おはようぐもにん。広報です。
今回より、社員インタビューを行うことになったので、さっそく進めていきたい。
いかんせん私は「インタビュー」などという大層なものを行ったことがなく、何を質問したらよいかなど、インド料理屋でカレーが入っている魔法のランプのような形をした銀のアレの名称くらいわからない。
そこで、インタビューにあたっての質問項目をインターネットで検索した。
1つ、紹介しよう。
「飲み会やインタビューで絶対に盛り上がる面白い質問」
・あなたの武勇伝は?
・初恋はいつ?相手の名前は?
実に面白い。
人の武勇伝を聞いて盛り上がる人間は稀であり、初恋の相手の情報を知りたがるのはせいぜいメンヘラの彼女くらいのものだ。
インターネット上の「飲み会の盛り上げ方」と「異性からモテる方法」は欺瞞だらけだとし再認識したうえで、不慣れではあるが手探りでインタビューを進めていくことにした。
【プロフィール】
■氏名
近藤 太(こんどう ふとし)
■経歴
第2次ベビーブームが終わるころに誕生。
大学を卒業し、伸びしろを感じたIT業界に身を投じる。
銀行系SIer企業から外資コンサル会社、ベンチャー企業とIT業界の中でも幅広いレイヤーで活躍したのち、
2007年に株式会社ハイウェルを創業。
■仕事内容の概要
各事業部の把握と応援
事業企画
■趣味
食べ歩き・飲み歩き
スナック訪問
「社長」の一日の業務
(高木):さっそくですが、私は普段近藤さんがどんな仕事をしているのかを見ることがないので、ざっくり1日の流れを教えてもらってもいいですか?
(近藤):会社で在席している時間は少ないけど、仕事は朝目覚めてから始まるね。Slack等のコミュニケーションツールで各事業部の状況把握・コメント・指示出し・提案とかかな。朝からチェックすることが多いので、ちょっと追われるよね(笑)
そこから一日を通して定期マネージャーミーティングへの出席や議事録を読み解きながら、業務や社内環境の課題などを見出して、解決すべきプロジェクションの実行の指示。
新規事業や強化事業に関しては、プロジェクト単位で関わるようにしてるかな。
夜はライフワークの飲み歩きと絡めながら、情報収集や新たな縁から、次のビジネスを模索している。
(高木):「社長社長しい」ですね。
(近藤):社長社長しいって(笑)
まあ、あんまり現場感はないかな。現場は基本各事業部のマネージャーに任せてるけど、そこにあんまり意見しすぎるのも口出しおじさんみたいで嫌だからね。
社内の雰囲気づくり
(高木):インターン生に自慢したい、ハイウェルのいいところってありますか?
(近藤):精鋭部隊ではないけど、みんなが前に進む気持ちを持っていて、人として心根が優しいところかな~。軍隊方式はあんまり好きじゃないから、各々が個性を尊重しあってほっこりとやっているのが僕はすごく好きかな。
(高木):普通の企業もそういう感じなんですかね?私はあんまり知らないんですけど、どちらかというとこう、「会社」って殺伐としているイメージがあるというか(笑)
(近藤):まあ、色々だけど…。僕が若い時に勤めていた企業なんかは大企業で同じフロアに何百人もいたから、みんなが無言でカチャカチャしてる音が蔓延してるだけだったね。
そういうフロアの雰囲気作りも、ある種社長としての仕事かなとも思っているね。
インターン生=ペットのような感覚?
(高木):実際、聞きたかったんですけど、なんで今まで雇用してなかったインターンを急に雇おうと思ったんですか?
(近藤):押し付けられたからかな(笑) 君のリクルーターの彼にね(笑)
っていうのもあるけれど、業務作業の補助もしてもらえるし、学生の視点から色んな課題とかにどんな打ち返し方をするのかにも興味があったからね。
うちって新卒とかインターンをとったことがなかったんだよね。
(高木):私が完全に捨て犬状態ですね…(笑) 実際に雇ってみてどうですか?
(近藤):立場としてはもちろん正社員ではないから、ある種みそっかす的な?
