この人数でこんな量とこんな質の仕事してるの!?と言われたい。

紙谷:ここだけの話ですけど(笑)、そうですね~!取引先の方が入社したいと思えるとしたら、フクロウラボのメンバーが生き生きと働いて、気持ちのいい取引ができている証拠ですもんね。

では最後に、有岡さんがバリューを体現しているなと思うメンバーを教えて下さい!

有岡さん:10月に入社してくれたエンジニアの菊池さんですね。まだ入社1ヶ月ですが、入社後の立ち上がりが早く、既に会社やチームに馴染んでいる感じがしていて。営業チームへの開発背景説明の内容や粒度、タイミング、スピード感が適切でやりやすいと感じています。

紙谷:今回のインタビューで、『配慮し合う』の意図するところや目的がより明確に言語化されました。次回はニューカマー菊池さんに、入社前後のギャップやバリューに共感した点などを聞いてみたいと思います。お楽しみに~。

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