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オンラインでもサクサク進む!驚きのPM会に潜入してきました。

2021年6月某日、話題のエンジニア集団K.S.ロジャースの経営陣とPMたちによる通称「PM会」なる会議があるということで、採用広報担当として潜入してきました。

どうやら、組織が大きくなるにつれて出てきた現場課題を、PM目線で話し合ってみよう…という趣旨のようです。

「フルリモートで、どうやってエンジニア組織をマネジメントしてるの?」
「経営陣とPMが一同に集まる会で、何が話されるの?」

そう気になっているエンジニアの方も多いはず。
本日はぜひ、K.S.ロジャースの組織内を覗いていってください。

PM会の目的は?

PM会は、名前の通り、K.S.ロジャースで多くのプロジェクトを回しているPMたちが集う会です。任意参加ということで全員が揃ったわけではありませんが、それでも15名ほどのメンバーが集合しました。

目的は、「PMフォーマット」という、社内の統一フォーマットの作成について。それに加え、日頃顔を合わせることの少ないメンバーが交流できるというメリットもあります。

どのような話し合いが行われたのでしょうか…。
さっそく話題を拾ってみたいと思います。

PMフォーマット作成は、標準化の第一歩

K.S.ロジャースの業務委託率は、なんと9割。

バックグラウンドも稼働時間もさまざまなエンジニアたちが集まると、メンバー間のやり取りにコストが生まれます。PMフォーマットは、そのデメリットを超え、チームで最高のパフォーマンスを出すために企画されました。

作成中のものも含め、以下のような種類が検討されています。

・スコープマネジメント計画書
・議事録テンプレート
・メンバーアサインガイドライン
・backlog入力手順マニュアル

これまで、代表の民輪や主要PMメンバーの頭の中にしかなかった情報を一元化し、可視化して皆で活用しよう!という、とてもポジティブな取り組みです。

グループセッションがはじまった!

(グループセッションの様子。こちらはグループR)

いよいよ、「K、S、R」の3つのグループに分かれてディスカッションのスタートです。

主な目的は、現在出ているアイデア以外のフォーマット案や、既に検討されているフォーマットのブラッシュアップについての意見交換です。各グループで活発な話し合いが行われました。

「やらないことの一覧があってもいいのではないか」
「MTGの資料などをテンプレ化しておくのはよいと思う」
「チェックリストの項目が多いと、活用し切れるかどうか…」
「PMの役割・責任の定義があった方がよいのでは?」
「週報の書き方が統一されていると、プロジェクトを前に進めやすい」
「成果物一覧があるといい。判断基準が生まれる」

多くの意見が出てきます。それぞれ工夫している属人的な部分が統一化されたら、一気に効率が上がりそうです!ワクワクしますね。

さまざまな業務領域の方と組むにあたっての意見も出てきました。

「デザイナーさんがいる場合のマネジメント方法も明確にしたい」
「プロジェクトの性質に応じて、テンプレートに当てはめる必要がありそう」
「外注という言葉は使わない方がよいのではないか」

難しさも具体化されてきます。

「開発とビジネスの両軸を担う人もいる。汎用性の高いものができるか?」
「人というソフト面は、スキルだけでは測れずデータにまとめにくい」
「人の配置の全体像が俯瞰しにくい、結局、経営層に相談になってしまう」

課題は「人」の面から多く出てきました。PMのPは、プロジェクトのみならず、「People」にも及びます。これらをどう仕組化し、活かしていくか…難易度は高いけれども、よい組織には必要不可欠な議論となりました。

PMだって、、ときどき、ちょっと困っています

グループセッションのもうひとつの軸は、現状の業務で困ってることの共有です。

「テンプレやWikiなどのナレッジがもっとまとまっていたら嬉しい」
「PMがどこまでやるべきか…業務範囲を明確化できればいい」
「プロジェクトの立ち上げ時、利益をどこまで見積もりに乗せるか、迷うことがある」

じっくり話す機会の少ないPMメンバー。やっぱり気になるのは「皆はどうしてる?」ということです。このような課題の解決策が明確になれば、PMだけではなく、エンジニアの皆さんも働きやすくなること間違いありません!

締めは全体セッション

後半は全体セッションです。各グループから出た意見を全体に共有し、経営陣とPMが質疑応答形式でアクションプランを練り上げていきました。

コスト管理の課題に関しては、代表の民輪から以下のような返答がありました。

「見積もりが赤字になるかどうかは、会社にとって重要なこと。皆さんから聞く、利益を出せるよう計画したいが管理が難しいという課題は認識しています。現在、プロジェクトごとの利益率とコストが可視化できる仕組みをつくっているところです」

その他にも、プロジェクトの問題をいかに事前に把握し解決させるかなど、具体的な現場課題についての共有と解決策がどんどん出てきて、場は盛り上がりました。

PM会の最後は、画面越しに集合写真を撮って終了。
それぞれが手に何かを持っているのは、「5秒以内に近くにあるものを掴んで撮影!」という振りに応えての結果です。個性が出ますね!

皆さま、お疲れさまでした。

まとめ

1時間半ほどのオンライン会議でしたが、日々多くのプロジェクトをスムーズに進行させているプロフェッショナルの集まりということで、とても密度の高い時間となりました。

会社に会議はつきものですが、フルリモートかつ、ほぼ業務委託や副業エンジニアで構成される組織であっても、こんなに白熱した議論を交わす機会があるのはすごいことです。さすがK.S.ロジャースだなと、改めて思いました。

オンラインで業務を進めるときに必ず課題として上がる、情報共有や進捗管理の仕組みづくり。しかしK.S.ロジャースには、経営層と現場のPMが同じ目線で議論できる場が多く存在し、さまざまな現場の意見がリアルに反映されていきます。

このようなメンバーと、切磋琢磨しながら成長してみませんか?
K.S.ロジャースには、積極的に経営や仕組みづくりにかかわれる環境があります。気になる方は、ぜひご応募ください!

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