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アメフト選手からAI講師へコンバート〜タックルして分かった良い講師の3条件〜

12月に講師デビューしてから、先日見習いを卒業しました。

まず、初めて一つのセミナーを最初から最後まで担当した率直な感想ですが、、、、

すごく大変!!(最後まで読んでください)


受講生に満足していただくには、単にカリキュラムを遂行するだけでは不十分です。

色々な準備が必要で、私がこの2ヶ月間意識した内容を次の3点にまとめてお伝えします。

1. 説明力

練習を始めた頃は安易に専門用語を使っていました。

その説明だと、わかっている人にしか伝わらない。」という指摘を頂き、聞き手を意識できていなかったと認識しました。これをきっかけに、全く知らない人でもわかるような簡単な表現を突き詰めました。

こんな風に言い換えられないかな。この説明はややこしくなるから省こうかな。と自問自答する中で伝える内容をブラッシュアップしていきました。

2. 質問力

曖昧な質問を投げかけてしまい、スッキリ理解してもらえなかった経験がありました。

受講生といっても、エンジニア(フロントからバックまで)、営業・マーケティング、コンサルタント、経営者など様々な方がいて、かつ一人一人の知識も異なります。

重要な知識を自分の中に落とし込むことで満足できるセミナーに繋がると考え、「あ!そういうことね!!」と感じられるような質問はなんだろうと考えることができました。

その結果、カリキュラム内容の優先順位が明確になり、情報の取捨選択をしながら進められる準備ができました。

3. タイムマネジメント力

話が長くなりカリキュラム内容を思うように進められなかったこともありました。

そのため、先程の説明力質問力を利用して、全体のテンポを崩さず、バランスよく質問を散らし、

最後にスッキリ分かるような流れを事前に考えました。


本番では、説明して、質問して、リアクションを観察して、理解度を予想して、次の内容の取捨選択を行う、これの連続です。

これかなり難しいです。

色々あって大変そうだな〜と思った方もいらっしゃるかと思いますが、

その分得るものも大きいです。


教えることのやりがい

教えることでどんなやりがいを感じられるのかを次の2点にまとめました。

・成長

セミナーをすると

しっかりと理解していなかった知識、

無意識に使っている曖昧な表現、

間違った日本語...etc

を発見できて面白いです。

それを新たに学び、成長してるなと感じています。

・ありがとう

セミナー中は主観で受講生の理解度を判断するので、正直満足しているのか不安になることがあります。

セミナー後、受講生の方から「すごくわかりやすかった。」、「参考書を一人で進められそう。」といった感想をいただくと、やってよかったなと感じます。

助けになれたという実感は貴重な体験で、さらなるモチベーションに繋がります。


これからもまだまだ成長します!!


taken by 今西

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