メディフォンでは、2023年入社の新卒4期生が、それぞれ異なる部署で自身の強みを活かしながら活躍しています。語学力・国際経験・社会課題意識など、それぞれ異なるきっかけで入社した3名は、どのような思いでメディフォンを選び、入社後どのように成長してきたのでしょうか。
今回は、佐藤璃子さん、田代寛二さん、ユーリャ・ボルトネーフスカヤさんの3名に、入社の経緯や仕事のやりがい、若手ならではの挑戦について聞きました。
ーまずは現在の仕事内容を含めて自己紹介をお願いします!
ユーリャさん:
ビジネスオペレーション部 多言語サポートチームで副マネージャーを務めています。主に、外国人患者受入れ支援サービスmediPhoneにおける医療通訳の品質管理や翻訳案件の管理、通訳者の採用業務などを担当しています。
▼ユーリャさんが登場した過去の座談会記事はこちら
命の現場を、言葉で支える。―「mediPhone」を担う多言語サポートチームの使命
佐藤さん:
公共支援部 地域医療戦略グループに所属しています。自治体や医療機関と連携しながら、公共事業の入札業務や案件履行など、プロジェクトの進行管理を担当しています。
田代さん:
CEO室 新規事業開発グループに所属しながら、現在はカスタマートラスト部の副マネージャーも兼務し、クラウド型健康管理システムmedimentのカスタマーサクセス領域にも携わっています。
▼田代さんの過去インタビュー記事はこちら
部署を越えて信頼を積み重ねた新卒3年目ー涙で称えられたMVP受賞【FY25下期・MVP受賞者インタビュー】
▲多言語サポートチームの副マネージャーとして、業務中の様子(一番右がユーリャさん)
ー学生時代はどんなことに力を入れていましたか?また、就活ではどんな軸で企業を見ていましたか?
ユーリャさん:
学生時代は、日本語と英語の勉強に打ち込んでいました。ロシアの大学で学士課程を過ごしましたが、日本語は大学に入ってから学び始めたためゼロからのスタートでした。卒業する頃には通訳ができるようになりたいという目標があり、発音や語彙、通訳技術の習得に毎日取り組んでいました。
就活では、「語学力を活かせること」と「医療に関われること」を軸にしていました。母が医師だったこともあり、医療への関心があったことに加え、言葉の壁によって困っている患者さんや医療従事者を支えられる医療通訳に魅力を感じました。
田代さん:
学生時代は、海外インターンシップ事業を運営するNPO法人での活動に力を入れていました。国際交流に関わる活動を続けていたことが、自分にとって大きな経験だったと思います。
就活では、社会課題に貢献できるかどうかを重視していました。大手かスタートアップかには強いこだわりはありませんでしたが、自分で考えて動けることや、裁量を持って挑戦できる環境に惹かれ、結果的にスタートアップを見ることが多かったです。
佐藤さん:
学生時代に印象に残っているのが、学校での通訳アルバイトです。来日したばかりの外国籍の小中学生に、授業内容や持ち物などを伝える仕事をしていました。
その経験を通じて、日本語がまだ話せないというだけで、生活の中で得られる情報に大きな差が生まれてしまうことを実感しました。もともとは語学力を活かしたいという思いでしたが、次第に、在留外国人の方と日本人との情報格差をなくすような事業に関わりたいと考えるようになりました。
ー最初にメディフォンを知った時、どんな印象を持ちましたか?
ユーリャさん:
大学時代に、mediPhoneの医療通訳者として登録したのが最初の接点でした。その後、就活を始めるタイミングで正社員募集があることを知り、説明会に参加してすぐに応募しました。
他の医療通訳会社や翻訳会社も見ていましたが、患者さんと医療従事者の間に入り、外国人患者さんを直接支えられる仕事ができる点に魅力を感じ、自分のやりたいことに近い事業だと思いました。
佐藤さん:
私は、通訳や外国人支援に関わる会社を探していく中でメディフォンに出会いました。当時インターンを探していたこともあり、そのまま応募しました。
インターンでは、通訳者さんとの交流会の企画や、medimentのセミナー案内などさまざまな業務を経験しました。3か月ほど関わる中で、社員の方の人柄や会社の方針を知ることができたので、入社に対して大きな迷いはありませんでした。
田代さん:
私は新卒選考を通じてメディフォンを知りました。もともと国際交流に関わる活動をしていたので、国や文化の違う人たちの橋渡しができる仕事がしたいと思っていました。
最初から外国人支援領域を深く見ていたわけではありませんでしたが、Wantedlyでスカウトをいただき、事業内容を見た時に、学生時代に取り組んでいたことと親和性があると感じました。
ー入社前に不安はありましたか?実際に働いてみてどうでしたか?
佐藤さん:
インターンの頃から「自分で仕事を取りにいく姿勢が大切」と聞いていたので、主体性が求められる環境だろうとは思っていましたが、実際は想像以上でした。待っているだけでは成長できず、自分から手を挙げて動くことが求められます。
一方で、挑戦したいことがあれば任せてもらえる環境でもあります。今では自治体案件の推進や事業運営にも関わるようになり、自ら動くことが成長につながると実感しています。
▲前回のアワードでVIP受賞した時の様子(一番左が佐藤さん)
ユーリャさん:
メディフォンだからというより、日本の会社で働くこと自体に不安がありました。日本語ネイティブではない中で、自分の考えをきちんと伝えられるのか、会議で意見を求められた時に対応できるのか、といった心配です。
また、国や文化によって働き方やコミュニケーションのスタイルも異なります。その中で自分らしく働けるのかという不安もありました。
ただ実際に働いてみると、バックグラウンドに関係なく、一人ひとりの意見や専門性を尊重する文化がありました。今では副マネージャーとして業務改善やチーム運営にも関わっており、自分らしさを活かしながら挑戦できていると感じています。
ー入社後はどのように配属が決まりましたか?また、どのような役割を期待されていると感じましたか?
