経理と聞くと、「決まった作業を正確にこなす仕事」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
もちろん、正確さは経理にとって欠かせません。しかし、ジラフの経理チームが向き合っているのは、それだけではありません。
トレカショップ「magi」を運営するジラフには、通販、アプリのプラットフォーム、アプリ上での販売、購入者との取引、店舗での販売・買取など、複数の取引チャネルがあります。さらに、古物商としてトレカを扱う会社ならではの管理・確認も必要です。日々増えていくデータ。そして、AIを活用して業務のあり方そのものを変えていこうとするチャレンジ。
ジラフの経理は、数字を締めるだけの仕事ではなく、事業を支える仕組みをつくり、AIとともに経理の未来を試行錯誤する仕事です。
今回は、取締役CFOの長嶋、経理財務部長の酒井に、ジラフ経理チームの仕事のリアルと、これから一緒に働きたい人について聞きました。
ジラフの経理は、どんな体制で動いている?
――まず、ジラフの経理チームが普段どのように業務を進めているのか教えてください。
酒井(経理財務部長):
ジラフの経理は、日次・月次のタスク管理表があり、それぞれの業務にはマニュアルがあります。Notionやスプレッドシートを使いながら、担当者がタスクを進め、必要に応じてマニュアルも更新していく形です。
紙に依存せず、チャットでやり取りし、データをもとに業務を進めています。全員がITツールを自然に使う文化があるので、場所に縛られずに経理業務を進められる環境です。
長嶋(CFO):
一方で、月次決算を7営業日以内に締める必要があります。スピードも正確性も求められる環境です。
だからこそ、「今ある業務をこなす」だけではなく、どうすればもっと安定して、再現性高く、速く回せるのかを常に考えています。
AIを“部下”ではなく、“一緒に働くチーム”として活用する
――今回の大きなテーマとして、経理チームでのAI活用があります。今、どのようにAIを使っているのでしょうか?
長嶋:
ジラフの経理チームでは、AI活用を本格的に進めています。
目指しているのは、人間がすべての作業を抱え込む経理ではありません。AIがベースワーカーとして動き、人間はそのアウトプットを確認し、判断し、保証する。そんな新しい経理のあり方です。
たとえば、月次レポートの作成、監査対応資料の整理、会計基準との整合性チェックなどは、AIとの相性がいい領域だと考えています。
――AIに作業を任せるだけではなく、複数のAIを使っているという話もありました。
長嶋:
はい。人間がタスクを投げ、AIが情報を集め、論点を整理し、別のAIがレビューする。異なるコンテキストを持つAI同士が対話しながら、見落としや論点を洗い出していくこともあります。
人間が寝ている間にも、AIチームが並行して作業を進める。朝起きたら、論点が整理され、レビューのたたき台ができている。そういう働き方を試しています。
酒井:
もちろん、まだ完成された仕組みではありません。今まさに試行錯誤の途中です。
どの業務をAIに任せるのか。どこで人間が確認するのか。限られた予算やトークンの中で、どうすればAIチームを効率よく動かせるのか。そういったことを一つひとつ試しながら進めています。
長嶋:
正解がないからこそ、自分たちで試し、考え、仕組みをつくっていく面白さがあります。
トレカビジネスならではの、経理の難しさと面白さ
――ジラフならではの経理の面白さは、どんなところにありますか?
長嶋:
大きいのは、トレーディングカードという商材の特殊性です。
同じカードでも、種類、状態、価格帯によって管理の粒度が変わります。SKUは非常に多く、相場も日々動きます。在庫評価など様々な論点が生まれます。
これは、ジラフならではの経験できる領域だと思います。
酒井:
さらに、ジラフはトレカショップ「magi」として、通販、アプリのプラットフォーム、アプリ上での販売、購入者との取引、店舗での販売・買取など、複数のチャネルを持っています。
店舗では現金管理や買取・仕入れがあり、オンラインではプラットフォーム上の売上、手数料、購入者との取引データがあります。どこで売上が立ち、どこで在庫が動き、どの取引をどのタイミングで会計に反映するのか。チャネルごとに見なければいけないポイントが違います。
古物商としてトレカを扱っていることも、ジラフならではの特徴です。買取時の本人確認や取引記録、店舗ごとの買取・販売データ、在庫の状態管理など、単に「商品を仕入れて売る」だけではない管理が必要になります。
複数のチャネルから集まる情報をどう整理し、会計に反映し、事業の実態を数字で捉えるか。扱うデータの量も種類も多く、考えるべき論点も多いです。
長嶋:
難しさはありますが、その分、経理としての経験値は広がります。事業の構造を理解しながら、数字の裏側にあるオペレーションまで見にいけるのは、ジラフの面白さだと思います。
「処理する経理」ではなく、「仕組みをつくる経理」
――ジラフの経理チームで働くうえで、大切にしている考え方はありますか?
