こんにちは。グラッドキューブ コーポレート本部( 広報・PR )の笠木です。
前編の現役リーダーと新リーダーによる対話を経て、後編ではいよいよ代表取締役CEO 金島と新リーダー3名の座談会をお届けします。
テーマは、「リーダーとしての視座を上げる」こと。
「会社が成長し続けるためのビジョンとは?」「メンバーの挑戦をどう引き出すべきか?」など、新リーダーたちが抱く切実な問いに対し、金島が自らの経験と哲学を語りました。
単なる管理職の枠を超え、会社を牽引する「舵取り役」としての心構えから、変化の激しい時代を生き抜くための具体的なマインドセットまで。経営トップと次世代を担うリーダーたちの、熱い対話をぜひご覧ください。
【参加者プロフィール】
代表取締役CEO 金島 弘樹
※本文中では、社内での呼称に合わせて代表取締役CEO 金島を「弘樹さん」と表記しています。
司会:
コーポレート本部 人事 ゼネラルマネージャー 冨髙 秀策
新リーダー:
・プロモーション統括 マーケティングDX事業部 ネット広告チーム 廣畑 光
・プロモーション統括 マーケティングDX事業部 ネット広告チーム 橘内 さくら
・コーポレート本部 財務 / 経理チーム 青柳 守彦
目次
■ リーダーは単なる「管理職」ではない。会社を導く「舵取り役」だ
■ 会社のビジョンと個人の成長をどうリンクさせるか
■ メンバーの「挑戦」をどう引き出し、どう向き合うか
■ 圧倒的な成長を生む「インプット×アウトプット」の極意
■ インプットを「現場の武器」に変えるために
■ まとめ
代表取締役CEO 金島 弘樹
■ リーダーは単なる「管理職」ではない。会社を導く「舵取り役」だ
人事 ゼネラルマネージャー 冨髙(以下、冨髙):後編は弘樹さんを交え、グラッドキューブのリーダーに求められる視座の高さについて深掘りしていきたいと思います。
代表取締役CEO 金島(以下、金島):まずは昇格おめでとう。いきなりだけど、新卒メンバーに「当社のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を教えてください」と言われて、今ここで即答できる?うろ覚えではダメだ。
新リーダー一同:(……!)
金島:組織において、皆には「単なる管理職(調整役)」という考えを捨ててほしい。MVVは船長としてのコンパスであり、道しるべだ。これに答えられないと、部下も迷子になって遭難してしまう。
私は皆の知らないところで常に意思決定をし続けているし、「私がミスをしたら会社は潰れてしまう」という、それこそギリギリの精神状態でこの舵を握っているんだ。君たちには、調整役ではなく、新しい時代を見て進む「舵取り役」、真のリーダーになってほしい。
今の時代、変化を予測するのではなく、変化に「適応」することが何よりも大事。ピンチではなくチャンスと捉え、傍観者ではなく変化を味方につける「活用者」になってください。
■ 会社のビジョンと個人の成長をどうリンクさせるか
冨髙:では、新リーダーからの質問にいきましょう。廣畑さん、お願いします。
廣畑:広告業界の変化は激しく、数年後に自分の仕事があるのかという不安もゼロではありません。弘樹さんは、会社のビジョンをどのようなプロセスで形成されているのでしょうか?
金島:組織が大きくなると「大企業病(傍観者)」になるリスクがある。だからこそ、ビジョンを単なるスローガンで終わらせず、事業部・チーム・個人へと細かく落とし込み、市場成長とリンクさせた利益計画にまで昇華させているんだ。
広告事業に関して言えば、「働き方の最適化」こそが重要なキーワードだ。AIによって「使われる立場」で終わるのか、それとも「使いこなす立場」に回るのか。ここを使いこなせれば、生産性は5倍、10倍と跳ね上がる。
また、広告単体ではなく、AIプラットフォームなどを通じてお客様のニーズを包括的に満たし、グラッドキューブなしではいられない状態(スイッチングコスト)を高めていく戦略だ。難しいことを難しく考えるのではなく、解像度を上げてシンプルに捉えること。これこそがビジョン形成の本質だと、俺は考えている。
■ メンバーの「挑戦」をどう引き出し、どう向き合うか
橘内:メンバーが挑戦を続けられる環境を作るために、どのようなコミュニケーションを意識されていますか?
