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土木設計士だった僕がWebデザイナーになって 〜ランサーズで見つけたデザイナーの真価 竹中哲のストーリー〜

土木業界からWebデザイナーへのキャリアチェンジ


僕は、もともと土木業界で設計業務をしていました。勢いとポテンシャルだけで採用枠をもぎ取ったので入社してからは会社の懐の深さにずいぶん助けられました。

そして3年目、大阪に異動になりました。これは事実上の戦力外通告でした。梅田のウィークリーマンションで独りテレビをつけると、iPhone3GSとかTwitterとかクラウドサービスの話題が目に付きました。見れば見るほどITという仮想世界が、すごく広大に映って。


この広大な世界でものづくりできたら、自由なんだろうなという思いがこみ上げきて。このとき初めて自分の未来に向き合って、どうありたいかを考えました。


土木には自分のいる未来はないかもしれないがITには未来があるかもしれない。ITで成功して社長になりたい。そんな欲がふつふつとわいてきました。

結果、大阪で退職、経験なしのデザイン職に転職することにしました。上司も最後まで相談に付き合ってくれて、自分なんぞに生き方を教えてくれました。応援してくれた上司や先輩、同期には全く頭が上がりません。

# 彼らとは今でもフットサルしています。不思議なもので。


大阪で2社経験したのち、niftyに転職しました。美大卒の優秀な上司・先輩らに食いつき、デザイナーと名乗れるくらいのデザイン力がついたころ、気付けばもうすぐ30歳。次のステップに行きたい。そう考えて、社長と距離が近く間近で経営を学べるランサーズにジョインしました。

# ちなみに代表の秋好もnifty出身。niftyのイベントでOBとして講演していたのが最初の出会いでしたそういったところにも少なからず縁を感じました

# 社長との距離は近かったのですが、当時は鎌倉オフィスに東京から通っていたので、会社の距離はバツグンに遠かったです


勘違いデザイナー時代


2013年4月、ランサーズに入社しました。ランサーズ社として初めて迎えたデザイナーが僕でした。ただ当時の僕は何を作ればいいのか勘違いしていて、現場では重宝がられたのですが、社長からはいつもNGをもらっていました。トップページをリニューアルする際も、コンセプトであるクラウドソーシングを表現するまでに 何度もNGが出てとても時間がかかりました。


そんな時期、会社が鎌倉から渋谷に移動し、渋谷のサービスデザイナー界隈での勉強会に参加するようになりました。この勉強会で自分の勘違いに気づきました。


とあるデザイナーが言いました。制作会社のデザイナーとサービスのデザイナーは違う。綺麗に作るのは大事だし、1pxにこだわるのも大事だが、サービスのデザイナーであれば、早くサービスを市場に出して、早くユーザーが使いやすいようなプロダクトに育てることが大事だ、と。その時に、あ、自分と会社のズレはそこだったなと認識したのを覚えています。


リブランディングプロジェクト

昨年末、リブランディングプロジェクトにジョインし会社のロゴを含むブランドのリニューアルに携わる機会がありました。実は4年前nifty時代の上司から「ランサーズ行ったらまずロゴ変えるんだよな」と転職条件ばりにクギを刺されていたので、4年越しで叶えられることが「絶対やりきる!」と思わせた最初の原動力でした。

#ちなみに、nifty時代の上司も刺したクギを覚えていて、リリース日のうちに、自分が報告するより先に気づいてくれて、向こうから声かけてもらっちゃいました。ダメな元部下ですいません。


リブランディングとは、ロゴだけではなく、ブランディングを目的とするプロジェクトです。会社はどう見られたいの?そもそもクラウドソーシングの未来はどうなる?そこでランサーズはどう存在しているのか?を社内外にアウトプットするのがゴールです。

イチデザイナーとしてではなく、法人として、会社、社会、世界はいまこうでこれからこうなるんだ、とコードにビジョンを記していく中で、サービスが関与する人の生活はこうあってほしい、など考えていました。

実際制作物自体も過去に類を見ないくらいたくさんの量があったのですが、このときは、届けた先の世界を見据えて、前向きに、前のめりに行動できました。

そうして前だけを向いて走りつづけていたら気づけば全社MVPを受賞。そして、新部署であるユーザーファーストデザイン室を立ち上げ室長に就任していました。




ユーザーファーストデザイン室について


ユーザーファーストデザイン室の仕事は、ただなんとなくデザインする仕事ではなく、ユーザーさんの声を聞き、その原因となる課題を見つけ、プロダクトに正しく反映していく仕事です。

人から課題を与えられるのではなく、自分たちで課題を探す部分、いわゆるアートの部分から行い、解決まで導くことが求められます。プロダクトに潜む課題を自ら解決できれば、社会に潜む課題を解決できる能力がつきます。

この課題発見から課題解決まで一貫してできるかどうかに、デザイナーとしての真価が問われると思っています。

サービスのデザイナーは「ファーストユーザー」と言われたりしますが、自分はサッカーが好きなので、「シュートを蹴る人」だと思います。どんな辛い試合でも、どんな難しいパスでも、シュートをちゃんと蹴る。何回セーブされても、決めるまでシュート蹴り続ける。そんなチャレンジングな人に、いっぱいパスくれるのがランサーズです。

シュート蹴りたいあなた、ぜひ、一緒に試合しませんか。必ずいいパス送ります。

▼ユーザーファーストデザイン室の募集はコチラ


リードデザイナー
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ランサーズ(東京証券取引所市場グロース(証券コード:4484))は、「個のエンパワーメント」の実現を目指して、フリーランスマッチングプラットフォームを運営しております。 <すべてのビジネスを「ランサーの力」で前進させる> <誰もが自分らしく才能を発揮し、「誰かのプロ」になれる社会をつくる> 法人・個人それぞれ2つのビジョンを掲げ、すべての人たちの生活・働き方、あり方を変革し、一人でも多くの個人が働き甲斐を感じられるよりよい豊かな社会づくりに貢献します。 また、100万人を超えるフリーランスとの適切なマッチングにより企業の人材不足、生産性向上、DX化促進への課題にも寄与し、外部人材活用によるイノベーション、技術革新を推進しております。
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