1
/
5

【営業キャリア×キズキ】ADHDの当事者だからできること/杉浦安季

キズキビジネスカレッジ(KBC)大阪校マネージャーの杉浦安季(すぎうら・あき)と申します。
私はADHDの診断を受けています。
新卒時代はADHDの特性によって仕事に大きく支障をきたし、悩むことも少なくありませんでした。
そんな中でも、「こんな自分でもどうしたら成果をだせるのか」を考え続けて、キャリアを歩んできました。

なぜ、キズキへ?

社会人なりたてのころは「注意力散漫」等のADHD特性のため、「商談時間を間違えて覚えていて、約束をすっぽかす」「見積金額が一桁間違えている」等のミスを繰り返していました。
毎日上司に怒られていましたし、(あってはならないことですが)お客様から担当を変えてほしいとご要望を受けることも一回ではありません。
周囲が「当たり前にできることが、できない」ことに悩み、職場までの電車で涙が止まらなくなった時期もあります。
27歳になる頃には「新人だから」という言い訳も使えなくなり、どう頑張っても「ミスをなくせない事実」に向き合うしかありませんでした。
そんな時「発達障害」という言葉を知り、精神科を受診。ほぼすべてのADHDの特徴が当てはまり、診断が下りました。それからは「頑張ってミスをなくす」ことは諦め、「ミスをしない仕組みを作ること」に取り組みました。
また、弱みではなく強みを活かせる働き方を模索するようになりました。
結果的に、自分に合った「仕事のスタイル」を見つけることができ、セールスリーダーや後輩育成を任される立場になりました。ADHDの診断を受けてからは、発達障害に関する話題に注意を払うようになりました。
発達障害が理由で「いじめにあう」「うつ病になる」「退職勧告を受ける」など、自分の想像を超えてつらいご経験をされた方の事例をたくさん知ることができました。
そのため、ADHDがありながら自分が安定して働けているのは、人に恵まれる等の「幸運が重なっただけだ」と思うようになりました。
そして、発達の特性といまいる環境が合わないだけという理由で、「なじめない」「成果が出せない」人にも環境を変えて、
自分の特性を活かすことができる、仕事をするチャンスがあるべきだと考えるようになりました。
そんな考えから「何度でもやり直せる社会をつくる」というキズキの理念に強く共感し、入社を決めました。

学歴・勉強してきたこと・興味関心・これまでの経歴

大学では「多様性を受け入れる社会」について興味があり、
愛知県の日系ブラジル・ペルー人が住む団地で「移民2世・3世の教育事情」の研究をしていました。
また、国際協力にも関心があり、ミャンマー・ヤンゴンで初の「ミャンマー×日本学生会議」の運営に携わるなどしていました。大学卒業後は、大手人材グループに入社し法人営業として、5年間在籍しました。
最初の1年目は前述の通り、ミスを繰り返し一切自力で売り上げを作れない営業でした。
2年目以降は、どうにか自分なりの「営業の型」を見つけることができ、社内で表彰されるほどには営業成績を出すことができました。
法人営業担当として4年間従事後、セールスリーダーに昇格し、営業活動のマニュアル作成、社員採用・育成などに携わりました。その後、「大手企業の看板がないところで勝負できる人間か」を試したいと思い、2020年にITベンチャー企業に転職。
自社サービスの海外展開に向けた営業企画、サービス運営の仕組みづくり、ツール導入顧客のマーケティングのコンサルティングに従事しました。
マーケティングの基礎、コンサルタントとしての基礎能力を身に着ける非常に貴重な経験でした。2021年10月よりフリーランスとして独立し、株式会社キズキの法人連携事業部立ち上げに携わりました。
2022年10月からはキズキビジネスカレッジ大阪校の就労支援担当として約20名の利用者の中から半年で約10名の就職を支援しました。
その後、正社員としてキズキに入社することを打診いただき、2022年4月にキズキへ入社。
キズキビジネスカレッジ大阪校のマネージャーとしてメンバーの育成・事業所全体の売り上げ創出に従事しています。

