2026年、グローシップ・パートナーズは設立10周年を迎えます。
この節目に、私たちはMission・Vision・Value(MVV)を改めて整理し、初めて外部に公開しました。
ただ、完成した言葉だけを見ても、
「なぜこのMVVなのか」は伝わらないと思っています。
このストーリーでは、
MVVがどのような議論と失敗を経て形になったのかを、制作に関わったメンバーの視点でお話しします。
実はこれまで、MVVは「存在していなかったわけではありません」。
年に2回の全社会議で、社長から原型となる考えが語られることはありました。
ただそれは、
- 外部に公開されていない
- 言葉として整理されきっていない
- 社員も「なんとなく知っている」状態
という、少し曖昧な存在でした。
採用活動においても、
「うちのMissionは何ですか?」と真正面から語ることは、正直ありませんでした。
古さ・ズレ・違和感。見て見ぬふりをしていた課題
当時のMVV原型には、こんな課題もありました。
- 単語がやや古めかしい、難解
- 他社名(GAFA)がそのまま入っている
それでも日々の業務は回る。
だからこそ、後回しにされてきたテーマだったのだと思います。
でも、10周年というタイミングで改めて考えました。
これから仲間になる人に、
私たちは何を目指す会社だと伝えたいのか?
MVV制定プロジェクト、始動
そんな背景から立ち上がったのが、
MVV制定プロジェクト(仮)です。
メンバーは、
- 広報担当
- 採用担当(私)
- 社内メンバー1名
の3名。
ちょうど同じ時期に、
初任給を40.5万円 → 45万円に引き上げるという意思決定もありました。
「だったらなおさら、
“なぜこの会社はこの報酬を出すのか”を、言葉で示そう。」
そんな想いも後押しになりました。
目指したのは、きれいな言葉じゃなく「判断軸」
このプロジェクトで大事にしたのは、
- かっこいいスローガンを作ること
- 他社っぽいMVVを真似ること
ではありません。
社員が迷ったときに立ち返れるか
求職者が「自分は合う/合わない」を判断できるか
その2点を軸に、
約1ヶ月半、かなり綿密なミーティングを重ねました。
そして――
「これは正直、かなり良いのでは?」
と、自信満々で社長に持っていきます。
このあと、まさかあんな展開になるとは思いもせずに。
(第2回へ続く)