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インフラエンジニア最強説。すべてのITサービスの基盤を作っているのは私たち!

こんにちは、groxi採用担当です。
インターネットやシステムの基盤となる、ITインフラ領域全般のコンサルティングから開発〜運用・保守を一貫して行うgroxi。今回はインフラ領域を担うエンジニア「インフラエンジニア」にフォーカスしたインタビューをお届けします。
話を聞いたのは、社歴14年の大ベテランOさんと新米インフラエンジニアとして活躍中のHさん。仕事のやりがいやおもしろさをたっぷりヒアリングしました!
ぜひ最後までご覧ください!

<トップ写真左>
Hさん(2020年新卒入社/社歴4年):インフラエンジニア歴4年 【趣味】蒸気機関車に乗ること
<トップ写真右>
Oさん(2010年中途入社/社歴14年):インフラエンジニア歴7年→プリセールス歴7年 【趣味】バレーボール

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監視、分析、メンテナンス。あらゆる手段でお客さまのネットワーク環境を守る

ーー今日はよろしくお願いします!あらためて、お二人が担当している仕事内容を教えていただけますか?

Hさん:私はインフラエンジニアとして、ネットワークやサーバーなどシステムの基盤になるITインフラの設計、構築、運用、保守に携わっています。なかでも私は運用・保守がメインとなるチームに所属しています。

Oさん:僕はプリセールスとして、7名のチームでユニットリーダーをやらせてもらってます。プリセールスとはひとことで言えば「営業寄りのエンジニア」。営業に同行してお客さまのIT環境に関する課題やニーズをヒアリングして、具体的な解決策の提案、導入までの道筋を立てたりします。お客さまとの距離がもっとも近いエンジニア、といえばイメージしやすいですかね?

ーーそういえば、Oさんの最初のキャリアはインフラエンジニアがスタートだったんですよね?

Oさん:入社7年目の時、インフラエンジニアからプリセールスにジョブチェンジしました。お客さまとの対話を通してダイレクトに課題解決に応えていくことに面白さを感じるようになったんです。前職が営業職だったのでもともと人と接することが好き、という自分の性格もあるかもしれませんね。

ーープリセールスはOさんの強みが活きるポジションだったんですね。

Oさん:なのでジョブチェンジは自分から申し出ました。上司に相談したら「OK、いいよ〜」って感じで、すんなり希望が叶いました(笑)groxiは社員のやりたいことにすぐ応えてくれる風土なので、すごくありがたいです。

ーーでは、Hさんが担当している運用・保守とは、具体的にどんなことをするんですか?

Hさん:サーバーのメモリーなどの稼働状況やセキュリティに障害がないかを監視したり、定期的なメンテナンスやアップデートなどです。お客さまのネットワーク環境やシステムが常に安定して稼働するように守る役割ですね。あと、万が一不具合が発生した時のトラブルシューティングも含まれます。

ーーなかなか責任重大ですね…!

Hさん:エラーやバグの原因はさまざまなので、いかに原因を素早く突き止めるかにかかってきます。ソフトウェアやハードウェア自体の不具合だったり、サーバーやネットワークの組み合わせなどさまざまな要素が関与するので、総合的な知識が必要になるんです。

ーーHさんは新卒入社でIT業界未経験からのスタートですが、知識の習得は大変じゃなかったですか…?

Hさん:その点は、研修で学んだことがすごく役立っていますね。groxiでは入社後トータル3ヶ月の研修期間があるんですが、最初の1ヶ月はインフラに関する研修を基礎から応用までみっちりやるんです。座学のあとはすぐ実技で試すという繰り返しなので、学びっぱなしにならないんです。ただ業務の流れを覚えるだけじゃなく、自分で考える力が身に付きました。
もちろん、自分で考えてわからないことはすぐ先輩に相談します。基本的にどの案件もチームで取り組んでいるので、一人抱え込むことはまったくないです!積極的に動けばどんな小さなことでもしっかり教えてくれる社風なので、知識をどんどん吸収できるのがめちゃくちゃ楽しいですね!

開発もDXも、インフラエンジニアがいないと成り立たない!

ーーぶっちゃけ、インフラエンジニアのおもしろさ、やりがいってどんなところでしょう?

Oさん:超ストレートな質問(笑)!
そうですね、ITのすべての基礎を作る超重要なポジション…というところに尽きますかね。いまこの世の中から突然ネットワークがなくなってしまったら…もはや仕事も生活も成り立たなくなっちゃいますよね。日常のあらゆる場面で必要とされるからこそ、情報ネットワークは電気・ガス・水道に次ぐ第4のインフラとも言われています。

Hさん:裏方として社会を支えている充実感、達成感がすごいですよね!

Oさん:表立って見える部分ではないですから、正直華やかさは少ないですけど(笑)。でも間違いなく社会に必要不可欠な仕事ですよ!

ーー基礎を固める大切な仕事ですね。

Oさん:実際に携わったプロジェクトでいうと、某有名商業施設や某有名ホテルチェーンにWi-Fi環境を構築しました。ホテルが所有しているゴルフ場やアウトレットモールなどもすべて、です。いま何千何万という人が使ってるサクサク快適なネット環境は僕が整えた!って言えるのは、ささやかですが自慢ですね(笑)

Hさん:私もそのホテルに泊まったことがあるんですが、うちの会社がこのネット環境を整備してるんだな〜と感慨深いものがありました!

ーーしみじみ実感できる成果ですね!デジタル化が加速する昨今、クライアントのニーズや業界自体に何か変化はありました?

