今回ご紹介するのはクラダシの物流を支える縁の下の力持ち、FBC(フードビジネスカンパニー)ロジスティクスソリューション(LS)部の「まこさん」こと馬越中(あたる)さん。
クラダシのLS部では、パートナー企業の倉庫の運用方法を見直したり、移転をサポートしたりと、物流全体をデザインし、在庫のロスが出る前に察知できる仕組みを提供しています。また、データ分析によって課題を見える化し、より効率的な運営方法を提案。さらに食品EC「Kuradashi」を運営するクラダシ独自の強みとして、賞味期限が迫った商品の買い取りや販売の提案を行うことで、フードロス削減にも貢献しています。食品を長く扱ってきたクラダシ「ならでは」の物流支援に取り組んでいます。
クラダシメンバーの中でも豊富なキャリアを持ちつつも、新しいことへの好奇心は誰よりも若々しい。長年培ってきた知識の引き出しは無限で、地名を出すとその土地の逸話や文化、物流事情までエピソードが止まらないほど。新しい物も大好きで、特に新作のコンビニスイーツには目がなく、SNSで気になる商品を見つけると、すぐにコンビニへ足を運び、いち早くチェックしてしまうそうです。
プライベートでは、高校生の娘さんを育てる優しいお父さんでもあります。最近では、親子で映画の舞台挨拶付きチケットを全力で取りにいったそうです。
そんな仕事もプライベートも全力なまこさんの夢は、「物流の面白さを伝える本を出版すること」。長年の経験を次の世代へつなぐために、今日もクラダシで全力で業務にあたっています。
クラダシの他のメンバー紹介企画はぜひ「Youは何しにクラダシへ?」よりチェックしてみてください。
YOUは何しにクラダシへ?|クラダシ公式note|note社内メンバーがどんな想いでクラダシにジョインし、どんなことをしているのか。インタビューを中心に発信していきます。note.com
目次
- 「俺がやる!」現場に飛び込んだのが、すべての始まり
- 物流に恋をした瞬間と、見えてきた課題
- クラダシは新たな「前例をつくれる場所」だと思った。
- 日々の業務では若さとスピード感に驚き
- これからの物流の未来をつくるために
「俺がやる!」現場に飛び込んだのが、すべての始まり
僕のキャリアのスタートは、複合機の営業とメンテナンスでした。いわゆる「営業マン」ですね。新卒で入った会社で5年間働きましたが、社長の急逝をきっかけに会社の方針が大きく変わり、28歳で転職を決意しました。当時はまだ何をやりたいのかも明確ではなく、とにかく「もう一度自分らしく働ける場所を見つけたい」という思いで転職先を探していました。
そんな中で出会ったのが、人材派遣を行うベンチャー企業。面接に行くと、同い年の人事担当が「時間あります?今から食事に行きましょう」と言ってくれて、その気さくさと勢いに惹かれて入社しました。営業職としてテレアポや飛び込み営業をしていましたが、なかなか成果が出なかったんです。どうすれば結果を出せるか考えつづけ、辿り着いた答えが「現場で自分が働くこと」でした。
広島の商工センターという、工場や物流倉庫が集まる地域に毎日足を運び、倉庫会社に直接人材営業をしに行ってたんですが、、なかなか相手にされなくて。そんなある日、訪問先で「お前に物流のことがわかるのか?」と聞かれ、思わず「じゃあ、俺がやります!」と口にしてしまったんです(笑)。そこから、自分がいち派遣スタッフとして物流の現場に入り、業務を通じて物流業界の特長や仕組みを学びながら、本来の業務である人材派遣の営業をつづけてました。その結果、半年後には10名以上の現場スタッフをその会社に紹介して入社させ、さらには、チームづくりまで任されるようになっていました。この経験が、僕にとってのターニングポイント。現場で実際に働いたからこそ見えた人と人とのつながりが「物流の世界」にのめり込むきっかけでした。
物流に恋をした瞬間と、見えてきた課題
現場で働く中で強く感じたのは、「物流は本当に奥が深い」ということです。どれだけ経験を積んでも、新しい仕組みや技術が次々に登場し、学びが尽きることがありません。飽き性な自分にとっては、常に刺激があり、挑戦しつづけられるこの環境がまさにぴったりだと感じています。
また、日本の物流の課題にも気づきました。
「日本は物流後進国」と言われても仕方がないほど、学ぶ環境が少ない。大学に物流の授業があるわけでもなく、社会的にも注目されづらい。なのに、社会の「当たり前」を支えているのは間違いなく物流なんです。もっと多くの人にこの面白さを知ってもらいたい という思いがずっと胸にあります。