キズキで担っている役割

KBC大阪校の責任者として、事業所の売り上げ創出と支援品質の担保に責任を持っています。
KBCの社員には本当に多種多様な才能を持つ方がいます。
「福祉の支援現場で長年支援実績がありながらも、従来の福祉業界の在り方に疑問を持っている方」
「ビジネスの第一線で活躍していたが、社会をよりよくする事業に携わるために入社を決めた方」等の
様々な経験をされ、思いを持った社員が集まっています。
そのような方々の知見を終結させて「よりよい就労支援を常に目指すこと」がKBCのマネージャーとしての役割であり、自分に与えられたミッションと思っています。

今後キズキの中でどんなことを目指しているのか

精神・発達障害によって働くことに困難を抱える方に対して「キズキと出会ってよかった」と思ってもらえるような支援を拡大していきたいと考えています。
キズキビジネスカレッジは現在、関東と関西で4拠点あります。
そのうち関西は1拠点のみで、支援できている利用者も累計で40名程度です。
まだまだ関西圏の精神・発達障碍者にとって「キズキがなくてはならない存在」ではありません。
事業拡大して、地域の精神・発達障害者を支える一翼を担える存在になりたいと考えています。

ぜひ、私たちといっしょにキズキビジネスカレッジをとおして、「何度でもやり直せる社会」をつくりませんか?
ご興味をお持ちいただいた方へ、説明会のご参加や応募フォームへのお申込みをお待ちしております。

キズキビジネスカレッジ大阪校では、キャリアアドバイザー/コンサルタント営業を募集しています!

キャリアアドバイザー(関西)
うつ・発達障がい等で悩む方の働くを支援する|キャリアコーディネーター
■キズキグループとは? 【何度でもやり直せる社会をつくる】 株式会社キズキは教育・福祉×ビジネスで「何度でもやり直せる社会」を実現することを目指し、毎年150%で売上成長している企業です。2-30代が7割以上と若手スタッフ中心の勢いのあるベンチャー企業です! ■事業内容 〇うつや発達障害で離職した方に特化したキャリア支援を行なうビジネススクール「キズキビジネスカレッジ」 〇不登校・中退・引きこもりの方向けの学習塾のパイオニア「キズキ共育塾」・「家庭教師キズキ家学」 〇行政と連携して、生活困窮世帯等の学習や就労を支援する公民連携事業 支援事例)少年院出院後の学習支援についての記事 https://news.yahoo.co.jp/articles/98ac379bcab80e5ad026368749f5c24204127c50?page=1 〇認知傾向や発達特性を診断し、必要なスキルセットとキャリアの可能性を提案するアルゴリズムを搭載したSaaSプロダクト事業 〇WEB・IT分野等でのBPO事業 ■事業実績 ・毎年約150%で売上成長 ・不登校や引きこもり、中退を経験した人の学びなおしや受験をサポートする個別指導塾「キズキ共育塾」は首都圏・関西・東海に10拠点展開 ・生徒総数は約800名、支援した卒業生は累計約4,500名、相談件数は累計18,000名超(2023年11月現在) ・うつや発達障害で離職した方に向けた就労移行支援事業所「キズキビジネスカレッジ」は首都圏・関西に4拠点展開 ・累計利用者数約350名(2023年11月現在) ・地方自治体と連携して生活困窮家庭の若者の就労・就学などを支援する公民連携事業全国で約40件の中央省庁・自治体から案件を受託 ■メディア実績 ・キズキ代表安田がNHK日曜討論に出演し、野田こども政策担当大臣と専門家等と議論 https://www.nhk.jp/p/touron/ts/GG149Z2M64/blog/bl/pMlyjkN6AY/bp/p8l7rxMRkX/ ・集英社オンラインにて役員の林田とキズキビジネスカレッジマネージャーの長谷川がキズキビジネスカレッジについて紹介 https://shueisha.online/business/96102 ・webメディア「ミライのお仕事」にてキズキ人事部採用責任者の阿部がキズキの組織について紹介 https://jobseek.ne.jp/corporate-data/kizuki-corp/ ・日本経済新聞にてキズキ代表安田がキズキビジネスカレッジについて紹介 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54997080Z20C20A1000000/
株式会社キズキ
株式会社キズキでは一緒に働く仲間を募集しています
5 いいね!
5 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社キズキからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?