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コミュニティ

【職員の声】一人ひとりの物語に向き合う仕事

イギリスでの経験から、難民支援の道を選んだ理由について伺いました。大学卒業後に民間企業で社会人経験を積み、海外でのボランティアを経て現在の仕事へ。遠回りに見えるキャリアの中で、彼女が大切にしてきた想いとは何だったのか。現場からは見えにくい仕事だからこそ感じるやりがいや葛藤、そして仲間への想いを語っていただきました。これまでのご経歴と、入職までの経緯を教えてください。大学卒業後、まずは民間の不動産会社に就職し、約3年間働いていました。学生時代から国内外の社会問題やNPO活動には関心があり、いつか関わりたいという気持ちはずっと持っていましたが、当時は社会人経験もなく、すぐに現場で力になれる自...

気候変動、異常気象から難民、国内避難民を守る

2024年7月26日、アントニオ・グテーレス国連事務総長は「今週、世界は観測史上最も暑い3日間を経験しました」とSNSで発表しました。「地球はますます暑くなり、あらゆる場所のあらゆる人々にとって危険な状態になっています。」今、世界各地で猛暑や豪雨等が頻発し、国際的に気候変動・異常気象への警告が鳴らされています。そしてその脅威は、紛争や迫害で避難を強いられる難民や国内避難民にも及んでいます。2024年前半にも、イエメンやアフリカ東部、中南米等、様々な地域が自然災害に襲われました。気候危機によってさらに多くの人々が避難を強いられ、また、すでに避難している人々の生活がより不安定になっています。...

命を守る水を届ける。

十分な水がない、 トイレがない、 石けんがない……。避難を強いられている人々が直面している現実です。世界中で紛争や迫害により故郷を追われた人々の総数が2024年末時点で1億2320万人にのぼり、過去最多になりました。多くの人々が大変厳しい状況に直面しているなか、決して欠くことのできない支援のひとつが水と衛生の支援です。難民となった人々の保護や医療、健康、回復する力。水と衛生の支援は、この全体に寄与するものです。朝から、ずっと水を待っています。スーダンからチャドへ逃れたカミッドさんその日は朝、水が出ませんでした。水を待つ人の列は、ときには100メートル以上になることもあります。安全な水や衛...

たどり着いた先に、命を守る支援を

「お茶を飲む間もなく、銃声と爆弾の音が聞こえ、朝食もとらずに私たちは逃げなければなりませんでした。お茶を沸かす火もそのままでした。その日、子どもたちは何も食べることができませんでした」スーダンからエチオピアへ逃れた日のことを語る難民のハワさんこうしてスーダンから逃れてきた子どもたちが大勢いるのです。その子どもたちが、隣国に到着する姿を、どうぞ想像してみてください。昨年4月にスーダンで発生した武力衝突から1年以上が経過し、スーダンとその周辺国では1000万人以上*が避難を余儀なくされています。こうした緊急事態下で、難民をはじめスーダンの戦闘の影響を受けている人々の命を守るために、UNHCR...

UNHCRの難民支援 現金の給付支援

現金の給付支援は、なぜこれほどまでに広がりをみせるのか。 その理由を探ってみると、紛争や迫害から逃れた直後から長期にわたる避難生活、母国への帰還まで、困難に向き合う人々の暮らしに寄り添う支援の形が見えてきました。現金の給付支援とは極度に困窮していたり、苦しい立場におかれている難民を守る支援で、保護や医療など、さまざまな目的で実施されています。最低限のセーフティネットであり、難民自身がそれぞれのニーズに合わせて給付された現金を使い、生きるために必要不可欠なもの(食料や医療など)を即座に手にすることができるのが特徴です(緊急時に最低限のニーズを満たす金額の支給であり、その国の一般的な生活基準...

UNHCRの女性支援

「見えない暴力」は、なぜ見えないのか。―ジェンダーに基づく暴力は許さない「ジェンダーに基づく暴力(Gender-based Violence)」は、「女性はこうあるべき」「男性はこうあるべき」といった社会的につくられた性別、規範を理由に向けられる暴力(身体的、精神的、性的暴力)です。被害者に深い傷を残し、命を奪うことがあるにもかかわらず、さまざまな要因により表面化しにくいことから、「見えない暴力」ともいわれます。紛争や迫害で避難を強いられている人々を守るUNHCRの援助活動の中で、ジェンダーに基づく暴力の防止や被害者の保護は、核となる取り組みのひとつです。暴力は紛争や避難といった緊急事態...

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