アメリカでは「4PL(フォースパーティーロジスティクス)※」と呼ばれる仕組みが普及しています。企業の物流全体を最適化する、まさに「戦略物流」。でも日本ではまだシステム会社やコンサル会社が部分的に扱う程度。物流の付加価値が低く、投資も進まない現状に、悔しさを感じていました。
だからこそ、「自分の力で、物流の価値を上げたい」。その想いが次の挑戦の原動力になりました。
※4PL(フォース・パーティ・ロジスティクス)とは
企業の物流業務を包括的に設計・管理する仕組みです。3PL(物流業務の外部委託)より一歩進み、複数の物流事業者やITシステムを統合して最適化を図ります。企業は戦略面に集中でき、コスト削減や効率向上が実現します。
クラダシは新たな「前例をつくれる場所」だと思った。
ここでなら自分のポテンシャルを最大限に発揮できるなと強く思いました。
これまで物流の世界で実際に自分でフォークリフトに乗り、現場を立ち上げ、ECの大型案件を動かしてきました。ひと通りやってきたからこそ、次は「自分の見ていない世界を見たい」と思ったんです。クラダシは、システム会社でもコンサル会社でもない。だけど、社会課題に真正面から取り組み、物流を通じて新しい価値を生み出そうとしている。その姿勢に、強く惹かれました。
「この会社なら、前例をつくれるかもしれない」
「自分の経験を、次の世代につなげられるかもしれない」
自分が培ってきた経験を最大限に発揮しながら、新しい価値創造に貢献していきたいという想いがあふれ、ワクワクが止まりませんでした。「人生一度きりだから、やってみよう」と思い、クラダシにジョインしました。
日々の業務では若さとスピード感に驚き
入社してまず驚いたのは、チームの若さとスピード感です。SlackやGoogleツールを使いこなし、情報共有もオンラインで一瞬。ロジスティクスの世界ではメールと電話が主流だったので、最初の2週間は正直かなり苦戦しました(笑)。
しかし、このスピード感こそがクラダシの強みだと感じました。誰もが意見を出し合い、すぐに行動に移す。若いメンバーの発想力や柔軟さには、日々刺激を受けています。
一方で、入社当初はコミュニケーションの機会が少なく、少しさみしさを感じることもありました。「もう少し話す機会があれば、チームとしてもっと良いシナジーが生み出せるのでは」と思いながら、自分のこれまでの経験を共有することで、少しでもクラダシに貢献していきたいという気持ちがありました。
そこで、福利厚生制度のWelocmeランチ制度を活用してみたんです。Welcomeランチ制度とは、新メンバーが既存のメンバーを誘ってランチに行く際に、会社が費用を一部負担してくれる制度です。制度ができて以来、ここまでフル活用したのは初めてだと人事のメンバーから言われたほど、積極的に利用させていただきました(笑)
でも、これをきっかけに部署を超えたメンバーにも声をかける機会が生まれ、少しずつ関係が深まっていきました。MM(全社ミーティング)や懇親会でも会話が増え、その中でクラダシメンバーの新たな魅力を発見できるのはとても面白いですし、メンバーの考えや想いに触れることで得られる刺激は、日々前進するための活力にもつながっています。
この福利厚生制度があったからこそ、早い段階からクラダシの環境に馴染むことができ、今では「世代を超えて話せる関係」が築けつつあると感じています。
これからの物流の未来をつくるために
今はまだ、クラダシでの自分の道を模索している途中です。
でも、「自分の経験を次世代につなげたい」という想いははっきりしています。物流の現場では、性別も年齢も関係ありません。学歴だって関係ない。努力と工夫次第で、誰でも成長できる世界です。だからこそ、もっと多様な人たちに物流に関わってほしい。若手や女性、異業種からの挑戦者が増えたら、この業界はもっと面白くなるはずです。
物流の仕事は、まるでジェットコースターのよう。
天候や災害、情勢などの外部要因で、昨日と同じ日は一日としてない。常に変化の中で最善を考え、仲間と動く。だから退屈なんてしている暇はありません。逆に、「毎日同じ日が続くのが苦手」「刺激が欲しい」「ワクワクする仕事がしたい」という人には、ぴったりの世界です。
毎日退屈している人、集まれ!
と迷っている人にはぜひいいたいですね。僕自身、学生時代はうまくいかないことばかりでした。希望した進路にも進めず、社会に出てからも試行錯誤の連続。でも、物流に出会って、自分の力で道を切り拓ける面白さを知りました。クラダシには、その挑戦を形にできる環境があります。変化を楽しみながら、仲間と一緒に「前例のない物流」をクラダシでつくっていきましょう。