長嶋:
経理を「数字をまとめるだけの仕事」とは考えていません。経理は、会社のオペレーションをつくる仕事でもあります。
たとえば、誰にどの権限を渡すのか。どのタイミングで情報を集めるのか。現場が迷わず動けるように、どんなルールやフローを設計するのか。
自分たちがつくるルールは、会社全体の動きやすさに影響します。だからこそ、職人的に自分の作業だけを完璧にするのではなく、事業全体が前に進むために何ができるかを考える姿勢が大切です。
酒井:
スタートアップだからこそ、まだ決まりきっていないことも多くあります。逆に言えば、自分で考え、提案し、試しながら、仕組みをつくっていける環境があります。
「これはAIに任せられるかもしれない」
「このフローはもっとシンプルにできるかもしれない」
「このデータを使えば、判断がしやすくなるかもしれない」
そんなふうに、新しいやり方を前向きに試せる人にとって、ジラフの経理はとても面白い場所だと思います。
どんな人と一緒に働きたい?
――最後に、これからどんな方にジラフの経理チームへ来てほしいですか?
長嶋:
経理経験を持ちながら、AIや新しい働き方に興味を持てる人に来てほしいです。
完璧にAIを使いこなせている必要はありません。エンジニアである必要もありません。
大切なのは、変化を楽しめること。経理のドメイン知識を活かしながら、「AIを使えばもっとよくできるかもしれない」と考えられることです。
酒井:
私は、素直な人が働きやすいポジションだと思っています。
事業が急成長していて、新しいことが次々に生まれる環境です。だからこそ、まずは受け止めてみる。やってみる。違うアイデアがあれば、自分から発信してみる。
そんな前向きさがある人は、きっと楽しめると思います。
――具体的には、どんな方に合いそうでしょうか?
長嶋:
たとえば、こんな方には合うと思います。
- 経理経験を活かして、より事業に近い場所で働きたい人
- AIを使った業務改善や新しい経理のあり方に興味がある人
- 決まった作業だけでなく、仕組みづくりにも関わりたい人
- 新しいツールや方法を試すことに抵抗がない人
- 変化の多い環境を前向きに楽しめる人
- 自分の仕事が会社全体に与える影響を感じながら働きたい人
酒井:
ジラフの経理チームは、完成された組織ではありません。だからこそ、これから入る方がつくれる余白があります。
新しいことに挑戦したい方、経理経験を活かしてもっと面白い仕事がしたい方には、ぜひ来てほしいです。
経理の未来を、一緒につくる
AIによって、経理の仕事はこれから大きく変わっていくはずです。
ただし、AIがあるから人がいらなくなるわけではありません。むしろ、AIをどう使うか、何を任せるか、どこを人間が判断するかを考えられる人の価値は、ますます高まっていきます。
ジラフの経理チームは、まさにその変化の真ん中にいます。
トレカというユニークな事業。データを活用しやすい環境。AIを本気で業務に取り入れようとする姿勢。そして、仕組みをゼロからつくっていけるスタートアップならではの裁量。
「経理経験を活かして、新しいことに挑戦したい」
「AIに興味があり、これからの経理を自分でもつくっていきたい」
「事業に近い場所で、会社の成長を支える仕事がしたい」
そんな方と、ぜひ一緒に働きたいです。ジラフの経理チームで、これからの経理の形を一緒につくっていきませんか。
まずはカジュアルに、オンライン面談でお話ししましょう!