金島:少しドライに聞こえるかもしれないが、私は「チャレンジできない人に、無理にチャレンジはさせない」と決めている。全員を同じように煽るのではなく、自ら挑戦する人間を全力で応援するスタンスだ。
仕事を振る際、「やらせる」「任せる」「託す」という段階があるけれど、まずは「任せて」みる。そこで報告・連絡・相談ができ、小さな成功体験を自ら積み上げられる人を引き上げたい。
冨髙:適材適所の見極めもリーダーの仕事、ということですね。
金島:その通り。早めに適性を見極め、輝ける場所を再考してあげることこそが、本当の意味での優しさだと思う。そして、挑戦するメンバーに対しては、自分が前に出るのではなく、「フォロワーシップ(チアリーダーのような応援)」を持って接すること。これが私のマネジメント論だ。
■ 圧倒的な成長を生む「インプット×アウトプット」の極意
青柳: 弘樹さんは一つの事象から10を学ぶような深いインプットをされていますが、その「考える力」はどう養っているのですか?
金島:日常のすべてを「観察」することから始めている。例えば、街路樹の一部が枯れていたら「なぜここだけ?方角か、日照か?」と推察する。電車の広告を見れば「自分なら買うか?なぜか?」と、無意識の意思決定を頭の中で言語化するんだ。
あと重要なのは、「アウトプット(想起)前提のインプット」だ。脳の構造を理解し、エビングハウスの忘却曲線を意識して、寝る前やふとした瞬間に「思い出す」クセをつける。スマホのアラートを使って、強制的に思い出させる工夫も取り入れている。脳は、鍛え続ければ必ず圧倒的に成長するから。
■ インプットを「現場の武器」に変えるために
冨髙:弘樹さん、ありがとうございました。最後に、新リーダーの皆さんから、今日の話を受けての「今の決意」を語ってもらいましょう。
廣畑:冒頭でMVVを即答できなかったことで、自分の視座が狭く、質問力も低いと痛感しました。傍観者で居続けるのではなく、即答できるまで会社の考えを自分に叩き込み、プレッシャーを愉しむつもりで経験を磨き続けたいです。
橘内:私は今まで情報を取り入れる「聞く」ことばかりにフォーカスしてしまい、アウトプットや伝達に至っていませんでした。今日のお話をしっかり自分に染み込ませ、尽力していこうと思います。
青柳:弘樹さんのお話を聞き、リーダーとしての期待に身が引き締まる思いです。認知心理学などをアウトプットし、現場に落とし込んでリーダーとして努めていきたいです。
金島:いい覚悟だね。最後に提案だけど、今日学んだことを時代に合わせて「自動化」し、腹に落とし込む方法を考えてみてほしい。
AIツールに音声を読み込ませて復習したり、人に教えるイメージで口に出してみたり。五感を使って記憶を定着させ、「どうやってアウトプットを継続していくか」を報告してほしい。期待しているよ。
新リーダー一同:ありがとうございました!
■ まとめ
前編の現場のリアルな悩みから一転、後編では経営トップからの愛ある「檄(げき)」と、本質的なビジネスの考え方が飛び交う濃密な時間となりました。
「変化の傍観者になるな、活用者になれ」
「アウトプット前提でインプットしろ」
金島が放ったこれらの言葉は、新リーダーたちへ向けられたものであると同時に、変化の激しい時代を生きる私たちすべてのビジネスパーソンに突きつけられた「問い」でもあります。
あなたは今、自分の人生という船の「舵(かじ)」を、誰かに任せてはいないでしょうか。
ただ情報を消費するだけの「傍観者」になってはいないでしょうか。
4月から新しい景色を見始める彼らが、グラッドキューブの「舵取り役」としてどう覚醒し、成長していくのか。その挑戦の軌跡を、ぜひ共に見守ってください。
変化を恐れるのではなく、変化を最大の味方につけて成長し続ける。
グラッドキューブが体現するこの「活用者」としての歩みは、ここからさらに加速していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。