Oさん:やはりクラウドサービスの普及というのは大きいですね。これまでサーバーやネットワーク機器をデータセンターや自社内に設置し稼働させるオンプレミスという運用が一般的でした。しかし近年、IT基盤のクラウド化を検討する企業がどんどん増え、移行の過渡期を迎えています。クラウド化にはコスト削減、優れた拡張性、セキュリティの確保など数々のメリットが挙げられるので、企業にとって重要なターニングポイントですね。

ーー従来の運用方法のスキルはもちろん、クラウドに関する知識も求められているんですね。

Oさん:「2025年の壁」でも示されるように、デジタル化やDXの推進は大きな課題になっています。セキュリティやシステムトラブルのリスクが高まりますからね。DXを実行するには、ブラックボックス化した既存システムと残すシステムを切り分け、段階的に刷新していかないといけないんです。
DX推進にはインフラの整備や再構築は必要不可欠。たとえ開発エンジニアがどれだけ新たな技術を駆使しても、安定したネットワーク基盤がなければスムーズなDXは成立しません。いくら美しい建築物も土台がしっかりしていなければ傾いたり崩れてしまうのと同じですね。

「2025年の崖」とは?
既存のITインフラの老朽化・ブラックボックス化が原因となって生じる経済損失。
2025年までにDXへの取り組みを行わなかった場合、年間で最大12兆円の損失が発生し、国際競争力を失うとされる。
【参考】経済産業省:DXレポート ~ITシステム『2025年の崖』の克服とDXの本格的な展開~

専門性を尖らせるか、広範囲をカバーするかがインフラエンジニアとしての生きる道

ーーまさにIT業界になくてはならない存在ですね!今後インフラエンジニアに求められるスキルはどんなことだと思いますか?

Oさん:僕の個人的な見解になりますが「専門性を極めるか」「幅広い知識を得るか」の二択でしょうか。セキュリティでもサーバーでも、よりスキルを尖らせることですね。または網羅的な知識があれば柔軟な角度で改善提案や課題抽出ができるので、プロジェクトマネージャーやITコンサルとしてのキャリアも拓かれます。それがこの業界で市場価値の高いエンジニアになるポイントじゃないかな。

Hさん:専門性を深める・知識の幅を広げるにしても、共通しているのは新しいものに対するアンテナの鋭さですよね。

Oさん:それは絶対的にあるね。日々新しい技術が生まれてくるので、常に勉強しないと置いていかれるし、お客さまのご要望にもついていけなくなってしまうからね。

Hさん:知識のアップデートがものをいう仕事だと痛感しています…!大変ではありますが、その分成長できる環境であることは間違いないですね。

ーー普段どんなふうにスキルアップに取り組んでいるんですか?

Oさん:めちゃくちゃ初歩的なことかもしれませんが、日々のニュースを追いかけ最新情報をインプットすることですね。セミナーもその一つですが、僕だけでなくチームメンバーも普段から積極的に参加していますよ。社内の企画チームが中心になって、お付き合いのあるメーカーさんやパートナー企業さんと情報交換するという取り組みも盛んです。

Hさん:私は社内に蓄積された過去事例のログで学ぶことも多いです。こういうトラブルにはこんなアプローチで解決した、という記録が残っているので、時間がある時にチェックして自分なりに反芻しています。

Oさん:100%覚えてなくても、そういえばこんな事例があったかも…と頭の片隅に覚えてさえいれば掘り起こしたり誰かに聞いたりできるしね。

Hさん:気軽に相談できる雰囲気ができあがっているのは本当にありがたいですね。私のどんな小さな質問にも真摯に向き合ってくださるからこそ、ガンガン進んでいけます!

目立たないけど、間違いなく必要とされる存在

ーー仕事への譲れないこだわり、ポリシーはありますか?

Oさん:リーダーとしてみんなに言ってることでもありますが「常にお客さま目線で考える」こと。決してこちらの都合ではなくお客さまにとってのベストは何か。その答えを導き出すことこそがプロフェッショナルだと思っています。「お客さまのすべてのIT課題を解決する」というのはgroxiのモットーでもありますから。

Hさん:私はどんな小さな違和感も無視しないこと、でしょうか。まあ大丈夫だろうといいように考えるのではなく、細部までアンテナを張ってミスを未然に潰すことを心がけています。違和感が取り越し苦労になる時もあるんですが、それならそれでOK。大きな問題につながってからでは取り返しがつかなくなってしまいますから。

ーーそのポリシーが実務で活きたエピソードってありますか?

Oさん:対会社にではなく、僕自身に新規案件をお願いしたいとリピートしてくださったことですね。担当の方が退職された後、転職先でのインフラ構築をご依頼いただけるなど、ご縁が数珠つなぎになっていくこともあるんです。めちゃくちゃ嬉しかったですし、本当にありがたいことだなと思います。

Hさん:私はまだそんな大きな成果はなくて…。めちゃくちゃ小さなことですが、違和感に気づいてダブルチェックをした結果、ケアレスミスを防げたというのはあります。
でも、お客さま目線で考えるというOさんの言葉があらためて刺さりました。
保守の仕事は目の前のことに意識がいってしまいがちになるんですが、その向こうに必ずお客さまがいることを忘れちゃダメですよね…!

ーーなるほど。最初、インフラエンジニアはあまり目立つ仕事ではないとおっしゃっていましたが、お客さまからの感謝をダイレクトに実感できる仕事なんですね!

Oさん:それはもう間違いないですね!



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