言葉が悪いか(笑) オミソのような、そういう立場で新鮮な意見をもらえるのがいいね。
違った目線で、且つバイアスされていない意見みたいなね。
なんだかあれだね… 新しくペットを飼ったような感覚に近いね(笑)
(高木):本当に捨て犬を拾ったような感覚なんですね…。
残念ながら病気持ちのペットですけどね…(笑)
(近藤):やめろよ(笑)うちに狂犬病を持ち込むなよ(笑)
(高木):どうですか?インターン生の仕事ぶりは。
(近藤):よくやってると思うよ。1伝えたら7返してくれる感じ。仕事を振る側が忙しい中で、さっと概要を説明したら上手く咀嚼して、膨らませて打ち返してくれるのは非常にありがたい。まあ、本当に仕事をしているのかは疑わしいけど(笑)
(高木):ありがとうございます。なんだか恥ずかしいですね。最後だけちょっと引っ掛かりますけど(笑) サボってるのばれてましたか?ばれないようにサボってるつもりだったんですけど…(笑)
(近藤):そういう意味じゃなくて(笑) うちってそんなに「ちゃんとやってるかー?」って確認したり、ガチガチに管理していないじゃない?そういう意味で、ね。
え…、サボってるの?(笑)
(高木):いやあ、それは、ねぇ…。聞かなかったことにしてください…。
(近藤):(笑) まあ、サボってもいいと思っているよ僕は(笑)
サボってもいいって言うと語弊があるけれど、ずっと100%でやる必要はなくて、適度に肩の力抜きながらやるくらいでいいんじゃないかなって。
そこまで追い詰めながら仕事してもいいパフォーマンスは出せないからね。
(高木):のびのびとやらせていただいて…。
(近藤):僕もそうだし、多分他のみんなもそうだからね。
休日は服役・平日は仮釈放
(高木):休日はどんな過ごし方をしてるんですか?やっぱりこれも社長社長しい休日なのでしょうか。
(近藤):
懲役のこと?
(高木):・・・・???
(近藤):しっかり家族サービスをしてます(笑)
(高木):服役してるんですね…(笑)
(近藤):平日はあまり家族サービスが出来ないからね。夜は飲み歩いているのもあって。もちろん仕事の関係の飲み会が大半なんだけれども。
その分、休日は家のことをやったり、子どもと遊んだりしてるね。
自分にとってもリフレッシュになったりするんだから 楽しい懲役♪ ってことなのよ!
(高木):それで休日は「懲役」と(笑)
割と自由っていう意味で、さしずめ平日は「仮釈放」ですね。
(近藤):そうだね(笑)
月曜日は「シャバに出る」日だから、人よりは月曜日を楽しみにしているかもしれない(笑)
たまに脱走するときもあるけれどね。僕はこれをプリズンブレイクと呼んでいる(笑)
(高木):脱走してもしっかり帰ってくるんだったら刑務官もなんとも言えないですよね(笑)
(近藤):その辺はある程度理解してくれているからね(笑)
全国ツアーの開催にあたって
(高木):最近あった面白い話ってありますか?
(近藤):面白いようで僕は全然面白くないんだけど、日頃の暴飲暴食が祟って健康診断のスコアがひどかったね。痛風って知ってる?
(高木):僕は全く無縁ですけど…。一応存じ上げております。
(近藤):でしょうね(笑)
足の付け根がね、痛くなるんだよ。でも、これって痛み止めを飲んだり冷やしたりして凌ぐしかないのよ。
「やっと治まった!」と思ったら、次はね、足首がね、ひどく痛むんだよ。
今度はやっと足首の痛みが治まった!と思ったら、次は足の甲に来たりするのよ。
(高木):痛風の関節横断ツアーですね(笑)
(近藤):そうなんだよ(笑) ツアーファイナルもどこかわからないし困るのよ。
たまに年をまたいで全国ツアーしたりするからね…。
ツアー期間も長ければ、短いスパンでまた次のツアーを開催したりするからファンも大忙しよ。
メタボだと生活習慣病が怖いから、最近は知り合いの社長とパーソナルジムに通っているよ。
(高木):最近の経営者って、筋トレしてる人が多くないですか?
中国の富裕層みたいな体型をしてる社長のほうが、余裕がありそうで富んでいる感じがして私はすごく好きですけど(笑)
まあ、私がそっちの体型に近いからっていうのもあるでしょうけど。
(近藤):最近の経営者はストイックな人が多くて、スマートな体型な人が多いかもしれないね。
まあ、一番の目的は健康なんじゃない?体壊したら困るしね。
まあ、あとは、ワンチャン…とか…ね?(笑)
(高木):ワンチャン…確かに。私もそろそろ痩せる気が起きてきます。そう言われると(笑)
(近藤):まあ、程よく柔らかいほうが好みっていう層もいるだろうけど。
いや、そういう話じゃなくて(笑)
あくまでメインは健康維持のためだからね?(笑)
(高木):私はワンチャンのため。近藤さんはあくまで健康維持のために今後ともダイエットに励みましょう…(笑)
本日はどうもありがとうございました。
ちなみに、カレーを入れる銀のアレは「グレイビーボート」と言うらしい。
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