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2019年 人気のプログラミング言語ベスト20 第10位:TypeScript

新しくプログラミング言語を習得するなら、シェアが低いマイナーなものよりも、需要が多く高年収を狙える言語を身に付けたいですよね。しかし自分の知っている言語以外では、どんな言語が人気なのかを調べるのは簡単ではありません。

そこで参考にしたいのが、Githubで公開されているプルリクエスト比率です。この数字が高ければ高いほど、人気が高く使用される頻度も高いものと判断できます。今回取り上げる「TypeScript」は、全体で第10位に位置する人気言語の1つ。

このTypeScriptの特徴や需要・供給比率、期待できる年収などを取り上げていきます。

TypeScriptとは

TypeScriptは、「静的型付け言語」と「クラスベースオブジェクト指向言語」という2つの言語の特徴を併せ持ったプログラミング言語です。2012年にマイクロソフト社に開発されたという、比較的若い言語に分類されます。

オープンソース型のTypeScriptは、「JavaScript」とよく名前が似ていることに気づくと思います。実はTypeScriptは、JavaScriptを大規模開発で使用する上での欠点をカバーする言語となっている性質を持ちます。JavaScriptは動的型付け言語である一方、TypeScriptは静的型付け言語とされます。

動的形付け言語というのは、変数やサブルーチンの引数、返り値といった値に型が決まっていないものを指します。静的型付け言語は、これらの型が決まっています。するとエディターやIDE(統合開発環境)のサポートを受けやすく、コンパイル時にはエラーを見つけやすくなるという側面も持っています。

TypeScriptはクラスベースオブジェクト指向言語でもあることから、「クラス」という概念を持つことも特徴の1つです。プログラム内でクラスを定義できることから、同じコードを繰り返しプログラム内で利用できるというメリットが生まれます。

また、JavaScriptとの高い互換性を持つこともTypeScriptの特徴です。基本的な文法や構文はJavaScriptとほぼ同じで、これまでJavaScriptを使ってきた方にとって習得しやすい言語になります。実際の処理では、TypeScriptで書かれたコードをJavaScriptに変換後、実行されます。

JavaやC#といった静的型付け言語をこれまで使ってきた方であれば、JavaScriptよりもTypeScriptのほうが扱いやすくなるでしょう。JavaScriptの欠点を補う便利なものですので、ぜひ習得しておきたい言語といえます。気になる続きは👇👇👇

2019年 人気のプログラミング言語ベスト20 第10位:TypeScript
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