エンジニアリング会社の本当の価値とは
「エンジニアのリソースは何人月提供できますか?」
初めてお会いする方から、よくそう聞かれます。確かに、私たちはエンジニアリングの会社です。技術者がいて、システムを作ります。でも、それは手段であって、私たちの本質ではありません。
神戸ソフトのセンターピンは、企画・デザイン・エンジニアリングが力を合わせて、ワクワクするような企画を売り込むことにあります。
船頭多くして、三人寄れば文殊の知恵
──船は山を越え、空を飛ぶ
企画だけでは、アイデアは絵空事のまま。 エンジニアリングだけでは、機能的だけど無味乾燥なシステムになってしまう。 デザインだけでは、見た目は良くても使いにくいものになりかねない。
でも、この3つが本気で協力し合うとどうなるか。
企画が見つけた「お客様の課題」を、デザイナーが「使いやすく、心地よい体験」に翻訳し、エンジニアが「確実に動く仕組み」として実装する。そのプロセスの中で、互いに「もっとこうしたら面白くなる」とアイデアを出し合い、化学反応が起きる。
そうして生まれるのが、お客様も私たちも思わずワクワクしてしまうような、本当に価値のあるソリューションです。
「餅は餅屋」を超えて
多くの会社では、企画は企画、デザインはデザイン、開発は開発と、縦割りで仕事が進みます。それぞれが自分の担当範囲だけに集中し、他の領域には口を出さない。
私たちは違います。
エンジニアが「このUIだとユーザーが迷うかも」とデザインに意見する。デザイナーが「この機能、もっと前面に出したほうが企画の意図が伝わる」と提案する。企画担当が「技術的にこれができるなら、もっと面白い使い方があるんじゃないか」と発想を広げる。
そういう越境が、日常的に起こる環境です。
もちろん、それぞれの専門性は大切です。でも、専門性に閉じこもるのではなく、互いの領域を尊重しながら意見を交わし、より良いものを目指す。そのチームワークこそが、神戸ソフトの強みです。
お客様と一緒に「面白い」を創る
私たちのクライアントは、中小企業が中心です。大企業のような潤沢な予算はないかもしれません。でも、その分、一つ一つのプロジェクトに込められた想いは熱く、本気です。
そういうお客様と向き合うとき、単に「言われた通りに作る」だけでは不十分だと感じています。お客様自身も気づいていない可能性を見つけ出し、「こんなこともできるんじゃないですか」と提案する。時には「それ、面白いですね!」と一緒に興奮しながら企画を膨らませていく。
そうやって生まれたシステムやサービスは、単なる業務ツールを超えて、お客様のビジネスを前進させる原動力になります。
「人売り」ではなく「価値創造」
エンジニアのリソース提供──いわゆる「人売り」ビジネスには、明確な限界があります。稼働時間に応じて対価を得るモデルでは、生み出せる価値にも上限が見えてしまいます。
私たちが目指すのは、お客様の事業成長に直結する「価値」を創造することです。だからこそ、単なる開発会社ではなく、企画段階から入り込み、お客様と同じ目線で「何を実現するか」を一緒に考えるパートナーでありたいと思っています。
こんな人と働きたい
もしあなたが、コードを書くことだけでなく、「何を作るべきか」を考えることにワクワクする人なら。お客様の課題を自分事として捉え、「もっとこうしたら面白くなる」と提案できる人なら。技術は手段であって目的ではないと理解している人なら。
私たちは、あなたと一緒に働きたいと思っています。
神戸ソフトは、これからも「ワクワクする企画」を軸に、お客様と共に成長していく会社であり続けます。