田代さん:
入社後は各部署の説明を受けながら事業理解を深め、その上で希望や適性を踏まえて配属が決まりました。
メディフォンでは経験年数よりも、「事業を前に進めること」が重視されていると感じます。新卒だから補助的な業務だけを担当するのではなく、自分で考え、改善や実行まで担うことが期待されていると思います。
ユーリャさん:
私は面接の段階から多言語サポートチームへの配属を想定して話が進んでいました。語学力を期待されていたと思いますが、それだけではありません。業務フローの改善やチーム運営にも関わり、組織づくりの一員として活躍することも求められていたと感じています。
佐藤さん:
私の場合は、最初から決まった役割があったというより、自分の興味や強みを活かしながら挑戦させてもらえた感覚が強いです。その分、自ら役割を広げていくことも求められますが、若手でも手を挙げれば挑戦できる環境だと思います。
ー裁量を持たせてもらえたと感じた経験があれば教えてください。
佐藤さん:
新卒1年目から、入札案件の確認や提案書作成、案件履行まで一連の業務を担当していました。
特に印象に残っているのは、100〜200人規模の事業説明会の運営や、厚生労働省補助事業であるJMIP推進事業への参画です。年度を通じた進行管理も担当し、早い段階から責任ある業務を任せてもらえたことで大きく成長できたと思います。
田代さん:
入社後はmediPhoneのマーケティング担当として、Webサイトに掲載するブログ記事やホワイトペーパーの制作、メール配信などを担当していました。
さらにWebサイト全体のトラッキング体制構築にも関わるなど、新卒でも重要なプロジェクトを任せてもらえる環境だと感じました。
ー入社後、特に苦労したことや失敗した経験はありますか?また、その経験を通じて、自分自身にどのような変化があったと感じていますか?
佐藤さん:
新卒1年目に担当した入札案件で、システム操作ミスにより入札を完了できていなかったことがありました。
当時は大きなショックでしたが、周囲からは責められるのではなく、再発防止に向けたサポートをしていただきました。それ以降は確認フローを見直し、最後まで完了を確認する習慣が身につきました。
現在は自治体や社内各部署など、さまざまな関係者との調整を担っています。相手ごとの立場や考えを理解しながら進める力は、この経験を通じて身についたと思います。
田代さん:
私は、マーケティングを担当した後に営業も兼務するようになったのですが、営業にはかなり苦労しました。最初はなかなかアポイントが取れず、思うような成果が出ませんでした。
そこで意識したのが、まず行動量を増やすことでした。量をこなしながら上長からフィードバックをもらい、トークスクリプトや提案内容を改善し続けました。
メディフォンでは細かく管理されるというより、自分で考え、最後までやり切ることが求められます。意見を出すだけでなく、実行まで責任を持つ大切さを学びました。
▲全社キックオフでスピーチする様子(田代さん)
ユーリャさん:
1年目、2年目は通訳業務が中心だったので、通訳の中での反省や改善は日々ありました。
大きく苦労を感じるようになったのは、業務管理を任せていただくようになってからです。フローを整えたり、コミュニケーションの方法を整理したりと、それまでとはまったく違う役割が求められ、「自分には向いていないのではないか」と悩むこともありました。
そんな時、上長から「新しい仕組みをつくる時は、認識のずれや摩擦が生じるのは自然なこと」と声をかけてもらいました。それ以来、一度で完璧を目指すのではなく、軌道修正しながら改善していくことを意識するようになり、気持ちが楽になりました。
ー今後、どんなことに挑戦していきたいですか?また、就活生にメッセージをお願いします!
ユーリャさん:
今後は、医療通訳者として会議通訳や同時通訳にも挑戦していきたいです。また、副マネージャーとして、より大きなスケールで組織や仕組みづくりにも関わっていきたいと思っています。
就活生の方に伝えたいのは、「焦らなくて大丈夫」ということです。不安になる時ほど自分を責めず、自分の味方になってあげてほしい。時には休みながら、自分の体や心と相談して進んでいくことも大切だと思います。
佐藤さん:
公共事業の視点では、医療通訳をはじめとした外国人医療支援を、全国の自治体へさらに広げていきたいです。どの地域に住んでいても、安心して医療を受けられる状態をつくっていきたいと思っています。
就活生の方には、「思ったよりなんとかなるから、一旦やってみてほしい」と伝えたいです。飛び込んでみてからわかることもありますし、失敗もどんどんしていいと思います。
田代さん:
まずはmedimentのカスタマーサクセス領域で、サービス品質を落とさずに価値を届け続けられる体制を整えていきたいです。さらに、メディフォンの事業は医療・健康という"命"に向き合う領域です。今後一層その状態に近づけていきたいですね。
また就活生の方には、最初から明確にやりたいことがなくてもいいと伝えたいです。「少し興味がある」くらいのことを、自分のやりたいことにしていく感覚も大事だと思っています。
入社のきっかけも担当領域も異なる3名ですが、共通していたのは、年次に関係なく自身の領域で最初から全力で取り組んできた姿勢でした。
メディフォンでは、経験に関わらず、一人ひとりが事業づくりの担い手として挑戦できる環境があります。この記事が、医療や健康領域における社会課題の解決に関心を持つ皆さんにとって、未来を考えるきっかけになれば幸いです。